不安なことがたくさんあります
最近とても疲れています。
趣味であるゲームや読書も今は全く楽しく感じません。
少し人間不信に陥っています。
今までも同じような事がたくさんありました。
その度に自力で解決しようと頑張ってきました。
それでも、解決したのは一時的で根本的な解決にはなっていませんでした。
学校生活・部活と私生活、勉強や人間関係の両立が出来ません。
毎日がいっぱいいっぱいでつらいです。
でも絶対に自力で解決し、立ち直りたいです。
どうしたら元気とやる気が湧きますか?
回答よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「他力」の海でプカプカ
Irisさん、ご質問読ませて頂きました。
今まで、時間を忘れて楽しく取り組めていたものが楽しく感じなくなるのは辛いものですね。
しかし、人間を含め、この世一切のものは必ず変化しますから、変化の過程にあると思い肩肘張らずにその流れに身を任せてみてもいいのではないかと思います。
Irisさんは「自力」での解決を望まれておられるようですが、
私は「他力」での解決をおすすめします。
「他力」というと、なんだか人を頼りにしてばかりの情けないイメージが沸いてきますが、本来はそういう意味の言葉ではないんです。
私達は「自分で生きている」と思って日暮らしを送っていますが、
果たしてそうでしょうか?
自分で生きているなら、自分の思うように心臓を動かしたり休ませたり出来そうなものですが、ご存知の通りです。
私達は常に呼吸をしていますが、毎度毎度「吸って〜、吐いて〜」と自分で意識をしてやっているでしょうか?
まばたきも同様です。
「目乾くからそろそろまばたきを」
なんてイチイチ考えなくてもやってくれてるわけですね。
ものを食べて、消化し、排泄する。という一連の流れもそうです。
意識せずとも、ちゃんと生きるために体がやってくれているわけです。
科学的には、自律神経?と言うことができるのでしょうが、
仏教的には「他力」と受け取ります。
私達(いのち)を生かそうとする大いなる働きのことです。
私達は皆この「他力」に生かされて生きています。
「自力」でバタバタしないでも、他力に身を任せてプカプカ浮いていればいいんです。
肩肘に力を入れてバタバタもがけばもがくほど溺れてしまうわけです。
力を抜いて、他力に身を任せてみてください。必ず沈むことはありません。
そうやってプカプカ浮いているうちに、あら不思議、おのずから元気ややる気が湧いてくるものです。
Irisさんがよりよき1日を送れますように。
南無阿弥陀仏(他力に身を任せましょ)
質問者からのお礼
ありがとうございました。
とても参考になります。
最近はだんだんと正常に戻ってきています。