搾取されやすい体質を止めたい
私はどこのコミュニティに行っても、当然のように何かを頼まれたり、面倒事を押し付けられたりしがちです。
多分原因は育ちにあって、両親が共働きだったのですが、他に兄弟がいるにも拘わらず、母から私にだけ家事を頼まれたりしていたせいです。ふと疑問に思い、「どうして私だけ急いで帰って洗濯物取り込んだり、お皿洗ったりご飯用意しなきゃいけないの?」と聞いたら、「他の兄弟は言っても聞いてくれないから、ちゃんと聞くあなたにお願いしてるんだ」という、何とも微妙な返答をされました。
自分の本意では無いのに、頼みやすいオーラが出るようになってしまったのでしょうか。そういう背景があり、主に仕事で上司から、当然のように大変な案件を押し付けられたり、他の人には言わないであろう必要以上の叱責をされたり、あまり仕事が得意ではない人のフォローを頼まれたりします。他の人のミスなのに、「あなたがちゃんと見てくれないと 」と言われたこともあります。他の人にはそんなことを言っているのを見たことがありません。
親元を離れたらあのような扱いから解放されると思っていたのに、どこに行ってもこちらの性質に付け入るような人が居て、心底うんざりしています。
気の持ちようとも思いますが、いつも理不尽に耐えかねてイライラしてしまい、最近は仕事に行きたくありません。それでも私は、この生き方を受け入れるしかないのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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「都合のいい人」からの脱却。
こんにちは。
ご相談内容からひーさんは非常に真面目で人柄がいいのでしょうね。あと周囲の人達よりも少し大人びて落ち着いている印象を周りに与えているのではと思います。
こうした人はそれなりにいらっしゃるのですが、ポジティブに捉えるならば人から信頼されている、また場合によってはその信頼に応えることでさらに上を目指せることもありますが、いつもいつもそうではたまったものではありませんよね。
若い頃私も周囲の代表として叱責されたり自分にばかり仕事を頼まれたりといったことが多くストレスでした。
今なら一目置いてくれていたんだなと思えますが、当時はとてもそんな風には思えませんでした。
頼まれやすい人には良心的な人が多く「相手の期待にはなるべく応えたい、力になってあげたい」という思いが本能的にあったりします。
一方で頼まれにくい人はどこか気軽に人を近づけにくいオーラが出ています。
こう書くとネガティブな印象ですが、必要以上に無関係な責任をしょい込まない、他人との距離感を保つという点では優れたスキルです。こうした人には他人が甘えた感情で近づいてくることはありません。
生まれ持った性質というものがあるので一朝一夕にそういうスキルを身に着けることは難しいですが、自分の考え方を少しづつ変えていくことで徐々にそういう雰囲気は出てきます。
・人から頼られること自体は決して悪いことではない
・でも自分の時間や相手の成長をストップさせるだけのような甘えた頼み事はキッパリ断る。(断り方はありますが、字数の関係で省略します)
・上司などがこちらの力量を測るために頼んでくるような事柄はむしろ引き受ける。ただしあまりにも荷が重い場合は助っ人を付けてもらうことを条件にしたり代替案をお願いする。
・・・色んなケースがあるのですべてに当てはまる回答というのは難しいですが、少なくとも他人と一度線引きをする、一定の距離感を持つんだと自分に言い聞かせることで少しずつ頼まれやすい雰囲気を変えていくことはできます。
あとは年齢と共に経験・場数を踏んでいくうちに自然と身についていきますよ。
嫌なら断る
嫌なら嫌だと断りましょう。
コミュニケーションはそこから始まります。
断るイコールケンカではありません。
追記
相手に対する慈悲の心さえ忘れなければ、きっと明るい人生になります。
質問者からのお礼
願誉浄史様
ご回答ありがとうございます。断れる状況ばかりでは無いのもあり、質問させて頂いたのですが、尽力します。自分の意思表示が結局重要なのですよね。ありがとうございました。
渡部仁海 様
ご回答をありがとうございます。そうですね、こちらも良かれと思って考えなく引き受けてしまっている部分はあると思います。
今後は頼まれ事に対し、ストレートな言い回しは避けつつも、やんわりかわしながら対応出来るように意識してみようと思います。
また、更に上の上司も大体図々しいタイプの人の言いなりなのですが、何もしないよりはマシなので、本当に困ったら周りの人を頼ろうと思います…!少しづつ自分の在り方を変えられたらと思います。
この度はご回答をありがとうございました。