就活中、感情の浮き沈みが激しく辛いです
こんにちは。
ご相談させていただくのは2回目になります。
私は現在就職活動をしている大学4年生なのですが、焦りと不安から自身の感情をコントロールするのが難しくなっています。
朝目が覚めたときは一番焦りと不安が大きく、絶望感をなんとか宥めてからでないと起き上がることが難しいです。セミの鳴き声などが聞こえると、「もう夏なのに就活が終わらない」と心臓が締め付けられるようになるのですが、「まだ大丈夫…」と自己暗示をかけて誤魔化しています。実際、まだ就職活動をしている人が多くいることはわかっているのですが、自分が一番劣等生に思えます。ネガティブ思考をやめなければ!と毎日思うのですが…。
直近に面接が複数控えているため、毎日面接の準備をしているのですが、「また落ちたら…」という不安を逐一打ち消しながらやっています。弱すぎる自分が情けないです。
そんなことはないとわかってはいながらも、どうしても、「就職活動が上手く行かずに終わる=暗い未来」という考えが頭によぎります。
最近、人と電話する回数が増えているのも、1人だと不安に押し潰されそうになるためです。本当に甘えてしまっています。
自分で自分を追い込む、過度な不安や焦りを無くしたいです。もう、いっそ何も考えない方がよいのでしょうか。
低い自己肯定、高いプライド
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コントロールと言うよりは
お早うございます。私の身近にも就職活動中の者がおりますが、本当に大変そうです。「どんな体験でも、何かの学びにはなるのだろう」と思ってはいますが、先が見えないのは辛いでしょうね。
さて、今回のお尋ねは「感情をコントロールしたい」が主題かと存じます。が、感情というのはそもそも「自分なりに」「自分を守るために」「自然に」発生しているようです。ということは、それを押さえつけるのは(一時的には良いのかも知れませんが)根本的な問題解決には至らないわけです。
では悩み続けるしかないのか?というとそうでもありません。気持ちというのはコロコロと変わっていくものです。「今泣いたカラスがもう笑った」同様のことはたくさんあります。喜びから悲しみのどん底へ突き落とされたり、「もうダメだ」とおもっていた所から急に希望が湧いたりします。
ですから、私達ができるのは「生まれてきた感情に乗るか乗らないか」なのです。ちょうど(空車の)タクシーが続けて来ている感じ。どれに乗ることも、どれを見送ることもできるのです。
結婚披露宴の喜びでさえ、人間は「忘れないようにしよう」と決意しなければアッサリ忘れていくものです。親と死に別れる辛さを経験しても、また子どもの姿を見れば嬉しくなるものです。さほど人間の感情は移り変わります。
ですから、朝の不安な気持ちを検知したら、「ああ、不安なのね私。」とだけ検知して、暫く放置しましょう。タクシーの運転手が乗って欲しそうな顔でこちらを見ても乗りません。しばらくすればタクシーは走り去るでしょう。「感情をコントロール」するのではなく、「その感情を捕まえる(拘る)か放置するか」というイメージで対応してみて下さい。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。感情はコントロールするものでなく、ただ生まれてきたものに乗るか乗らないかは自身で選択できるという考え方を取り入れて過ごしてみようと思います。明日の朝から実践します!丁寧にお答えいただき、ありがとうございました。