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夫に遠慮し過ぎなのでしょうか

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夫は会社員で朝早くから夜遅くまで働き、私は専業主婦として家にいます。
子供は遊びたい盛りの4歳と1歳。4人家族です。
夫には感謝していますし、私はとても幸せ者だと思います。
だけど、辛いのです。
朝から晩まで、晩から朝まで、子供らと過ごし、世話をし、一緒に遊び、子供が寝ている間に家事をし、休憩時間もありません。
夫はわりと古風なタイプで、家の事・子供の事は母親がするもの、と考えており、家事育児に関しては協力は得られません。
また、私自身も古風なのか、働く夫に家での負担をかけたくないと考えてます。
それなのに、毎晩ベロベロになるほどビールを飲み、休日は二日酔いで一日中寝続ける夫に我慢なりません。
おかげで、子供は父親である夫に全くなつかず、常に私にベッタリな状態です。
子が産まれてからのこの4年間、一度たりとも子供を置いて出掛けたこともありません。泣く子を置いてまで出掛けたいとも思いません。
だけど、30分で良いから一人になりたい、と思ってしまいます。その30分すら私には無いのです。
それくらい夫に頼めば良いのでしょうが、私自身、自分に稼ぎがないことを後ろめたく思っており、稼いでいる夫に意見出来ないでいます。
今夫は昼寝をしています。本当は叩き起こして子供と遊ぶよう促したい気持ちでいっぱいですが、出来ずにいます。
心の中が夫への不満でいっぱいになってしまい、辛いです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

本当にご苦労様です。

本当に毎日毎日、休める時間、ホッと出来る時間もないのではありませんか。

良く頑張られて、奥様には、頭が下がります。

外で働く、家を守る 両方があってはじめて、家庭です、どちらが、偉いなどありませんよ。

逆に男にはとうてい出来無い事です。

我が家にも、四歳の息子、一歳の娘がおり、やっと授乳が終わりました。

妻には、家事全般、家を守ってもらっています。

四歳の息子が、産まれて、仕事の忙しさにかまけて、ご主人様と同じ状況でした。

分かっているのに。。。。。

ある日、妻に、怒られました。

二人の子どもだよ。。。。。

と、そこで、ハッと気が付きました。

是非是非、ご主人様に キチンとお話しをなさって下さい。

必ず、解ってくださるはずです。

全ては、大切な子どものために。

たまには、手を抜いて見たり、公共の施設や センター、一時保育などに短時間でも、預けて見てはいかがですか。

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何もできてなくても人はただいるだけで尊いのです。

こんにちわ。拝見いたしました。

朝から晩まで子供さんのために一生懸命であるということは、なかなか誰にでも出来ることではありません。ゆんこさんは本当にすごいですね。そして、少しだけでも自分の時間を持ちゆっくりしたい。その気持ちも最もだと思います。ご主人も子育てを手伝ってくれたらと思いつつも、彼は彼で頑張っているのだもんなという部分も感じておられるのではないでしょうか。あなたのご主人はあなたと一緒になれて幸せ者だと思いますよ。

気になったのは稼ぎがない事を後ろめたく思っているという部分です。ゆんこさんはどこかで「お金を稼ぐこと」「役に立つこと」がなければ駄目だというものさしを持ってしまっているのではないでしょうか。「何もしなくても愛されている」「何もできなくても必要とされている」というものさしを大事にしてみてください。赤ちゃんは自分では何も出来ません、出来ませんが人を喜ばせることができますし、様々な事を教えてくれます。出来る出来ないは誰かが勝手に決めたものさしです。自分の心が楽しい、安心だと思えることを大事にしていきましょう。もし、つらくなったら「ないもの」を数えずに「あるもの」を数えてみましょう。

ひょっとすると夫婦お互いが「こっちは精一杯やっているのに」という気持ちになってしまっているのかもしれません。「わかってほしい」「察して欲しい」「大事に扱ってほしい」という気持ちが心の奥底にあるのが人間というものだと思います。ですから直接言いにくければ、手紙にして渡すということも出来るかと思います。話し合うにしても「ああしてほしい、こうしてほしい」というのではなく、まずは相手の仕事での苦労などを認めた上で今の状態で「自分がどのように感じているのか」をお話する方が伝わると思います。男性が弱いのは話の最後は「褒めて終える」です。

あなたの頑張りをちゃんと見ていてくれる人は必ずいます。仏様もあなたの頑張りを見て見守ってくださっていると思います。ゆんこさんの心に安心が得られますように。

合掌

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