部活の顧問について
私は部活の顧問の言動に悩んでいます。
私はある部活に入っているのですが、そこは生徒の自主的な活動、運営によって成り立っていると顧問から説明を受けていました。しかし、日々の練習メニューや係決め等、顧問が異常に介入してきます。そして自分の思い通りにならなかったり、部員から少し反対の意見が出されるとヒステリックに怒りだし、今の部員は〜だ、と批判に近いお説教をします。また、部員が頼んでもいないのに部活を仕切って「なんで私はこんなことをやらなきゃいけないんだ」と言います。
また、「私は部員の全てを把握しているだから私に従いなさい」といった発言もします。しかし、部活自体にはあまり来なく、現に部活中スマホを触ったりしている生徒を頑張っている部員だと見なしています。
生徒の性格を把握しているとはとても思えません。
部長は疲れ果てており、私も精神的に辛いです。毎日1人で泣いてしまい、眠れない日もあります。
他の先生に相談した所、退部を勧められました。確かに嫌々部活に行くより勉強をしたりした方が充実した生活をおくれる気がします。
部活動は顧問がいて成り立っていることは理解していますし、感謝しています。
ですが、必要以上の干渉や、高圧的な態度に不快感や恐怖感を抱いてしまいます。
私は今、退部という選択肢に傾いています。しかし自分が冷静な状態ではないことも自覚しています。
私はどのような考え方や行動をすればいいでしょうか。また、退部という選択肢はどう思われますか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
どっちが良いかでなく、選んだ方をプラスにしていく
にんじんさんは部活の顧問の言動に悩まされているのですね。相談文にもありますように、言葉と行動が一致していない顧問の先生に対して、戸惑いや不満が起こってきたのでしょう。
その悩みを他の先生に相談したとの事。良い判断だったと思います。元担任の先生なのでしょうか?いずれにせよ、にんじんさんが信頼のおける先生に相談されたのでしょうね。
また、「今自分が冷静な状態ではないことも自覚している」とあることからも、にんじんさんは相手に限らず、自分に対してもおかしいところがないか見定めたいという意欲をもっている方なのだろうと感じました。
しかし、それでも冷静でいられないのは、「なぜこんな理由で私が退部しなきゃいけないんだろうか…」という迷いも少しはあるのではないですか。
大人になればなるほど、そういうことの繰り返しです。そして、それを繰り返すうちに人間関係における、ある法則のようなものがあることに気づきます。それは「自分の力で他人の考えを改めさせることは自分を変えることより難しい」ということです。
なので、相談した先生もにんじんさんの悩みをストレートに顧問の先生にぶつけて問題解決を図るよりも、相手と距離をとった方がストレスの総量は少ないだろうという意味で退部を勧められたのでしょう。
最後に、「退部という選択肢はどう思うか」ですが、最終的にどうするかはにんじんさんが決める他ありません。選択肢は他にもあると思います。退部覚悟であがいてみる、辞めずに顧問の先生と納得いくまで話し続ける…等。
どれが一番良い結果になるのかは分かりません。しかし、どんな結果でも、そこから得られるものがあります。
「早く辞めたおかげで、新しいことにチャレンジできた」
「人の意見を変える難しさを身をもって知ることができた」
「あきらめなければ思いが伝わることもあると知った」
自分の判断に自信が持てなくても、選んだことをにんじんさん自身がプラスにしていくことが大事ではないかと思います。
もちろん後悔してもいいのです。その後悔はいつかきっとあなたを助けます。
もしにんじんさんが一年生ならば、別の部活に入ることも選択肢に入れた方がいいかもしれませんね。決して恥ずかしいことでもないですし、せっかくの学校生活、いろんな部活を体験してみるのもよいと思います。
ご参考までに。
質問者からのお礼
選んだ方をプラスにしていく、後悔してもいいという発想や考え方にはっとしました。
部活は学校生活で大幅に占めるものであるので、もう少し考えてみてどうするか決めようと思います。
今回初めてこのサイトを利用させていただきました。最初は少し不安でしたが、実際利用して良かったなと思っています。ありがとうございました。