悪い事が続きすぎます。
自分の人生で悪い事が続きすぎて生きるのが怖いです。
2年前、父が急死し、さらにそのわずか2ヶ月後に父方の祖母も亡くなりました。
それから、母の精神状態が悪くなり、先日、母も自ら命を絶ちました。
なぜ、こんなに短期間に悪い事が続くのでしょうか?
母が亡くなる1ヶ月ほど前に有名なお寺で厄祓いもしてきましたが、逆効果でした。
神に文句を言いたいです。なぜ、私の家族ばかりなのですか?と。
人生はなぜこんなにも不平等なのか理解ができません。
当たり前が次々と失われ、普通の家族には滅多に起こらないような災難ばかりが我が家を襲います。
正直、私の家族がここまでの仕打ちを受ける程の悪い行いをしてきたとは思えません。
悪い何かに呪われているのでしょうか?
「運命」で片付けられたらそれまでですが、運命は変えられないのでしょうか?
私も家族も憔悴してしまい、ただ生きるだけでも怖くなりました。
まとまりのない文章ですみません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
大変だと思いますが、単なる出来事です。
あんずさんのご心痛お察し申し上げます。
続けての大切な方々の逝去に、自分自身を責めたくなるお気持ちも分かります。
自分の運命が悪いとも思いたくなります。誰も責めることができませんから。
さて、まずは、ご自身を責めるのは止めましょう。あんずさんのせいで皆さん亡くなった訳ではありません。それぞれの寿命であり宿命でした。私たちは、それぞれの使命、役目があってこの世に誕生し人生を歩み、役目が終わればこの世を去るものです。それは親子兄弟、親族という深い縁の関係においても複雑に絡み、それぞれがその中で、大切な経験をしているのだと思います。
ゆえに出来事に対して、単に運が悪い云々とは思わない方がいいと思います。
先回のご質問も拝見しました。弟さんのことも心配でしょうが、だからと言って、あんずさんの人生もあり、弟さんの人生もまた彼の人生です。
今は大変かもしれませんが、目の前にある大切なものを大切に育むことが、次の幸せに繋がります。他人と比較しないでください。目の前にある小さな事でも喜び、笑顔でいることです。
私も23歳の時、父、25歳の時、母が亡くなりました。妹は東京へ嫁いでいましたから、一人でお寺にいましたが、運が悪いと思ったことや、そういう考えは一度もありませんでした。出来事に対してどうのように考えるか思うかで未来は変わります。
ー仏道とはー 生老病死 四苦八苦から救われる道を求めること。
つらいことが続かれましたねぇ。本当に悲しくて、お辛かったことと思います。
人間は生まれてきたというだけで、痛みや苦しみを感ぜざるを得ないものです。「この身と心」がある以上は24時間、何らかの出来事を授かりつづけています。
ただ、そこで冷静に物事の授かりをよく見つめてみる必要があります。たとえ1つ、2つ、10の出来事を似たような状況で人間100人、1000人が体験されたとしても、どういうわけでしょうか。その体験・経験が同じであったとしても、そこでその「捉え方=頭の中での受け止め方」というものが異なるという現実がある。そこに焦点を当ててみましょう。
当山には🐔が数羽いますが、彼らが存在しているだけで毎日いろんなドラマがおこります。
隣の人や通行人がつつかれます。
逃げ出して隣の家の畑の白菜を食べちゃいました。
朝は夜中っから100デシベルの音量でコケコッコー!(# ゚Д゚)
アライグマがやってきて何羽も食われました。
昨日もアライグマが来て大騒ぎで不眠症です。
死骸や羽の片づけも大変です。
カラスが毎日卵をもっていってしまう。
エサ代一体何のため?
毎晩、起こされる。
参詣者は「👴のどかでイイねぇ」と言ってくれている。
子供たちは面白そうに眺めている。
万が一、怪我でもさせたら大変。
だからと言って殺したら可哀そう。
一方でファミチキ、Lチキ、ナナチキ、ケンタは売り上げ好調。
さて、これらの出来事の一つ一つは良いことでしょうか。
それとも、悪いことでしょうか。
🐔
あなたにとっては関係のないことだから良いことでも悪いことでもないでしょう。
ですが、この話でお伝えしたいことは人生「良いか悪いか」ではないのです。
「よいことだ」「わるいことだ」とジャッジ・判断・裁き下している者は「何者か」ということです。良し悪しの判断、裁きに目を向けていただくためのお話です。もちろん、ご家族が亡くなられたことは悲しいことです。
ですが、それでもいつかは別れが来たはずです。
大事なのは、あなたがその不運に見舞われても、不幸だと裁きを自ら下して、不運=不幸と断定なさらないこと。
津波や台風という災難や身内の死という事実は事実ではありますが、人間はその事実の受け止め方や捉え方で苦しむのです。祖師たちは皆、その不条理を己を高める機縁としたのです。供養として自ら仏道を求めてみてください。
心身が弱い者同士が結婚したら
たとえば、たまたま心身が弱い者同士が結婚したら、病気になりやすい家庭になるでしょう?
たまたまお金持ち同士が結婚したり、たまたま背が低い者同士が結婚したり、そのように小さな出会いが家族の数十年に影響する可能性があります。
あなたのご両親がたまたま心身が強くない家系だったとしても、でも二人が惹かれ合って結婚したのなら、それを誰が否定できるでしょうか。
生きることは苦しみとトラブルの連続です。
それが事実だと悟ったのがお釈迦様なのです。
質問者からのお礼
丹下覚元様
回答ありがとうございました。
不運だとか、不幸だとか、決め付けるのは間違っていました。
両親の死はいつかは来るものだと思っていましたが、そのタイミングが短期間に重なってしまっただけと思うしかないと思います。
あまりに、短期間で立て続けにだったので、心が疲れてしまいました。
考え方を変えてみようかと思います。
鈴木海祥様
回答ありがとうございました。
私より若い年齢でご両親を亡くされていたんですね。
自分を責めたり、自分の運命を恨んだりしても苦しいだけだと思いました。
気持ちの切り替えにはまだ時間がかかりそうですが、少しずつ進んでいこうかと思います。
願誉浄史 様
お礼が遅れてしまい、申し訳ありません。
全て読ませて頂きました。
ありがとうございました。