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自分の弱さとどう向き合っていくのか

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わたしは去年大学4年で就活の時期に、周りと同じように頑張ることができず、コロナ禍を言い訳に現在、実家の方で暮らしています。
就職活動をしていますが、働きたいという思いが足りないのかうまくいきません。また周りが働いているのに働いてない自分への嫌悪感、実家にいることで親への負担などを考えると消えたいと思うのです。今この状況は去年の就職活動をしなかったわたしの責任であり、つらいのもわたしの責任だというのは十分承知しております。
なぜこんなにも生きるってつらいのでしょう。

でもこの消えたい、生きるのがつらいって結局は責任逃れ、現実逃避なんだなと思うと余計に私の情けなさ、弱さにどうしようも無い憤りを感じる日々です。
本当は消えたいとかそんなこと思いたくもないのが本音です。生きるって素晴らしい、楽しい、理想かもしれないけど、わたしもそう思って生きたいです。

この裏腹なわたしの思いにぐちゃぐちゃになっているのだと思います。

わたしのなんとも情け無い弱さとどう向き合ったらいいのでしょうか。
生きるってつらいけどやっぱり素晴らしいものなのでしょうか。

 


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あまり自分を追い詰めないでください

質問読ませていただきました。

ご自身の人生や弱い部分に思い悩み、苦しんでおられるのですね。
心中お察しいたします。

さて、「周りと同じように頑張ることができず」とありますが、果たしてそうでしょうか。
コロナ禍の中で、就職活動はかつてないほど厳しい状況です。仕事を選ばなければ何かの仕事には就けるのかもしれませんが、大学を卒業したてのころは、多少なりとも夢や希望もあるのでなかなか「どんな仕事でも構わない」とは思えません。
そんな中で、にんじんさんは自分なりに一生懸命に就職活動を頑張ったのではないですか?しかし、今回はうまくいかなかった。そんな自分と、就職活動がうまくいった周りの人と比べて「自分はがんばりが足りなかった・・」と追い詰めている部分はありませんか?

人生は頑張ってもうまくいかないことは山ほどあります。もちろん頑張らない人は、うまくいかないし夢を叶えられないことは言うまでもありませんが、うまくいかない人全てが頑張ってないわけではないのです。
そこのところをしっかり分けて考えて、自分をあまり追い詰めないでください。甘やかすのは考えものですが、自分を認めて褒めることも大切ですよ。

また、「生きるって素晴らしい」と思えるのはどんなときでしょうか?
それは、自分が精一杯頑張っているときです。前を向いて目標に向かって頑張っているときです。言い換えれば、希望を持って生きているときです。
後ろ向きで常に否定的だったり、躊躇して一歩を踏み出せずに悩んでいるときは、「人生は素晴らしい!」とはとても思えないでしょう。
また、たとえ大金持ちになって物理的に満たされていたとしても、人生に希望を見いだせないのであればそれは退屈な人生です。ただ、漫然と生きているだけです。そんな生ける死屍のような状態では「人生は素晴らしい」とはとても思えないでしょう。

ですから、諦めずに今を一生懸命生きることが大切なのです。
頑張った先に必ず幸せな人生があると信じて、今できることを精一杯頑張って歩んでください。そうすれば必ず後悔の少ない人生を送れますし、いつか幸せを掴み取れますよ。

少しでも参考にしてみてくださいね。

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つらいことも多いけれど、支えてくれる人がいるから生きています

 随分昔のことで恐縮ですが、私も大学4年生(昔のことですから、就職活動のスケジュールが現代と異なります)で、就職活動をしておりました。日頃の不勉強で成績は悪い、本人は標準語を話していたつもりであったが、田舎の方言が酷かった。話のまとめ方が下手で、プレゼン力が無かった。それで、連戦連敗。一応、比較的試験が簡単な公務員試験に受かりました。
 公務員でも結構仕事はきつく、ストレスのせいでしょうか、目が見えなくなり複数の大学病院で診てもらい入院しましたが回復せず、一年間休職しました。その間、実家でごろごろさせてもらいました。帰れる家がある。迎えてくれる親が居る。当たり前のようなことですが、ありがたいことです。親のお陰で、何とか健康を回復し、何とか普通に暮らしております。
 その後、紆余曲折があり、縁在って寺の住職となり、何とか33年になります。今思えば未熟な住職でしたが、家族と檀家さんの支えのお陰で何とかやってきました。自分なりに頑張った部分もありますが、他の方からの支えがあったことは忘れてはならないと思います。10年前に私の両親は無くなりましたが、私の晋山式を見せ孫たちの成長を見せてあげられたことがせめての恩返しでした。

 にんじんさんがこの世に生を受けて今の年齢に至るまででも、ご両親はじめいろんな方の恩恵を受けてきたと思います。同時に、不快な思い、辛い目にあったことも当然あると思います。いいことだらけの人生とはいきません。でも、いろんな方々のお陰をいただいて、今を生きているんです。だから、この先の人生を感謝の気持ちを忘れず生きて欲しいなあ。そして、「生きてきて良かったと思える人生にするんだ。」「そのためにも、しっかり行動するんだ。」という決意が大事だと思います。
 就活で第一志望に一発で内定を取れる方はごく一部です。何社も何社もチャレンジしている方が大部分だと思います。採用する側だって、自社にとって必要な人材を取りたいと必死です。どんな会社なのか、どんな人がどう質問して採用を決めようとしているか、就活はいい勉強の機会だと思います。就活しながら、社会勉強をする。就活を楽しんでください。

昔、ブログに書いた記事ですが、宜しかったら読んでみて下さい。
https://ameblo.jp/dorinji/entry-12510254732.html

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質問者からのお礼

吉田俊英さま
丁寧な回答ありがとうございます。
今まで生きてこれたことは、周りのおかげであり感謝しかないと改めて感じました。
生きててよかった、生きるって素晴らしいと思えるよう、目の前のことに一生懸命やりたいです。就活もつらいこともあるけど、ある意味では楽しいことなのかもと気付かされました。
親身に答えていただき、本当にありがとうございました。

藤川誠海さま
丁寧な回答ありがとうございます。
自分を追い込むのではなく、認めてあげたいと思うようになりました。
今この状況かもしれないけど、人生は長くどんなことにだって挑戦できるのだと思います。生きるって素晴らしいと思えるように希望を思って、精一杯生きていきたいです。
親身に答えていただきありがとうございました。

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