亡くなった夫は何を考えている?私は邪魔?
夫が亡くなった経緯(過去に質問させていただきました。自死でした。)から、後悔を背負って過ごしています。
私は答えを探すように、知り合いに夫のことを聞いてみたり。周りは「彼は結婚したことを後悔してないはずだ!」と言ってくれます。一方で本音かはわかりませんが夫は「結婚するずっと前から嫌い」と一部に言っていたようです。人間は一面ではないでしょうが、ショックでした。
そして、変な話なのですが、夫は夢に出てくるのですが、ほとんどは夫から離婚を切り出される夢か、夫が浮気をする夢です。
一体夫は最期に、その少し前から何を考えていたのか。家族や私のことが嫌で逃げたくて仕方なかったのか。それとも真逆なのか。離婚を切り出される夢を見るたびに泣いてしまいます。
会いたいと思うことすら罪になっているのかと思えてしまいます。それでも好きと思っているから、鬱陶しいから夢で夫に離縁を言い渡されているのではと感じています。
夫が亡くなったことや手を合わせることについて心無い言葉をかけてくる親戚たちもおり、精神的に参りました。
夫はあのとき何を考えていたんだろう、亡くなる少し前に話せば止められたかもしれない、心残りです。そして、押し付けがましい私の「何年たっても好き」という気持ちをどう感じているのか、なんとなく、知りたいと思っています。
あの世でも、できるなら次の世でも一緒に添い遂げたいという気持ちは、邪魔なものなのでしょうか。消せそうな気持ちでもないのも罪悪感でいっぱいです。
お坊さん、一般的な夫という立場でも構いませんので、答えてくださると助かります。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの思いをお聞かせ下さいね
拝読させて頂きました。
旦那様がお亡くなりになり今もあなたは様々旦那様への思いが心の中をあふれているのでしょう、お亡くなりになられたその理由や原因を探したり、ああするばよかったもう一度こうしてあげれば亡くなることはなかったのではと後悔もなさったり、深い悲しみやさみしさにさいなまれておられるのかもしれませんね。あなたのその旦那様への深い思い全てはわからないですけれども、あなたのお気持ちを心よりお察しします。
旦那様が仏様に救われます様にと心を込めてご供養申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
旦那様は必ず仏様がお導きなさって下さり、先に往かれた親しい方々やご先祖様方に優しく迎えられます。旦那様は仏様のもとでご先祖様方と一緒に心から安心なさるでしょう、抱えていた一切の迷いや苦しみからも救われて心から穏やかになり、ご先祖様方と一緒に清らかに何の憂いも無くご成仏なさっていかれます。そしてご先祖様方と一緒にあなたやお子様やご家族の皆様をこれからも優しくお見守りなさって下さいます。旦那様はいつも優しくあなたやお子様に寄り添い穏やかに微笑んで下さいます。
ご生前中のことはご本人でなければ詳細にはわからないですが、旦那様は様々なことを思いいろんなことで悩み苦しんでいたのではないかと思います、旦那様はいろんなことを考えているうちにご自分のことを追い詰めてしまったのではないでしょうか。人は弱いもです、いろんな要因が重なり合って精神的にも追い込まれていくと自分で自分のことも分からなくなってしまい、心の病にもなってしまうものです。旦那様のその時の心のあり様は定かではないでしょうけれども様々な巡り合わせやタイミングが重なってご自分の生命を絶つことしか選択肢はなかったのかもしれません。
旦那様はご自分の人生を一生懸命の自分なりに生き抜いていかれたのではないでしょうか?あなたやお子様やご家族の皆様にめぐり会い、辛いことや苦しみもあったでしょうけれども皆様と一緒に一生懸命に充実した人生を生き抜かれたのではないかとも想像します。
旦那様は今は怒りも憎しみも苦しみも一切消え去り仏様のもとで心安らかに円満に皆様を優しくお見守りなさって下さいます。
いつの日かあなたが天寿を全うなさる時仏様があなたを導き旦那様が必ずお迎えになって下さいます。それまで旦那様を思って下さいね。
質問者からのお礼
返信ありがとうございます。
月日が流れても、後悔や空虚感やいろんな気持ちが消えないのに、この世にいない人を恋しくなり、周りには叱責を受け涙の途切れない日々でした。
答えようのない疑問に思いを巡らせてくれたお坊さんにありがたく感じます。夫は気を使いすぎる人でした。それを鼻で笑い、小馬鹿にする人もいました。ある人は夫を弱い人間と吐き捨てました。心ない言葉は亡くなってからも続き、今でも辛いです。食い止めて夫の思いを受け止められず後悔しています。
できることなら生きていて一緒に歩みたいですが、この世では難しいです。
もしも天寿を全うしたときに会えるのであれば、夫にはずっと語りかけようと思います。それが夫の供養に繋がるのならば。
お迎えがきたときは、夫が許すならば安らかに二人寄り添って過ごしたいです。この思いを知っているお坊さんがいることで少し救われます。