住宅ローン
母が実家の住宅ローン(2000~3000万円)を私に背負って、義理の父親の負担を減らしてほしいと言います。ただ私には大学の奨学金もあり、まだ働き始めたばかりなのに、こんなにたくさんの借金を背負う必要があるのかが分かりません。
また、母はみんなで返していくみたいなニュアンスでしたが、負担が減ったから、旅行に行ったりとお金を違うところに使う気がして、あまり信用出来ません。以前は、実家は家族の集合場所だから、自分が背負うことで維持出来るならなどと色々考えていましたが、上記の理由などで親に上手く使われている気がしてしまって、微妙です。
最近は、なら私の代で清算するから、貴方には実家を残しませんや方位が悪いから素直な子じゃなくなった、だから、引っ越しなさいなど、脅しのようなことを言ってきます。
母はいつも私のために言ってくれているとは思うのですが、もうどうしていいのかよくわかりません。
長文になってしまい、すいません。御教授お願い致します。
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奨学金の返済を優先して良いと思います
薬学部ですと6年学びますから、奨学金の返済額もそれなりに大きいですよね。
まあ、おそらくお母様としては「社会人になって月給取りになったのだから、いくらかは恩返ししてもらったっていいだろう。」という気持ちはあるのでしょうね。 実家の住宅ローンを肩代わりすべきかどうか、質問内容だけでは簡単に判断できませんが、「奨学金の返済があるから、今は出来ない。」と言ってやんわりと断る方が宜しいかと思います。東京の実家に住みながら通勤しているなら、知らん顔は出来ないでしょうが、実際に住んでいる家では無い訳ですし。
おそらく義父だって働き盛りの方でしょうし、それ故住宅ローンの審査だって通ったのだと思います。返済計画を立てて、ローンを組んでいると思います。少なくとも、あなたがローンの全額を負担する必要はないと思います。「全く出来ない。」と言えば角が立つでしょう。「今は就職して間もないから、奨学金の返済で手一杯です。」と言うしかないと思います。「奨学金の返済が終了したら、協力するつもりです。」と言えば、お母様は或る程度納得するかもしれません。
実家と言っても、義父や弟さんが居ますよね。当面東京に住むことが無いし、あなたが所帯を持った場合には別に住む家を持つ可能性も高いと思います。義父が建てた家なら、将来家を相続するのは弟さんでしょう。そういうことを考慮すれば、今後あなたが持ち主となる可能性は無いし、実際に住む可能性は低いと思います。ローンをそんなにたくさん負担する必要は無いと思いますが、お母様を納得させる意味で、「いくらかは協力します。」と申し出た方がいいのかもしれません。
ローンをいくらかでも負担するにしても、きちんと契約書を見せてもらい、総額ならびに月々の返済額は確認させてもらいましょう。「書類を見せられない。」と言われたら、「内容もわからないものには、協力できない。ローンの内容をきちんと説明するのが、筋です。」ということを毅然とかつ穏やかに言いましょう。
無理なくできる範囲で
計算してみましょう。
実家で親と同居しないのなら、将来あなたが家族を持つと仮定して、
住居費を仮に3000万円(都会はもっと高い?)
ローンなら毎月10万円。
子供2人と仮定して、大学までの教育費などネットで調べて、○○万円(月○万円)。
もちろん、年金、保険、税金、なども家族4人と仮定して、月○万円。
光熱費、食費、通信費、交通費、月○万円。
結婚式、車、などなど月○万円。
奨学金、月○万円。
合計で毎月○○万円必要か計算しましょう。
あなたの毎月の収入からそれを引くといくら残りますか?
残らないでしょう?
残った金額が親に援助できる金額です。
おそらく2000〜3000万円(毎月10万円)も援助するのは到底無理でしょう。
独身の間の貯蓄を少し減らすとしても、果たしてどのくらい残るでしょうか。
お母さんに毎月○万円しか援助できないとちゃんと言いましょう。
あなたに無理なくできる範囲で援助しましょう。
あなたが親思いなのはよく分かりますが、その為に何もかも犠牲にすると、最後には親を恨むようになってしまいます。
実家を残さないと言われたら、残さなくていいよ、と言いましょう。
どのみちあなたは実家に住むつもりはないのでしょうから。
親にいいように使われるのが嫌だという感情論より、あなた自身に返済能力がどのくらいあるのか計算して理論で考えてください。
質問者からのお礼
回答して頂き、ありがとうございます。
実家は建て直しをしていて、その費用を義理の父が負担していたりですが、一部の土地は私の名義もあるみたいです。いずれは、実家に帰るのがベストかなと考えたりはしていましたが、雇われなため、先のことはよくわかりません。
母と話すときは感情的になりすぎず、自分のこれからの人生でかかる費用などを考えて、自分の出せる範囲を見極めて、話し合っていきたいと思います。ありがとうございました。