父に会えない。
1年前までわたしの家族は仲が良いと思っていました。
3年前より一人暮らしを始め、実家を出てました。それなりに実家に帰って家族とのひと時を楽しみ、不定期で連絡のやりとりをしていました。
昨年よりコロナによって実家には帰りづらくなったこともあり、ひとりの時間が増えました。
ある日、父からの暴言を受け殴られたことを突然思い出しました。小学生の頃の記憶です。状況もその時の感情も一気に思い出しました。あまりの衝撃で涙がとまらなくなり体が震え続けました。
きっかけは毎回異なり、事あるごとに思い出すようになりました。
思い出してみると、父と母は幼少期から大きな声で喧嘩をし、酷い時は包丁を取り出すこともありました。
わたしは布団を頭からかぶり、父が部屋に入ってきても寝たふりをし、声を殺していました。
思い出した記憶の中では恐怖が強いものばかりですが、楽しかった記憶もあります。
なぜ、こんなことを忘れていたのか、思い出してからと言うものの父にはどうしても会えそうにはなく、連絡もまともに返せなくなりました。
連絡が疎かになった私を、父が心配していると姉から言われました。昔に比べ、丸くなった父を理解しているので連絡をとりたい、実家に帰って父に会いたいという気持ちはあるのですが、どうしても無理なのです。
どうしたら父に会えるのでしょうか。
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会ってしまえば意外と平気かも
会っていないことにより、頭の中のイメージが無駄に膨らんでいるのかもしれません。
現在の現実のお父さんに実際に会ってみれば、どうってことはないかもしれません。
私たちの細胞は新陳代謝で入れ替わり、昔のお父さんと今のお父さんは別の物体です。
記憶データを相続しているから同一人物だと錯覚しているだけで、実は瞬間瞬間ごとに別人、新しい生き物なのです。
だから、仮に昨日大喧嘩した相手とでも、今日は冗談を言いあって笑う方が良いのです。
そうしなければ、たとえば戦争だってなくなりません。
お父さんの件にかぎらず、昨日の敵も今日は友という生き方を目覚ましょう。