母と私
いつも相談にのっていただき、ありがとうございます。
自分本位の母についてのことでモヤモヤしています。
私の母は五人姉妹の末っ子で、娘から見ても美人で、今までの人生ではみんなに可愛がられチヤホヤされてきたのだと思われます。
なので普通に接してくる友人の態度にも、母にとっては「私を気に入らないようだ」「仲間はずれにされた」と変換されてしまってます。
特別扱いしてくれるのが当たり前なのです。
そんな母は自分の見映えのために私を友達との遊びに連れ出そうとしたり、しっかり者の娘を連れた自分を見せつけるために親戚付き合いに私を呼び出そうとします。
昔ならば付き合える範囲で付き合いましたが、あまりにも自分の都合でしか誘わないので嫌になってきて断るようになりました。
私が中学生の頃に母の元カレが訪ねてきたことがありました。堂々と訪れたので父も特に嫌がった様子はなかったと思います。
さすがに家には上がらず、近所の目があるのを気にした母は喫茶店に私を同伴させました。
私にはその男が会いに来たことも理解できなかったし、母にそこに同席させられたのも怒りでしかなかったんです。
父だって良い気はしなかったに決まってます。
そんな父の気持ちも代弁するつもりで、何十年も経ってその時傷ついた気持ちを母に打ち明けました。
会食してて父や妹もその場にいましたが、母は「もてない母親よりもてる方が良いでしょ🎵」と反省の欠片も見せませんでした。
すごく悲しかったです。
父の気持ちも思春期の娘の気持ちも、何も考えていませんよね?
悪びれもせず言いきられて呆れました。
あと私の子供たちの成人記念の写真撮影に、後々祖父母の姿を残してあげたいと思い「一緒に入って」と頼みました。
当日になってと突然「年を取った自分の姿を残したくない」と断られました。
父も準備して来てくれていたし、子供たちも記念にしたがっていたのに…。
高齢なので定期的に母の話し相手にと実家に通っていますが、そういう性格は相変わらずで疲れはてます。
義務的な気持ちで憂うつです。
とにかく反面教師にならないように、それだけです。
もう母の性格は変わりませんよね?
付き合っていくしかないのですよね?
少しツラいです。
どう割りきったらいいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
三つ子の魂百までもでしょうかね…
拝読させて頂きました。
なるほど、あなたのお気持ちなんとなくわかります。そのように言われてきてあなたも今までお母様にお付き合いなさっていらしたのはなかなか大変だったことでしょうね。お気持ちお察しします。
お母様ももう大変高齢かとは思いますので今から自分のスタンスを変えることは並大抵ではないでしょうし、今までそのように扱われてきたのですからお母様にとってはそれが当たり前なのかと思います。ですから自らの姿勢を変えることはなかなかないとは思います。
自分が特別な扱われ方をしているという自覚はないというか、自分はそのように人に特別に扱われることに慣れてしまっているでしょうから、そうではない扱いを受けることが我慢できないでしょうし、今から変えられないかと思います。
余程自分にとって大切な方々から言われたり注意されないと耳に入ってこないでしょうし、自覚なさることは無理かと思います。
三つ子の魂百までもではありませんけれどもなかなか難しいように思います。
とはいえその点だけでお母様を評価なさるのもいかがかとは思います。お母様にはお母様なりの性格や良さもあるでしょうし、お母様でなければできないこともあったのではないかとも思います。
ですから一面だけで見るのではなく人として多面的に見て一人の人間としてお付き合いなさっていけばいいのではないでしょうか。
あなたも一人の人格がありお母様にも今まで生き抜いていらした人格も人生もあるでしょうから少し広い目で見てあげてみて下さいね。
私達は誰しもがそれぞれに未熟なところもありますからお互いを尊重しながら助け合い生きていますからね。
あなたがこれからもずっとお母様や皆さんとのご縁を大切になさりながら仲良く心から幸せに生きていかれますようにと心よりお祈り申し上げます。
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azuma様
お言葉ありがとうございました。
私の気持ちをとても分かってくださり、救われる思いがしました。
おっしゃるとおり、80年もその性格で生きてきた母は変わりようがありませんよね。
ただ私がある時突然それに気づいたばかりに、その点だけが気になってわだかまりが大きくなってしまったようです。
たしかに他の面では素敵な母です。
今回Kousyo Kuuyo Azuma様に言われて、私も母を誇りに思うことが多々あることに、あらためて気づきました。
お互いに受け入れながら残りの年月を穏やかに過ごせるよう、お返事のお言葉を心に刻んでおこうと思います。
ありがとうございました。