母親との関係について
私は父が亡くなり母のみ存命なのですが、生前から父と母は仲が悪く、喧嘩をするたびに幼い私に、『一緒に死んじゃおうか』と言っていました。
私はそれがすごく嫌だったので先日母と口論になった際に、『死ぬ死ぬいうなら私に何も言わないで好きにしてよ!』と言ってしまいました。
また、以前から母は『お父さんと結婚したのはお前が欲しかったから。お前と弟がいれば満足。』とよく言っており、幼い頃は嬉しく思っていたのですが、成人した今でも言われることがあり、父との結婚を決めたのは母自身なのに、私を理由にされている様で違和感を感じてしまいます。
さらに、私の実家は父の借金により無くなってしまったのですがアパートでは飼っていた猫を飼育することができず母の実家に預かってもらっています。
猫は家族みんなで飼っていたのですが今は母が主に世話をしてくれています。
しかし、元々母は実家と折り合いが悪いため通わなくて済む様に猫と一緒に住める家がほしいと言って探しています。
私に、『家を買って』と冗談で言っていたのですが、最近になって『家を買って』と言う頻度が増えたり、『早くおうちを買ってくれる旦那さんをもらってね』と言ったりすることが増えました。
在学中や社会人になってすぐはずいぶん母に援助してもらい本当に感謝しています。
でも、時々、母は生きる楽しみや将来のことを私に期待し過ぎている様な気がして苦しくなります。家を買う様な財力もありません。
社会人になって、別々に暮らしている今でも出掛けたりする際は誰とどこに行くのか詳細に聞いて来たりします。
私も私でもういい歳なのに母に秘密があると悪いことの様に感じてしまい、共依存の様な状態になっているのではないかと不安もあります。
ここまで育ててくれた母には感謝しかありません。私を育てるのにお金がかかってる事もわかります。でも母が時々重くなって遠くに離れたくなります。
この様な気持ちを母に伝えようと思っても途中で喧嘩になってしまったり、母に『頑張って来たのにもうお母さんはいらないのね』と言われたり『あんたは理屈っぽくて難しい話ばかりする。お母さんが悪かったよ』と言われ結局ケンカになってしまいます。
私も自分の思っている事をうまく言えず結局ひどい事をいってしまいます。
この違和感とうまく付き合い、母にひどい態度を取らない様にするのはどうしたら良いでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
それぞれの人生を生きていきましょう
拝読させて頂きました。
あなたの文面を読ませて頂き感じたことはお母さん自体がとてもさみしいをだなと感じました。あなたや弟さんを一生懸命に育て上げてお母さんとしてもできることをしっかりとやっていらしたのかと思います。性格や考え方の合わないご主人との生活もお母さんとしては無理に我慢を強いられたり、ご主人の借金の為に辛い思いもなさっていらしたのかもしれません。ですからあなたへの思いはなみなみならぬものでしょうからね。どうしてもあなたにも弟さんにも精神的に依存してしまうようにも思います。
詳細にはわからないですけれどもお母さんも心身共にいっぱい一杯だったのでしょう。
とはいえどあなたの人生はあなたの為のものですからあなた自身の生き方や考え方で生きることが大切です。あなたはもう立派に成人なさりあなたのお仕事も持って自分自身の道を歩んでいらっしゃるのですからいちいちお母さんに何でも報告したり許可を得たりお母さんに気兼ねすることなく自分の選択や判断で生きていけばいいかと思います。
ですから精神的にも自立なさりあまり干渉し合うこともせずに適度に距離を保ってもいいかと思います。
あなたもご自分の人生がありますし、お母さんにはお母さんの人生があります。それをそれぞれが理解することも必要かと思います。
親子関係はそれぞれの家庭で違うとは思いますがやはり親は親であり子は子の人生がありますからね。どうしても近いと依存度は高くなりがちですから少しずつでもお互いを尊重し合う気持ちの切り替えは必要かと思いますし、それがお互いの為でもありますからね。
いずれにせよあなた自身のこれからの人生をあなたらしく生きていく為に、お母さんにはお母さん自身のこれからの人生を生きていく為にもそれぞれにお互い一人の人間として大人として個人として尊重しあっていきましょう。
あなたがあなたらしく生きて、お母さんがお母さんらしく生きてそれぞれの人生を豊かに充実して生きていかれますようにどうか心がけてみて下さいね。
あなたのこともお母さんのことも心より応援させて頂きますね。
質問者からのお礼
あたたかいご回答ありがとうございます。
たしかに距離が近過ぎてお互いを尊重という考え方ができてなかった様な気がします。
母の事だけではなく自分自身の事も見直していきたいと思います。
ありがとうございました。