定職についたらいざどっこい
いつも お世話になります。 今日は 職場の人事的なことで相談させてください。 実は 私の職場にあまり良くない人事と言うか 私の目から見て 仕事を真面目にやろうとしていないと言うか そう言う人材がいます。 ただこの人たちを見ていると思うことがありまして 何というか パワハラ上司と呼ばれる人たちが社会問題になりつつある今ですが、 私は今どちらかと言うと そのパワハラ上司に共感してしまいそうな状態なわけです。
理由はこの 不真面目な人材です。
ただ私だって決して人のことを言える立場じゃないのはわかっています。 ただ 以外なところに修羅界の入り口を見つけてしまったな と思ってしまいました。どうすれば、こう言った人たちと向き合っていけるでしょうか?
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どっこい、お釈迦さまでも…
私も昔はいわゆるクソ坊主をあげつらう言動をよくしておりましたので気持ちは分かります。
そんな私が「クソ坊主でも悪く言ったり当たったりしちゃダメだな」と考えを変えたのは、ある論文を読んだのが転機でした。
https://ci.nii.ac.jp/els/contents110006997907.pdf?id=ART0008909172
p.126のグラフが要点なのですが、要するにお釈迦さま直接の弟子でさえ半分近くはロクな動機で出家していないんです。友人にくっ付いて行って出家したとか、何だかよく分からんが元の師匠がお釈迦さまに論破されたからみんなにくっ付いて鞍替えしたとか、本社ビルが立派だから(祇園精舎の建立)とか、借金から逃げるためとか…
オマケにお釈迦さまが亡くなった時、「よっしゃあぁぁぁーーー!!!アレはダメ、コレはダメってうるさく言う奴が死んだぜ!自由だぁぁぁ!!!」って喜んだ弟子すらいたそうです。天邪鬼(あまのじゃく)の語源です。
お釈迦さまが直接指導した教団でさえ、不真面目な連中は一定の割合でいたんです。
じゃあそれって、社会のどこに行っても不真面目な人と出会うことは避けられないということですよね。怨憎会苦(おんぞうえく)と言いましてね、会いたくない人と会ってしまうことは、思い通りにならないんです。
だったら不真面目な人を嫌えば嫌うほど、そのたびに不快な思いをするのは自分ってことです。そいつぁ損な生き方だと思いませんか?
もちろんそんな人材のモチベーション向上のための努力は大切ですよ。でも、全員が全員変われるわけではないということは腹をくくるべきです。それはそれでその人の生き方なのですから、それなりに尊重しないといけませんしね。そして他人を自分の思い通りにしてやろうという思いは、結局自分に突き刺さるということも知っておかねばなりません。
それを踏まえて、まぁ、ボチボチやりましょう。
質問者からのお礼
大慈 和尚 回答 ありがとうございます。