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因果応報があると思えない

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娘が、娘夫のw不倫が原因で5年前に離婚しました。

一連のゴタゴタの中、元娘夫の両親も、元娘夫を絶縁するような状況で、10:0で元娘夫が悪いと言って良いと思います(その結果。双方から慰謝料などは取れました)。

娘は、慰謝料問題の過程で、元夫の不倫相手に酷いことを言われたりし、一時自殺未遂を起こすなどかなり憔悴しましたが、少しずつ立ち直り仕事も再開しました。

しかし、こんなに酷い目にあわされているのに、今も自分に至らないところがあったのではと自分を責めたり、元夫の現状(離婚が仕事上ダメージとなったようです)を心配したりしています。

元娘夫の不倫相手は、過去にも不倫をしていたこともあるらしく、自分が悪いという意識はなく、結婚生活を壊した魅力ある自分と、誇らしげに元気に生きているそうです。

この世に神や仏がいるなら、善人が酷い目にあう状況を許しているのか、まったく理解できません。娘に酷いことをした人達を呪いたいと思ってしまいます。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

呪わずとも不幸の隘路に

まずは、前提の確認です。

あなたは10日前の質問で、「長く心から愛し大事にした夫が突然豹変し不倫し離婚」と書いていました。つまり、質問者であるあなたの「夫」が「不倫」した、という文意ですよね。

そして、「不倫相手は」「私から夫を奪ったことを誇らしげにしている」とも書いています。今回は、「元娘夫の不倫相手は」「結婚生活を壊した魅力ある自分と、誇らしげに元気に生きている」と書いています。

偶然、あなたと娘さんが同様の状況で、同様の人格を持つ人に「不倫」されたということなのでしょうか。あまりに状況が似ているので混乱します。

それとも、同一アカウントであなたと娘さんが交互に書いたということでしょうか。

つまり、この質問の前提自体が腑に落ちないのです。

ただ、折角ですから「この世に神や仏がいるなら、善人が酷い目にあう状況を許しているのか」という問いに答えましょう。前回も同様のことを問うていますね。

私は、仏教徒ですから仏様のことは存じていても、「神」には詳しくありません。
だから、仏様についてのみ答えます。

あなたは「仏がいるなら」と言っていますが、あなたには「いる」ともいないともわからないのですね。いや、そもそも自分の語っている「仏」という存在、言葉の内容自体を理解して質問しているのでしょうか。

仏教の書籍を読めば、ご自身が「神」と「仏」を混同していること、その違い、「罰」(前回の質問の言葉)を与えるような存在でないことも分かるはずです。本当にあなたが「仏」に興味があるなら、一度きちんとした手順で追求してみてください。

あなたは、「不倫」した人間が幸せだと思うのですか。
だから「呪いたい」、不幸にしてやりたいと思っているのでは。

私には、当人たちは不幸のどん底にいるように思えます。迷っていること自体に気が付かない。これは悲劇であり、喜劇です。

愛の感動を知らないまま、命を終える。
どれだけわがままを実現しても、最も思い通りにならない老、病、死に直面した時、地獄のような苦しみに直面して尚、生き方の修正がきかない。

自分様で生きてきた人は、阿弥陀様と言えないのです。だから、極楽があるとも思えないのです。

呪わずとも不幸の隘路に陥っているのです。あなたにはそう見えませんか(字数制限)

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浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布教研究専従職員 元龍谷大学講師 元篤志面接委員(法務省管轄) 真宗学修士、心理学学士 Fmみっきい(地元ラジオ局)出演中 趣味:サックス 2019年末頃から回答しています
応談できる時間帯は、その日によって違いますのでお確かめ下さい。 月曜日〜金曜日(祝日除く)13時〜21時 土曜、日曜、祝日 18時〜21時 お盆(8月1日〜15日)、お彼岸は対応できません。

必ず報いは受けますよ!

質問読ませていただきました。

子を持つ親として、相手を恨むのは当然です。心中お察しいたします。

さて、因果応報についてですが、仏教の因果応報というの短期だけではなく長期での見方が必要となります。
それは、前世・現世・来世にまたがるのです。
前世に行ったことが原因で、現世に何らかの現象を生じる。現世に行ったことが原因で来世に何らかの現象を生じるのです。

それに当てはめるなら、現世で不倫されたことについて、娘さんは過去世に何か原因となる業を積んでいたのでしょう。
しかし、現世で、その不倫相手は酷いことをした。その報いは業となり来世で必ず報いを受けるのです。

こんなことを未来永劫繰り返すのは辛いし、イヤですよね。苦しみのない世界に生まれたいと、誰しもが思うはずです。
しかし、人間として生まれる限りはその苦しみから抜け出せない。生身の身体があり、それ故生理的欲求があり、相手を憎んだり、怒ったり、羨んだり、貪ったり・・・そういった感情は必ずついて回るのです。
だから、「もう人間に生まれ変わるのはやめちゃおう。そういう苦しみの連鎖から抜け出そう」というのが仏教の根本的な教えです。苦しみのない世界に生まれるために功徳を積み、まじめに人生を生きましょう!ということなのです。
そう考えるとその不倫相手は報いを受けて、必ずまた苦しみの世界に生まれます。ひょっとしたら人間に生まれ変わることもできないかもしれません。

また、短期的に報いを受けることもあるでしょう。
その不倫相手は、若くて魅力のあるときは好き放題快楽を貪っているようです。しかし年を取るにつれてその化けの皮がはがれ、そんな「やばい人」に誰も近づかなくなります。年を取ると、人はその本性が言動に表れてきますから。
おそらく、寂しい人生を送ることでしょう。

ですから、恨む気持ちもわからないではありませんが、放っておいても必ずその報いによって苦しむのです。
それに相手を恨むことで、それが自分の業となり、来世でまた何らかの報いを受けることになりかねませんよ。どうすれば自分が心和やかになれるか、そこを見つめる必要があるのです。最低の相手のせいで自分がまた来世で苦しむ、こんなばかげた話はないでしょう。

何か少しでも参考にしてみて下さい。
必要ならばプロフィールを参照いただき、メールやZOOMの個別相談をご利用くださいね。

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個別相談可能
京都府・大阪府・奈良県の県境に当たる、京都府京田辺市の天王院というお寺でお勤めさせていただいております。山手の方にある、自然に囲まれた日蓮系宗派のお寺です。 13才から僧侶となり、たくさんの方と関わってきました。 現在は42才となり、3人の子育てに奮闘中です!また、教育関係の仕事にも勤めたことがあります。 自分の経験したこと全てが私自身の糧となり、それが人を救う力になればいいなと、何があってもポジティブに考えるようにしてます。 その経験を活かし、 ・人間関係 ・将来の不安 ・仏事全般 など、様々な質問に答えていきたいと思っております。 何か悩み事がある、個人的に相談したい、質問について他の人に知られたくない、という方は遠慮なくメールにてご相談下さい。 今までにたくさんの方からメールにてご相談をいただいておりますので、気軽にご相談してみて下さいね! また、ハスノハの回答には字数制限があり、私の回答に対するお礼に返事が出来ない場合も多々あります。ですので、返事を望まれる場合もメールにてご連絡下さい。 メールアドレスは下記をご参照下さい。 一両日中に返事をするようにしておりますが、こちらからの返事が届かない場合は、 ・メールアドレスを間違えていないか ・受信拒否設定はどうなっているか を確認して、もう一度メールを送っていただければありがたく思います。 また、お寺に直接訪問されてのご相談も受け付けております。その場合は、まずメールか電話にてその旨をお知らせ下さい。 お寺の予定と照らし合わせて、日時を調整させていただき、お寺の詳しい場所などをお伝えいたします。 ただし、電話回線が1本しかないこと、他の法務の電話が多いことから、失礼ながら電話での悩み相談は承っておりません。 直接お寺に参詣されての相談か、メールにての相談に限らせていただきます。 また、直接お寺に参詣されての法事や、ZOOMを通じての法事なども受け付けておりますので、希望があれば何でもご相談ください。 メールアドレス joukai4378+soudan@gmail.com 電話番号 0774-65-0161
法事や行事がなければ、平日・休日共に 9:00~12:00 14:00~17:00 の時間帯で相談できます。 土曜日や祝日の前の日なら、お寺の予定が何もなければ 21:00~ でも相談できます。 他にも調整できる場合もあるので、お問い合わせください。 人に話をしたり言葉に出すことで、気持ちが晴れたり、考えがまとまったりすることもあります。 どうぞ遠慮なくご相談ください。

前世の罪業

今のあなたや娘さんの苦しみは、前世であなたや娘さんが犯した罪の報いだと考えてはどうでしょうか。
因果応報や自業自得は、自分の罪を冷静に見るための鏡であり、他人に向けるものではない(他人に向けても意味はない)と思いますよ。
理想ですが、世の中の全ての人が、何かトラブルがあったときに他人を恨まずに自分の罪を反省するようになれば、世界から戦争もなくなりますよね。
「自分の過去の罪の報い」だと思いましょう。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

質問者からのお礼

ありがとうございます。
母も質問したいと言うので、同じアカウントで、私が質問を聞いて、書き込んでしまいました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ