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神職になるために修行中ですが逃げたいです

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私は今この春、高校を卒業してすぐ神職養成所に入り日々修練しています。元々社家出身では無いので神社の知らないことや、びっくりするようなことに触れてワクワクしたり逆に理想と違って引いてしまったりしています。今夏休み期間で実家に帰っているのですが、養成所での時間に縛られた生活、友達(私以外全員男子で話についていけない)も出来ず、神楽もあまり自分は上手ではなく先生に怒られたり、また理不尽な怒られ方をされたり、自分と他人を比べてしまい自分は向いていないと思いすごく落ち込んでいた養成所生活を振り返り、もう養成所に帰りたくない、逃げ出したい、辞めたい気持ちがとても強く、日々悶々と夏休みをすごしています。辛いことも楽しいことも含めて修行なのは分かっているのですが、それでももう心が疲れてしまいました。養成所にいる時に一人の男性と色々トラブルがおき、その事でももう心が疲れています。色んな環境の変化や、理想と現実のギャップ、神楽や祭式の下手さ、人間関係でのトラブルで、もう逃げ出したいです。
神様に仕え、感謝し、神様と人間の仲取り持ちとして生きよう!
今まで沢山神様にお世話になったのだから恩返しをしよう、何があっても辞めない!
というような気持ちを前は持っていましたが、今は疲労しきっていてこれらの気持ちが薄れています。先生に怒られたくないだとか、めんどくさい仕事をしたくないとかしか考えていません。
自分で情けないです。せっかく神様が結んでくださったこのご縁を私は無駄にしようとしています。私はまだ頑張りたいです。でも逃げたいという気持ちの方が強くもうどう考えたらいいか分かりません。
お坊さんも私のように修行が辛くて逃げ出したい気持ちになったことはありますか?
そしてどうやってその心を鎮め、また修行に打ち込みましたか?教えてください


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人々を救いたいという気持ちが大切です

質問読ませていただきました。

神職については私は無知ですので、養成所があることに驚いております。
また神職に限らず、世間からその世界に入ってきたり嫁いできたりして、理想と異なる現実に辟易して辞めたり離婚される人がいるのも事実です。
心中お察しいたします。

さて、神職でも僧侶でも、私が僧侶(神主)になって、みんなを救おう(役に立とう)という気持ちがなければ続かないでしょう。
坊主丸儲けなんて言葉がありますが、左うちわで暮らしていける僧侶なんてごく一握りの大寺院の僧侶のみです。ほとんどのお寺は経済的に疲弊しております。世間に出てフルタイムで働いた方が、よっぽど安定して稼げるのです。それは神社であっても同じでしょう。
そんな状態の中で、何故僧侶や神主になるのか・・それは人々を救いたいという思い、それだけでしょう。

私は実家がお寺でしたので、中学校一年生から僧侶になりました。修行は辛かったですが、私の師匠は「お寺に生まれて僧侶にならないなら、今すぐここから出て行け」という主義の方でしたので、中学生で一人で生きていく勇気がなくて僧侶を頑張って続けてきたという部分はあります。
その甲斐あって、今は一人前の僧侶となって、ようやく「僧侶になったからには人を救いたい」と思えるようになりました。
しかし、世間からこの世界に入ってきた方には、世俗に戻るという選択肢が残されています。つまり、逃げ道があるのです。そんな状態で修行に耐えれるかどうかは、「人々を救いたい」という気持ちの強さにかかってくるでしょう。

今の自分の状態をもう一度見つめて、自分の行く先をゆっくり考えて見ても良いのではないでしょうか。
ただし、今神職の道を諦めたからと言って、人生で二度とチャレンジできないわけではありません。世間に出て働き、改めて何かに気づいて、再びチャレンジすることだって可能です。

ご自身の人生です。しっかり考え抜いて、冷静に判断して進んでいきましょう。
ただし、考え抜いた末の選択ならいいのですが、一時の感情で安易な逃げの選択だけはしないでくださいね。それはクセとなり、これからの人生で辛いことがあったら、すぐに逃げてしまうことになりかねませんから。

何か少しでも参考にしてみて下さい。
必要ならばプロフィールを参照いただき、メールにてご連絡くださいね。

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今はどのように考えるかでこの先変わります。

ポムポム星人のお悩みお察し致します。

私も今から50年前以上に同じように悩んでいました。
神職ではありませんが、お坊さんの世界です。高校生入学から、親元を離れお寺に住み込み、学校へ通い、毎日、修行に明け暮れ、夏休みに帰郷できた時は、最高のひと時でした。ポムポム星人さんもそうだと思います。

さて、これからどうするかですが、このまま止めてもそれは自由です。誰にも止めることはできません。そして止めるための理由はどんどん作れます。それも自由です。
でも、もう一度戻り挑戦することもできるのです。
夏休みという機会は、ある意味でリフレッシュする期間でもあり、今までのことを整理する時でもあります。少し前向きに考えてもいいとも思いませんか。

たしかに同級生で、そのまま帰ってこない人もいました。だからどうこうではありませんが、せっかくのご縁ですので、もう少し頑張ってみてから決断してもいいと思います。

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質問者からのお礼

回答ありがとうございました。
もう一度頑張りたいと思います。

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