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ある人への憎しみが抑えられないです

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有り難し有り難し 6

ある人にストーカーまがいの嫌がらせをしてもう5年になります。

理由は私が幼い頃から欲しかったもの、家族友人全てを持っていて彼女の家庭ではいくことも難しい何千万もの学費がする大学にいっていることです。
(ただのお金持ちなら執着していません。
お金が足りなくても借金して応援してくれる人がいることへの妬み、執着。

それに有り難さを感じて頑張っているわけでもなくのほほんと学生生活を送っていることへの憎悪)

はじめは私も応援していました。
それで成績ギリギリの彼女が留年しないようにアドバイスをしていました。
でも今ではそれさえしなければ今頃留年してお金が足りずに退学していただろうと考えてしまいます。
彼女の人生の不幸せを願っているわけではなく、彼女が持っているもの全てが羨ましくて、せめて学校だけはやめて欲しいのです。

家庭環境(プロフィール記載)も原因の1つなのかもですがそんなこと関係なく自分がおかしいのはわかっています。
よそはよそ、私は私だから自分の人生を豊かに幸せにすることに時間を掛けるべきだということもわかっています。
この考えや執着をやめたいと思ったことも何度もあります、でも中途半端に介入して5年もの時間を浪費したぶんあの時アドバイスしなければとか私がお金貸さなければとか頭によぎります。

そして最近彼女の手がつかえなければ、目に障害でも残れば他の仕事に就かざるをえない(専門資格をとるための大学のため)と危害を加えることを想像して私はもう終わりだと思いました。
このままでは本当にそうしてしまう。
したくない自分と、実行することに解放されることへの安堵と喜びを感じてしまう私がいます。

私一人が死ねば丸く収まると考えて自殺も考えます。
私が死んだ後彼女も周りも何もなかったように生活することを想像し、それならもういっそのことと彼女を殺して私が死ぬ事も考えます。

私はどうすれば彼女を許せるのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お待ちしております

拝読させて頂きました。
あなたが何故その方のことばかり羨ましく思い妬んだり憎んだり傷つけてしまいたいと思うのか正直なところわからないです。とはいえあなたの心の中にはどうしても許せないと思う何かしらがあるのかもしれません。
もし宜しければあなたの様々湧き上がる思いをじっくりと一つ一つお話しなさってみて下さいね。
特定のその人への思いが年を経る中でより蓄積されていくのも何か理由があるのかもしれません。
あなたの心の中でどうしても消化しきれないもの、あなた自身の苦しみも起因しているのかもしれません。
あなたをここでお待ちしておりますね。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

私の心の中の何かしらを一つ一つ思い出しながら整理しました。

初めは間違いなくごく普通の生活を送っていることに対しての嫉妬です。

私の周りにも両親がいて友達がいて好きなように暮らせるという同じような生活を送っている人はいるのに、
より深くその子と関わってしまい
他人に見えないところや家庭事情も知ってしまったからだと思います。

そうなると私の主観的な見方も入ってしまい、
「裏はこうなのに何も考えずに遊んで暮らしている」と見てしまったのだと思います。

本当は彼女も葛藤や人には見せない悩みがあったのに、
私が欲しい親や友達がいる夢のあるキラキラした生活があったから妬ましくて。

歳が近くてより自分と比較してしまったのもあります。

人は誰しも他人には見えない辛い思い出や闇の部分があると頭ではわかっていたことでも、
目の前ではっきりと光の部分を見てしまった。

そして悪意が混じりながらもアドバイスをして、
そのアドバイスが上手くいった瞬間に「私が彼女の人生を良い方向に変えてしまった(ストーカー行為など彼女の人生を悪い方向に変えた行為があっても一部分的には)」となり、
あの時彼女の人生を変えなければ、
言わなければと執着した。

初めから悪い行動も良い行動も起こさない、関わらない…そして卒業後面と向かってお互い本音をぶつけられるようになってからちゃんとお互い思っていることを話せば良かったと思います
(絶縁してしまったのでもう遅いですが)

今の気持ちをここでだけお話しておきます。

やっぱり妬ましいです、苦しいです。


私もそういう生活を送りたかった。

誰かに甘えて、頼る人がいて、社会や周りから認められて…それが私の本心です。

多分まだ執着してしまいます。

私も学校にでもいって友達が出来て、家族が出来て、好きなことをして、そうなれば変わるかもしれません。

でも私が壊した彼女や一つの家庭、周りを戻すことはできません。

私と彼女の壊れた関係も一生戻りません、自分のしたことですが人との繋がりを生まれてからずっと求め続けていた私には寂しいです。


仲良くなりたいという好意と、
こうなりたいという私の願望と、
妬ましさ…愛情、憎しみ、
なりたい自分と実際の自分のズレ、
1つでは言い表せない色々な感情がグチャグチャに混じりあってこうなったのだと改めて気付けました。

こんな文章に目をとめてもらって回答までしていただきありがとうございました。

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