工学部に進んだことに対する後悔
こんにちは、閲覧していただきありがとうございます。 私は現在、大学生の女です。
私は現在工学部に通っています。しかし、去年の秋頃からカウンセラー等の心理系の職種興味を持ってしまいました。資格を取るとなると、認定の大学、大学院まで進まなければならないため、学部の転部なども考えたのですが、所属している大学では募集はしていず、他県にまで行く勇気はなかったので現在も工学部をしています。
工学部で学んでいることも嫌いではなく、そのまま就職してやっていくことも出来るとは思います。しかし、どうしても頭の中で心理が羨ましく、工学部を選んだ過去の自分を後悔してしまいます。工学部楽しそうと思うこともありますが、どうしても心理学が羨ましいと感じてしまいます。
これからも、工学系で職業を探すとは思うのです。しかし、心理に行きたかったという思いを上手く断ち切ることができません。行きたかったなと、これからずっと思い続けてしまうことを考えると、この先の人生が辛いです。
質問なのですが、どのように考えれば、気持ちが楽になるのでしょうか。
長くなってしまいましたが、よろしければご回答の程よろしくお願いします。
後悔してしまう
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
本気で心理学を学びたいのか、自分自身を問い直してみましょう
結論を先に申し上げます。質問文を読む限りでは、このまま工学部でしっかり学び、就職する。もしくは、工学部の大学院に進む。ことをお勧めします。
理由
A他県まで行く勇気が無い。と言っている時点で、心理学への意欲はあまり感じられません。心理学のことで多少もやもやしながら、工学部でしっかり学びましょう。
B心理学を学ぶとしたら、
①中退して他の大学を受験し直す。
②工学部を卒業後、心理学部のある大学への編入試験を受ける。受験勉強をする必要があります。学費や生活費もばかになりません。時間的に回り道もすることになります。
(他の方の質問への回答ですが、多少参考になると覆います。)
https://hasunoha.jp/questions/54116
ochaさんの質問文から、心理学科更に心理学の大学院で学ぶための本気度が感じられません。具体的な準備を進めているようにも思えません。
私は、仏教とは関係ない大学の法学部を卒業後、公務員を4年勤めて退職し、宗派の大学の仏教学部の3年に編入しました。編入の際に前の大学で取得した単位を或る程度認定してくれましたので、語学や一般教養科目は受講しないで済みました。それでも大学1年2年の仏教宗教の必須科目と大学3年の必須科目、更に選択科目を入れると、一週間に22の講義を受講してました。正直ノートを取るだけでもたいへんでしたし、学年末の試験も大変でした。でも、自分で選び直した転進ですから、真剣に学んだつもりです。
理系から文系である心理学科に編入した場合、私の場合以上に受講すべき科目数は多いと思います。3年編入では無く、2年編入にされる可能性もあります。尚、私が編入したのは38年も前のことです。現在の状況はわかりません。いずれにしても、中途半端な憧れだけを繰り返し思い描いているのなら、もう止めた方が良いと思います。本気だというのなら、本気で準備しましょう。
両方やるのもあり
仕事とそのための学びは、頑張る必要はありますが、苦しんではいけません。向いてない仕事のために苦労して、でも結果は、向いている人がやるより劣るなんて、マッチングしてないだけで余計な苦労で、損なだけです。
しかし仕事は、良さそうだと思うだけではわかりにくいです。やりたいことよりも、まず、やってみて、本当に向いていることをやるべきです。
日本ではなぜか「一つ決めたら最後まで」が美徳のように言われますが、他のアジアもそれ以外も、「まずやってみなはれ。向いてないなら他をやってみなはれ」という考え方です。
また、やりたいことやできることが、一つだけとは限りません。これも、楽にできることを、いくつもできる限りやってみて、これ以上は同時には無理だと思ったら、順番にするとか我慢するとか、で、善いと思います。
楽な道を考えると、まずは、このまま工学部を卒業する。それでないともったいないし、工学部の学びに困ってないし。その後は、仕事してもいいし、余裕があれば心理を学んでもいいし、工学部をやりながら同時に、あるいは工学系の仕事をしながら、資格にはならなくても心理も学び始めてもいいし。
道は一つではないし、家庭や趣味なんかまで考えたら、みんないくつものことを同時進行でやっています。「こうするべきだ」とか「こうあるべきだ」という固定観念を、むしろ捨てたほうが良いと思います。