ある人たちのことを気にせず生活したいです
職場の方とその奥様のことで、もう半年近く、もやもやした気分と胸の痛みを忘れることができません。嫉妬や執着心に近いのかもしれないと感じます。
初めにこの気持ちを感じたのは、お二人が婚約したというお話を伺った時だと思います。
以前、共通の知り合いから、年齢も割と近いのでこの旦那さん(当時は独り身でした)とお付き合いしてみてはと、それとなく言われたことがありました。
私も、しばらく一緒にお仕事をして、いい人だなと思っていました。
ただ周囲では、やめておいたほうがいいと、暗に反対する人のほうが多い状況でした。おそらく、私がその方と不釣り合いだったからだと思います。もっとちゃんとした女性でないと、そぐわないということです。それは当の私自身も感じていました。
私は結局その方とはお付き合いしませんでした。同時期にご縁があって、別の男性と付き合うことになりました。とても大切にしてもらって、幸せだったと思います。でもその一方で、ずっとはっきりとわからない何かが、心にひっかかっているような気がしていました。
私が交際を始めてすぐに、例の男性も別の女性とお付き合いされるようになりました。この女性が今の奥様です。結納なさるまで、あっという間でした。
初めて婚約のお話を伺った時、今まで経験したことのない痛みを感じました。そこで「あ、本当は私、この人のことが好きだったのかな」と気づきました。
それ以来、あの二人を見たり、ふとした拍子に思い出したりすると、あの瞬間の胸の痛みがぶり返すようで、心がずきずきします。
諸事情で交際していた男性と別れてから、余計にあの二人が気になるようになりました。
全部、自分が選択したことなのですが、胸がぎゅっとして相手の女性の方に嫉妬のようなものを感じることもあります。また、こんな風に感じている自分に嫌悪感を覚えます。
職場を離れることもできず、もうすぐ出産されるなど、ご夫婦の話を聞くたび、日常に一瞬影が差すようです。時間が経てば忘れられると思いつつ、いまだ旦那さんに執着してしまっているようです。どうしたら、この感情を手放すことができるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分の責任で選択することが大切です!
質問読ませていただきました。
気になる異性の幸せな話、ひょっとしたら自分がそこに居たのかも・・・と思うとやりきれなくなるときもありますよね。心中お察しいたします。
さて、気持ちを手放すというのは執着を手放すということです、しかし、これはなかなか一筋縄ではいきません。仕事に集中する、他の趣味などの夢中になれる物を見つける、他の恋を探してみる、色々方法はあると思いますが、同じ職場で近くに居るのであれば、気にしない方が無理というものでしょう。
仏教の教えを学びながら少しずつ仏道修行をして、気持ちを落ち着ける術を学んでいくのも一つの方法ですが、やはり一朝一夕にはいきません。
それより、少し気になることがあります。それは、つくえさんは人の意見に流されてしまうところはありませんか?もしくは人の目を必要以上に気にするところはありませんか?
「暗に反対する人が多く、自分よりもちゃんとした女性でないとそぐわない・・」とありますが、そこにつくえさんの明確な「意思」を感じることができません。人目を気にして、周りの意見に流された故の結論として、お付き合いすることを諦めた。だからこそ、今大きな後悔をされているのではないですか。
もしご自身がしっかり考え抜いて決めた結論であれば、それほど後悔しなかったはずです。
そこの部分をしっかり見直さない限り、きっと人生の色んな場面で同じようなことを繰り返すでしょう。
「他人の忠告は取り入れつつも、最終的に自分の意思で責任を持ってしっかり決断する」、これを胸に刻んで前向きに進めれば、「自分できめたことだから!」と、後悔少なく生きていけるでしょう。
そうやって生きている人は前向きで明るくキラキラ輝く素敵な人が多いように思われます。きっと周りに人も集まり、素敵な異性とも出会えるでしょう。
そうやって自分が幸せになれれば、必ず今の気持ちは抑えられてきます。もしくは、全く思い出すことすらなくなるでしょう。
自分の責任で選択していくのは勇気のいることです。しかし、その一歩を踏み出せれば、今までとは少し異なる景色が見えるでしょうし、気持ちも少しずつ変わってきますよ。
何か少しでも参考にしてみてくださいね。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございました。
あたたかいお言葉に、心の辛さが和らぎました。
自分の責任で選択する。私には難しく感じられます。
何かを決断する時、しばしば、自分の判断は間違っていて周りの言うことが正しく見えます。間違っていても自分で選んだほうがいいと考えることもありますが、正しいほうへ、正しいほうへと私を引っ張る人たちがいます。
無意識で、人に選んでもらったほうが楽だと感じているのかもしれません。
それでも少しずつ、自分の意思で選んで決めていきたいと思えました。
ありがとうございました。