亡くなった愛犬は、幸せだったのでしょうか
16歳1ヶ月の愛犬が亡くなりました。
出会いは中学3年生の時。家族で1番溺愛していました。
大学4年の頃、両親が離婚。母が愛犬を連れて家を出ました。愛犬は父が大好きだったので、精神的ショックを受けないよう、母と絶対愛犬を幸せにしようと誓い、愛情を注いできました。
愛犬が13歳の時、次々と病気が見つかりました。獣医と相談して、生活の質を落とさないようにやれることをやりました。去年の秋、15歳半ばで脳腫瘍が見つかりました。私は出産間近でした。
痙攣の頻度が増えました。大切な愛犬が、泡を吹いて痙攣している。受け入れ難い光景でした。何とかして助けたくて、痙攣を起こしたら座薬をさし、治らなければ病院へ行く、そんな毎日でした。
子どもが産まれてから、精神的にも不安定で、適応障害になりました。愛犬に会えなくなった間も、懸命に生きてくれました。
今年の6月から愛犬は一気に弱り、寝たきりに。毎日の痙攣と、痛みで何時間も悲鳴をあげました。私の体調も良くなり、毎日子どもを連れて介護に通いました。子どもが立ち歩きし始め危なっかしくて、愛犬に十分な介護をすることができませんでした。でも、精一杯向き合いました。
亡くなる1週間前から、愛犬を可愛がってくれた人が遊びにきてくれました。亡くなる前日は、抱っこしながらたくさん話しかけました。虹の橋のこと、私がどれだけ幸せだったか、感謝しているか。亡くなる数時間前、一切何も口にしなかった愛犬が水を飲みました。私と母は大喜び。意識もないはずなのに、愛犬はチラッと私の顔を見ました。信じられませんでした。
その日の夜、母が「1時間おきに起きるから、あなたは子どもと寝なさい。」と言ったので寝ました。愛犬は母の隣で、その近くで私と子どもは寝ました。夜中、息をしていない愛犬を母が見つけました。まだ柔らかく、あったかい体。とても穏やかな顔をしていました。苦しまずに逝ったのだと感じ取りました。
やり切ったつもりです。でも、子供の世話もあり介護に集中できなかった、最期の夜寝てしまったことが悔やまれます。壮絶な闘病生活を送った愛犬を看取りたかった。
後悔が次々に出てきます。もっとできたと自分を責めています。愛犬は幸せだったのか。一生分からないことなのは理解しています。でもどうか幸せであってほしい。この気持ちとどう向き合っていったらいいか分かりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
悲しんでいる暇はありません
玲奈さん、愛犬の涅槃、お気の毒様です。気持ちが沈むことはありますが、ご自愛下さい。
さて、私からの回答ですが、あなたは目の前のことに向き合ってください。あなたには自分でまだ何も出来ないあなたのお子様がいます。くよくよした気持ちの片手間に出来るような子育てではありません。役所に提出する書類もたくさんあります。脚下照顧することがあなたの愛犬の供養になります。
あなたの愛犬の葬儀は終わりましたか?お骨はどうするか?考えておりますか?供養や弔いの儀式をしっかりすることが今と向き合う最善の方法です。
文章を読む限りあなたは愛犬をしっかり守ったと思います。飼い犬の平気寿命は13.8歳と言われております。あなたの愛犬は16歳。比べるものではありませんが大切にお世話したからこそ長生き出来たと思います。卑屈になる必要はありません。
拝読させて頂きました。
その子がこれから心安らかになりますように心よりお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
その子は必ず仏様に導かれあなたの親しい方々やご先祖様からも優しく迎えられ、仏様のもとで心から安らかになり、一切の苦しみや痛みからも解放されていきます。そしてご先祖様と一緒に円満に成仏なさっていくのです。
あなたとその子とのご縁はこれからもずっと永遠に続いていきます、いつでもどこでもどんな状況にあったとしてもその子はあなたのことを優しい見守り続けていて下さいます。
読ませて頂きあなたも皆さんもその子のことをこの上なく大切な家族としてて一緒に生きたのかと感じました。その子はきっとあなたや皆さんの愛情をいつも感じながらどんな時でも一緒に生きたでしょうし、本当に皆さんと心から幸せに生き抜いていかれたことでしょう。そしてあらんかぎりの生命を一生懸命に生き抜いて天寿を全うして往かれたのです。
そしてその子の幸せな気持ちは今でもあなたや皆さんに振り向けられていることでしょう。
あなたの悲しみやさみしさは消えることはないでしょうけれども、あなたのその子への思いをそのままその子に心からお伝えなさってみて下さいね。そしてその子をこれからもずっと大切になさって下さいね。その子を真心込めてご供養なさって下さいね。
あなたのその子への思いは全てその子に届き、その子はあなたの思いをいつも優しく受け止めて下さいますからね。
あなたはこれからもずっとその子に守られて生きていくのです。あなたのお子さんもその子に優しく見守られて生きていくのです。
いつの日かあなたがその天寿を全うなさる時には必ずその子があなたを優しくお迎えなさって下さいます。そしてあなたと一緒に喜び合い分かち合うことでしょう。
それまでどうかいつも優しく見守っていてね、とその子に心からお伝えなさって下さいね。
あなたがこれからもずっとその子とのご縁を大切になさりながらお子さんやご家族の皆さん共に心から仲良く幸せに生きていかれますようにと切にその子に祈っていますね。
質問者からのお礼
温かいお言葉、ありがとうございました。愛犬との幸せな思い出を胸に、これから過ごしていこうと思います。