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キツい

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有り難し有り難し 17

イベント事などで切羽詰まると、自分でも気づかないうちに言圧というか語気が強くなってしまうようです。
全てが終わったあとで、友人などに言われてそうだったのかと気づきます。自分でもなるべく優しく言っているつもりだったのですが、治すことは難しいのでしょうか…


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

イライラの原因は自分自身

ゆとりがない時、人は自分で自分を責めています。周りからの言葉も必要以上に自分ごとにしてしまったり、敏感に反応し過ぎてしまったり、、、。
受け取り過ぎてしまうのですよね。
知らず知らずにだから困る、周りはもっと困るものです。
まず、そんな時自分はどうなっているか観察することです。そして、思いと、事実がごちゃごちゃになっていることに気付いてください。

思いは事実ではありません。誰もあなたを責めてないのになんだか焦らされているように感じる。
車を運転している時、後ろの車との車間の取り方は人によって違うものです。しかし、自分本意で見ていると、後ろの人は何にも意識していないのに後ろを走る人が煽ってきたと、勝手を言います。そしてイライラしたり焦ったりするのです。

相手の気持ちは分からないものです。ただそうなっている事実があるだけなのに、そこに相手はイライラしている、煽っていると決めつけ、自らを自らが責めているのです。

あなたが人に当たるような態度をとってしまう時は、どこかで必要以上に頭を働かせているものですよ。
事実と思いの区別をして、事実に生きる道を選んでくださいね。

禅に興味がありましたら、坐禅会へどうぞ。

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有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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