過去の後悔に縛られている
こんにちは、地方に住むアラサーの会社員です。
過去の後悔(あれをやっておけばよかった、やりたかったことが出来なかった)を日常の中で度々思い出し、虚しい気持ちになります。
もともと好奇心旺盛な人間でした。高校を卒業したら好きな英語の勉強をしたく留学を祈願しましたが、金銭的な理由で却下。せめて国内で英語の勉強をと思い、行きたい大学があるも親に「将来どうするの?」と言われ、気が弱いわたしはそこで進学を諦めてしまい、実家から近い医療関係の資格がとれる大学に行きました。
進学した大学では、自分の思い描いていたキャンパスライフとは真逆であり、飲み会やサークルなど楽しみたかったのですが、全くといって無縁の生活を送りました。その当時はその生活で良い、と思っていたはずですが、アラサーになった今、もっと自分の意見を通してやりたい勉強を行えばよかった、もっと積極的に交流の場に行けば良かった、など後悔がおさまりません。
学生時代は生涯1回だけです。もう絶対に取り返せない物を手に入れたくて仕方がありません。今までの人生、自分で決断をしたことがあるだろうか?と、この年齢になってこのような考えを持ってしまい、虚しい気持ちになる時間が多くなりました。
過去の後悔から脱却したいです。こんな幼稚なわたしにご教示いただけないでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今、一歩を踏み出す勇気を持ってみましょう
質問読ませていただきました。
過去に、もっと積極的に動けなかったことを後悔されているのですね。
心中お察しいたします。
さて、過去にあれをやっておけばよかった・・これをやっておけばよかった・・と後悔される方は少なくありません。
もちろん、経済的な理由や病気などでどう頑張っても出来ないことはあるでしょう。
しかし、「頑張れば出来たけど、やらなかったことを後悔していて、そこから抜け出せない・・」という人は、えてして今も何かにチャレンジしていないことが多いのです。
今、何か目標に向かっていたり夢のある人は、過去に縛られて抜け出せないということはほとんどありません。後ろを振り返るより、前に進むことでいっぱいいっぱいですからね。
どんな状況であれ、今の自分に応じて何かやりたいことや目標は見つけられるはずです。そして小さな一歩かもしれませんが、そこに向かって何か踏み出せるはずです。
今それが出来ない人は、たとえ過去に戻ったとしても、色んな理由を自分の中で作り出し二の足を踏んで、やりたいと思って後悔していたことでも結局出来ないままでしょう。
大切なのは、一歩を踏み出す勇気です。たしかに、過去には過去にしかできなかったことがあります。しかし、今は今しかできないことがあるのです。
しっかり今の自分を見つめ、未来への目標や希望を立てて、それに向かってどんなことでもいいので一歩ずつ踏み出してみてください。
その積み重ねが自分に自信をもたらしてくれます。そして、現在進行形の充実感が、過去を後悔する気持ちを少しずつ軽くしてくれるでしょう。
何か少しでも参考にしてみて下さい。
必要ならばプロフィールを参照いただき、メールにてご連絡くださいね。
質問者からのお礼
藤川誠海様
ご回答ありがとうございます。
ご回答の中にあったように、今出来ないと過去に戻っても出来ない、という言葉にとても納得致しました。
おっしゃる通りで、現在わたしは現状維持の生活を続けており、今後どのように人生設計をしていくか迷走している最中でございました。
今の目標を定めて、しっかりと現在を歩んでいきたいと思います。
また迷った時には、ご連絡させていただきたいと思います。本当にありがとうございました。