自分にも他人にも厳しくしてしまう
職場でちゃんと仕事をしない、できない同僚に対して厳しくしてしまいます。
もちろん、他人にそれを求めるからには、自分もミスがないように迷惑をかけないよう完璧な仕事を目標にしており、それでもミスしてしまったり失敗することもありますが、その時は反省して同じ失敗を繰り返さないよう、再発防止策を講じるなど気をつけてきました。
ただ、同僚にはやりたい仕事しかしない人・同じミスを繰り返す人・主体的に仕事をしない人がいて、仕事中におしゃべりばかりだったり、ネットを見ていたり、もっと一生懸命仕事をしてほしいという不満や怒りを感じることが多いです。
ただ、その不満を上司に愚痴っていた時、世の中の人は私が求めるほど仕事に注力したいと思っていないとか、もう少し自分を客観視した方がいいと言われました。
正直、言われたその時は仕事をちゃんとやるのは当たり前では?という思いで一杯だったのですが、このサイトで他の方の質問を見るうちに、その考えが傲慢だったのかなと思い、何が正解か分からなくなってきてしまいました。
私は自分が偉いだなんて思っていない(むしろできない人間だから努力したい)と思っていて、人間みんな大したことないのだから努力したらいいのに、と思っていたのですが、この考えこそ傲慢だったのでしょうか。。
取り留めのない文章で恐縮ですが、上記を見て感じたことや、アドバイス等あればご助言いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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傲慢と感じる人もいる
きっとあなたは賢い人なので、さまざまな角度から考えられるのですね。
だからこそ、ご自身でも傲慢か傲慢ではないか迷ってしまうのでしょう。
あなたの質問自体が、すでに答えではないでしょうか。
人それぞれに価値観や事情や能力が違うし、傲慢と感じる人も感じない人もいる。
それが現実です。
私たちには誰にでも欲・怒り・怠け・プライドの煩悩があります。
煩悩は悩み苦しみストレスの原因になります。
まずは、自分の煩悩に素早く気付くことと、他人の煩悩には慈しみと寛容を心がけることが、私たちの心の成長につながると思います。
みんなそれぞれに煩悩がある。
おたがいさまですね。
質問者からのお礼
御助言いただきありがとうございます。
欲・怒り・怠け・プライド、思い当たる節がありすぎて…でもこれはみんな同じなんですね。私は自分の煩悩も人の煩悩も赦すことができなくてストレスを感じていましたが、おたがいさまですね、という言葉で少し心が軽くなりました。
まだまだ未熟者ですが、少しでも心を豊かにするために、自己の煩悩への気づきと他者への寛容さを養っていきたいと思います。