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妹は何故死んでしまったのか?

回答数回答 1
有り難し有り難し 11

先日から何回も相談してる者です。
妹が亡くなってから来週で早くも3ヶ月です。
まだ信じられません。
暑くなって来たので例年なら熱中症対策で水分補給に気を付けてました。
またウナギが好きでしたのでウナギをよく食べ指してました。
生きてたらこういう日々がまだまだ続くはずでした。
亡くなった日は妹は朝の薬を夜僕が帰るまで飲んでなかったのです。てんかん発作を押さえるための薬は朝9錠、昼6錠、夜8錠ととても多く本人も大変そうでしたが、何とか飲んでました。
ところが亡くなる半年前くらい前からまた飲めなくなってきて、病院に行って相談して、お薬ゼリーなるものを紹介してもらいそれを使ったり、また飲みにくい大きめの錠剤は僕がハサミで切ったりしてました。最後の方はその薬を切るのが僕の日課みたいにもなってました。
だんだん朝の薬飲むのが遅くなり朝のを夕方に飲んで昼を飛ばしたり、昼と夜も飲めない時もあったり、僕が夕方に帰って来たとき薬全然飲んでないときもあり、慌てて飲ましたりもしてました。昔はにそこまでしなくても、本人が勝手に飲んでくれてたのですが、何故かだんだん飲めなくなってました。
で最後の日は朝御飯も夕方まで食べず、朝御飯は僕が仕事行ってからは食べてました。ただ大事な朝の薬を何故か飲んでなかったのです。薬の袋すら開けてなかったのです。
ヘルパーさんは夕方までいてくれたのですが、その間にも飲んでなかったのです。いつもなら連絡ノートに朝の薬を先ず飲ませてくださいと赤字で僕が書いてヘルパーさんに伝えてたのに、その日だけは朝まだですしか書いてなかったのです。ヘルパーさんに直接言うことも出来たのに面倒くさがって何も伝えずに仕事に行ってしまったのです。
ちゃんと伝えるか、または僕が仕事行くまでに朝の薬だけでも飲ませとけばまだ生きてたはずなのです。
この朝の薬を飲んでなかったことが妹の死因だと思います。
原因がはっきりしてるので、ここさえ何とかしてればまだ生きてたはずなのです。
この事が一番未だに僕を苦しめてます。
この日死ぬのが運命だとか寿命とか言われることもありますが、僕はそうは思えません。人が死ぬには何か原因があると思います。何も問題無いのに突然死ぬわけがないです。
僕が朝の薬を飲ませなかったことが原因です。やはり僕の責任だと思います。
もっと必死に薬を飲ませとけばと言う罪悪感しかありません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

妹様は仏様と成られました…

 『僕が朝の薬を飲ませなかったことが原因です。やはり僕の責任だと思います』とおっしゃっておられます。私はそうとも限らないと思いますが…
 仏教的には人の死はご本人にもまた周囲にも基本的に手出し・変更が出来ないことと受け止めます。ただあなたがそう思うのであれば、その思いを止めることは私には出来ません。
 でも、それではあなたは「妹様を死なせてしまった」という罪悪感を抱いて生きるしかありません。それは今後の人生を随分と辛いものにすることでしょう。
 妹様は今あなたにどういう気持ちを抱いているかお考えになって下さい…。
 それが、想像できなければ仏様に聞いて参りましょう。
 仏様は「もう妹様は仏と成ったのです。仏には後悔や恨みと言った負の感情は一切ありません。それどころか、仏であるからこそ生きとし生けるものを、特に縁深い御兄様であるあなたのことを心配しているのです。そして あなたが今後の人生をしっかりと生き抜いていけるように、あなたに寄り添い、支え、導いて下さっていますよ」とおっしゃいます。
 この言葉をそのまま頂いて生きるのが、私を含む仏教徒です。
 いかがでしょうか…他に思うところがあれば、その思いを抱いて生きていくのもあなたのご自由です。
 どうにも御自身の罪悪感が消えないならば、妹様を深く愛し、思っていらっしゃった証であるその思いを持ち続けていきましょう…お辛いとは思いますが。
 ただ、仏様と生まれられた妹様はあなたが罪悪感に苛まされている姿より、仏と成られた御自身(妹様)を受け止め、仰ぎ、礼拝しながら、そして自分自身の人生を生きていく そんなあなた様を期待し、望んでいらっしゃると思いますよ…。
 その為にもう仏としてあなたの傍に還って来て下さっています。
 どうか、御身御大切にお過ごし下さい…仏である妹様はあなたにそのような慈しみの思いをお持ちでいらっしゃいます。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

小林住職、返答ありがとうございます。
僕も妹亡くなってからハスノハもですが、他の方にも相談させていただきその都度、励ましを受けてきました。そしてその都度、回復しようと思って今に至りますがまた自責の念に戻ってしまうのです。
何でかなと思い自分でも嫌になります。
妹はこうなる運命と言うか寿命とはいえ言うか、薬が徐々に飲めなくなって来てたのは寿命が近づいてのかも知れませんね。
若くして亡くなった妹は向こうの世界では既に若い立派な仏様になっているのでしょうか。
これまではぼくが妹を心配する構図でしたが、逆にぼくが心配される立場になったのですね。立場が逆転したのですね。
ならば兄として心配かけては行けませんね。
妹の新たな家の仏壇に毎日手を合わせ、礼拝することですね。礼拝の礼は妹の名前の文字です。礼儀の礼。

そして僕は母の世話と自分はまず食べて寝ることだけをしっかりとしようととりあえず思います。 

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