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納骨できていない

回答数回答 1
有り難し有り難し 5

父が昨年3月に他界しました。コロナの影響で父の実家がある福岡へは帰れなくて、お寺さんできちんと法要できておりません。
関連しているかわかりませんが、私の家族に幾つか問題が起きています。
常にソワソワしていたり、体調崩して会社を辞めたり、妻が体調を崩したりと。
父をきちんと成仏していないからでしょうか。父は晩年、実家に帰りたい、実家で最期を向かえたいと申しておりました。早く帰したいのが延びてしまい、息子の私は申し訳なく思って生活しております。
四十九日も行ってない中、きちんと成仏できてないのかと考えます。
9月には納骨する予定をしておりますが、昨今の状況で行けるかどうかです。
今の父はどのような気持ちなんでしょうか。
きちんと法要しないと、私も気になって再就職できない気持ちです。
父が安心できるようにするには今どうしたら良いのでしょうか。
何かしらアドバイス頂けますと幸いです。
よろしくお願い致します。

2021年8月12日 7:50

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

安心なさって下さいね

拝読させて頂きました。
お父様がお亡くなりになられてこのコロナ禍で法要やご納骨できていないことをご心配をなさっていらっしゃるのですね、そしてあなたやご家族の皆さんがお仕事退職なさったり体調崩してしまい余計にご心配をなさっていらっしゃるのですね。このような状況の中にあってはあなたがとても不安になったり心配なさるのも無理からぬことでしょう。あなたのお気持ちお察しします。
お父様が心安らかになります様に心を込めてお祈り申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏
お父様は必ず仏様がお導き下さり、ご先祖様方がお父様を優しくお迎えなさって下さいます。お父様はご先祖様にお会いなさり心から安心なさいます、仏様のもと一切の迷いや苦しみからも救われて心清らかに円満にご成仏なさいます。
お父様とあなたやご家族の皆様とのご縁は永遠です。お父様はこれからもずっとあなたやご家族の皆様をあたたかく見守っていて下さいます。
どうか安心なさって下さい。お父様が不安になったり迷ったりあなたやご家族の皆様にわざわいをもたらすことは決してありません。お父様はこれからもずっとあなたやご家族の皆様をいつも見守り支えていて下さるのです。
あなたやご家族の皆様はどうかこれからもお父様とのご縁を大切になさり、毎日お父様に心から手を合わせて安らかにとご供養なさって下さい、そしてそれぞれの思いをお父様に心の中でありのままお伝えなさって下さい。お父様はあなたの思い皆様の思いそれぞれを全て優しく受け止めて下さいます。そして安らかに寄り添って下さいます。お父様は皆様が心安らかに毎日を仲良く生きてくれるのを何より願っているのです。ですから法要なさっていなくてもご納骨なさっていなくても決して気を悪くしてはいませんからね。
コロナ感染症が落ち着いて皆様が安心してお寺様にお参りできるようになったらば、お寺様で皆様でご一緒にご法要に参加なさり、ご納骨なさればいいのです。ご納骨について厳密な決まりはありません。それぞれ状況に応じてでいいのです。どうかお寺様にご連絡なさって下さいね、そして後からご納骨を決めて下さいね。
お勤め先についても焦らないでじっくりと決めて下さいね、ご体調についても先ずはしっかりと医療機関で診察なさり安静になさってしっかりと治療なさり回復なさって下さい。
お父様はお勤めや皆様の体調もいつも見守っていて下さいます。

2021年8月12日 12:57
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
少しばかりですが、気持ちが落ち着きました。私の妻が毎日お骨の前にお水とお茶、ご飯を供えています。
これ以上悪いことが起こらないように、毎日、気持ちを伝えていきます。
ありがとうございました。

「納骨」問答一覧

祖母を火葬しました

先日、祖母が亡くなりました。 火葬場で働く私は、自ら希望して祖母を火葬し、きれいなお骨となって収めることができました。 孫である私に火葬されることについて、親戚や知り合いからは「とても良いことだね、ばあちゃんも喜んでいるよ」、「そこまでしなくても」等、様々な意見がありましたが、お坊さんは身内が身内に火葬されることについて、どうお考えになるかお伺いしたく思います。 祖母については、私が生まれた時からずっと一緒に、一つ屋根の下で暮らしていました。いつも優しく元気で、自分より他人を優先する祖母でした。怒られたことは1度もありません。亡くなる数か月前から入院をしており、私がお見舞いに行った1週間後に亡くなりました。 大変お世話になった祖母を自ら火葬したことについて、後悔はしていませんが、ふとした時に「ばあちゃんは孫に火葬されてどう思ったかな」と考えることがあります。理由は、祖母は認知症が進んでいたこともあり、火葬場で働いていることを私が伝えていなかったからです。認知症は進んでいても、話の受け答えは問題ない時期もありましたので、火葬場で働いていることについて、祖母はどう思ったのか聞いておけばよかったと、今になって少し気になっています。 お手数をおかけしますが、ご回答をいただけると幸いです。

有り難し有り難し 7
回答数回答 1

父の納骨について

昨年、父が80歳で他界しました。 残された母の住む実家から、車で2時間半のところに父の故郷があります。父は長男で2人の姉も嫁いでおり、田舎の家は人手に渡り親族は住んでいません。その田舎に先祖代々のお墓があります。すぐ近くの小さな墓地で町内の方が管理されているようです。 すでに遠方に嫁いでいる私の負担を考えてか、父は生前田舎の墓じまいを考えていましたが、自分のお墓はどうするのか決めかねていたようで、本人の意思は聞けないままでした。結局、母の意向で母方の親族が供養されている都心の大きなお寺の納骨堂へ納骨しました。 月命日に母とそのお寺にお参りに行っていますが、今になって田舎のお墓にも分骨してあげればよかったと後悔しています。物忘れが激しくなり急に頼りなくなってしまった母も、「前にも言ったと思うけど…」と定期的に父のお墓のことで後悔を口にします。 今、私の家には手元供養にと片手の掌に乗るほどの小さな骨壺の中に少しだけ父の遺骨があります。その遺骨を父の田舎のお墓に納めて、墓石に名前を彫ることができないかと今頃になって真剣に悩むようになりました。すでに納骨堂へ納めていること、お骨が少量であることから、納骨式は行わずに石材店に依頼して納骨と彫刻だけお願いできればと考えています。その地域の石材店に電話で問い合わせたところ、最近はお寺さんにお経をお願いしない方もいますよとのことでした。 そのお墓は近くに住む父のいとこが墓守りをして下さっており、私達も毎年お盆にはお参りしています。 自己満足のための非常識な行為にも思えますし、親戚に相談したらどう思われるだろうか…と考える一方で、ほんの少しのお骨でも祖父母の元に帰してあげたら、父も祖父母も喜んでくれるのではないか、と勝手な想像をしてしまいます。 もう納骨を済ませたのだから、このような行為は控えるべきでしょうか? 長々と申し訳ありません。よろしくお願いします。

有り難し有り難し 10
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