hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

毎日何かしらの悪いことをしてしまいます

回答数回答 2
有り難し有り難し 24

こんばんは
いつもありがとうございます
相談なのですが、毎日何かしらの悪いことをしてしまいます

ほぼ毎日悪いことをしてしまってます
授業中寝てしまったり、手料理が口に合わなくて吐いてしまったり、傷つけるつもりはなかったのですが私の発言で人が傷ついてしまったり、私の勘違いで怒ってしまったりします

その都度反省しますし、もうしないと心に決めるのですが、次の日にまた、悪いことをしてしまいます

そんな自分が大嫌いです
人を傷つけてしまうような言動をしたくないです

どうすれば悪いことをしなくなりますか
文章が下手ですみません
お願いします


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

日向さん、こんにちは。
ご質問拝読させて頂きました。

毎日何かしら悪いことをしてしまうとのことですが、

毎日何かしら悪いことをしてしまうのが人間です。

私も、もれなくその1人です。

大事なのは
懺悔(さんげ)することです。

懺悔は反省や後悔とは違います。

自分の過ちや至らなさを、
神や仏や目には見えない偉大なる存在(ザックリと私を見守る目には見えない存在と思ってください)に対してそれらをオープンにすることです。

反省や後悔は、そこには人間しかいません。
それに対して懺悔は、人間ではない偉大な存在がそこにあります。

その存在に自分の全てをさらけ出しオープンにすることで初めて癒される気持ちがあります。

仏教(特に南無阿弥陀仏と称える宗派)では、人間はみんな凡夫(ぼんぶ)といって不完全で至らないところのある存在。と教えています。

私達はみなもれなく凡夫なんです。

そして、そんな凡夫を
「そのままのあなたでいい」
と見守る存在が仏様です。

どんな日向さんもあたたかく見守ってくださっています。
ぜひ、自分1人で反省するのでなく
仏様にオープンにしてください。

{{count}}
有り難し
おきもち

生きるための仏教 生身の私達のための仏教 私たちが人生を歩む上...
このお坊さんを応援する

善悪に2種類あり

まして、一つ目の善悪は、普通の道徳的な善悪です。悪いことをした、善いことをした、です。
 これは、心をいつも、善の方向にもっていって、悪意のないように心がければ上達します。
 もう一つの善悪は、上手、下手の善悪です。悪意はなくても、やり方がうまいかうまくないかで、相手の受け取り方が変わります。相手の、自分に対する見方も、こちらの意図とは関係なく、変わります。
 これについては、落ち着いて、目の前のことにしっかり集中してやれば、上達します。失敗しても、善後策が取れるようになります。これは訓練次第です。まず落ち着くこと。ゆっくりやる必要はなく、落ち着いて、これはこれ、これはこう、と、一つ一つをしっかり行うと、上手になります。

{{count}}
有り難し
おきもち

初期仏教というか仏教本来の教えを学びつつ、その在家信者のあり方から見た日本...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ありがとうございます
これからはもっと落ち着いて、考えてから行動します
それでも、失敗してしまったときは仏様に嘘偽りなく話します

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ