性格の一部を咎められた
以前に「就活中の彼を支えるには」という質問をさせて頂いた者です。
直近で彼と話し合った結果、このままお付き合いを継続させていくのは難しいとの結論に至りました。彼自身が別れを切り出した形ではありますが、お互いに納得して出した答えです。しかし、様々な要因がある中で私が一つ気になっている部分があるのです。
最終的には、彼が私の性格の一部分に対して抱いていた生理的な嫌悪感に耐えきれなくなったとのことでした。ただ、その部分が嫌になった…というのは、私に対してあまりにも不誠実ではなかったかと思うのです。
彼は今まで何回もそういった部分を指摘してきたと言いました。その意味では確かに私が全面的に悪いのですが、なかなか性格を変えることは難しくもあります。もちろん今回の件で自分で痛い目を見たわけですので、改善の努力は欠かさずしていくつもりです。
自分の性格につくづく嫌気がさします。
このままどんな男性とお付き合いしても、相手がそういった部分に引いてしまう…ということを繰り返してしまうのかと考えると、私は決して人に癒しを与える存在ではないと分かっていても、悲しくなってしまいます。
性格を変えることは努力によってある程度改善ができると思います。しかし、自分自身という存在を丸ごと認めてもらって交際を続けることはそんなに難しいでしょうか。私が彼のここが嫌だと感じる部分ももちろんありました。そういった部分は私は認めていたのに…今回は彼自身の器の問題でもあると言ってくれましたが、今は少し落ち込んでいます。
おそらく、このまま交際を続けていても別れを決意する瞬間は遅かれ早かれ出てきたとは思います。気持ちを切り替えて次に臨みます。
そこでこれから私が生きていく上で、男性とお付き合いしていく上で、性格を改善して自信を持てるようにしていくにはどうすれば良いでしょうか。
あるいは、そのままの自分を受け入れてくれる方に出会えるのでしょうか。もちろんその場合は相手のことも受け入れる覚悟をしなければなりませんが。
まとまりがなく、気分の沈みもあり支離滅裂な文章で申し訳ありません。
お坊さまに何か一言頂ければ幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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自信や覚悟よりも必要なもの
「私の性格の一部分に対して抱いていた生理的な嫌悪感」の具体内容がないので、なんとも言えませんが、ともあれ自分のその性格の一部がイヤなわけでしょうか。
でも、イヤなところを直す=自信を持つとは必ずしも一致しないのでは…
自分には酒好きな友人がいるのですが、酒飲みでない私から見るといいか悪いかでいうなら「悪いところ」ほうにあたります。
でも、恋人になる相手も酒好きなら、それは「いいところ」になったりもするわけで。
人は人と関わってしか生きていけません。着るものも食べるものも。
他人、家族、友人と、たくさんのご縁のひとつに「恋人」というジャンルがあると思っています。
ならば、必要なのは自信とか安心とかより、相手にどれだけ感謝できるかのほうが重要と思ってます。
ありがとうって思える相手に、覚悟っていりますか?
お互いが「いてくれて嬉しい、ありがとう」って言えるお付き合いを目指せば、自信や覚悟は不必要になるんじゃないでしょうか。
質問者からのお礼
日顕さま、ご回答ありがとうございました。
日が経つにつれ、自分の中でもだんだんと答えが出てきました。今回は結婚のことも踏まえ将来的なご縁がなかったと思います。彼自身も自分のことでいっぱいで、精神的に余裕がなかった。私も日々過ごすのにがむしゃらで、同様に余裕がなかった。その結果、相手に自然に感謝する気持ちを失ってしまったのだと思われます。日顕さまのご回答を拝見し、彼への負の感情よりも「一緒にいてくれてありがとう、本当に嬉しかったし楽しかった」と思えるようになりました。そうやって、とても気持ちが晴れやかになりました。
相手に感謝する心を忘れずに生きていきます。
本当にありがとうございました。