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負けず嫌い過ぎて生きづらいです

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子どもの頃から人とうまく馴染めず、いつの間にか人の輪から浮いてしまい、寂しさや惨めさを感じてきました。
そのままの自分では、愛されない、嫌われる、仲間に入れてもらえない、そんな危機感を覚えた私は、「よい人であらねば」と取り繕い、「取り繕っている自分がバレてはいけない」と身構えて生きるようになりました。

そんな風にして生きてきましたが、自己嫌悪はひどくなるばかりでとても苦しく、取り繕うための踏ん張りも利かなくなって、50を超えてひきこもりになってしまいました。

長い前置きになりましたが、今回お聞きしたいことは、ここからです。

私は、自分が人と馴染めないのは、内向的な性質のせいだと思っていました。
でもさいきん、自分はすごい負けず嫌いで、しかもその矛先が自分ではなく、周りの人に向いていることに気がつきました。

些細なことから大事なことまで、四六時中周りの人と自分を比較して、勝った負けたとやってしまう。負けると拗ねる。たまに勝った!と思うと内心で相手を見下す。羨ましさの余り、相手の不幸を願うこともある。比較しては劣等感を溜め込む。周りを競争相手としてしか認識できないので、仲間意識や思いやりが持てない、等。

思いやりや感謝の心を持とうと心がけました。人は人、自分は自分と言い聞かせました。それでも負けず嫌いな気持ちが湧いてくるので、出来るだけ表現しないように気をつけました。(これをすれば嫌われることは分かっていたので。)人のアドバイスは素直に聞き、人の幸せや成功をともに喜ぶよう心がけてきました。

でも、どうしても比べてしまい、妬んだり僻んだりしてしまいます。
一人で常に勝負を仕掛けているようなもので、心休まる暇がありません。
やめたいのにやめられないのです。

負けず嫌いの性格は、不治の病でしょうか?治し方があるなら知りたいです。治せない(変えられない)なら、せめてこの性格を活かす方法はないでしょうか?
少しでも心穏やかになって、できるなら勝ち負けの意識を減らして人と交わりたいです。どうかお知恵を貸してください。よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人はみんな心の中に病を持っています

お釈迦様は言いました。
「戦場で百万の敵に勝つよりも、自己に勝つ者こそ真の勝利者である。」
自己に勝つとは、自分の中の怒り、貪り、怠け心、嫉妬などに勝つこと、克服すること、心が操られないこと。
戦うべき相手は周りの人達ではなく自分の心だと覚えておいてくださいね。
戦うべき相手は手強いですが、お互い負けないように頑張りましょうね。

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おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

相談を読んでいただき、お答えを書いていただき、ありがとうございます。

敵はほんとうに手強いです。すぐに嫉妬や怒りが沸いてくる自分を、抑えよう、変えようと長年努力してきましたが、未だにうまくいきません。自分を責め続けるのも辛くなってきました。
それでもやはり、戦い続けるしかないのですね。生きるのはほんとうに大変なことなのですね。

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