母の自死への後悔
2週間前に大好きだった母が自死しました。
父と二人暮らし。父が病気をしたことで精神的に参ってしまい、不安症を発症。
不眠症・食欲減退となり、そこから自律神経失調症だということまでしか聞いていませんでしたが、結局は酷いうつ病になっていたのでしょう。
最期は自分で死を選び、この世を去ってしまいました。
精神的に病んでいることは知っていて、辛いということも漏らしていました。
眠れないのがつらい、と。
父が入院で不在の時は頻繁に電話したり手術の時は付き添ったりなどしましたが、父が家に戻ってからは少し安心していました。
人が家にいると安心する、と言っていたので、大丈夫だろう、もう少ししたらよくなるだろうと高をくくっていました。
仕事・家事・育児のことで頭がいっぱいで、母の気持ちに寄り添ってあげられていなかった。
もっと話を聞いてあげていたら、電話ではなく会いに行っていたら、抱きしめてあげていたら、私に相談できるようにゆとりをもって接していたら、、、
後悔ばかりがあふれてきて、毎朝起きるたびに、夢じゃない、現実を突きつけられて落ち込む日々です。
母は治したいと努力していました。
病院にも通っていたし、毎朝近所のお友達のところに話をしに行って元気になろうと努力していました。
そんな姿を見ていたから、徐々によくなるだろうと思ってしまっていました。
そこまで追い込まれて、そんな選択をさせてしまうなんて、、、
兄や妹も同じ気持ちだと思います。
特に一緒にいた父は一番つらいと思います。
父も病気をして不自由になったので余裕もなく、イライラしていたそうです。
母はお世話好きなので、いろいろ口を出されるのが嫌で、会話も必要最低限しかしていなかったそうです。
そんな自分の態度や発言を父は後悔して自分を責めていると思います。
父の悲しみや後悔、喪失感を考えると、私以上だと思います。
ただただ、毎日がつらい。
母のことがずっと頭から離れず、急に涙が出てきてしまう日々です。
この先もずっと消えることのない後悔とともに、あと何十年も生きていくのかと思うと、辛く悲しくなります。
お母さんに会いたい。
お母さんに謝りたい。
お母さんを抱きしめて、大丈夫だよ、大好きだよって言ってあげたい。
ただただ、後悔ばかりです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
気持ちを、涙を、どうか我慢しないで。 繋がっていますからね。
本当に。。。あの頃に戻れたら。
誰も傷つけるつもりもなく、家族を想い、大切に生きてこられたことと思います。大切な家族だからこそ、もっとこうしてあげたい、こうなれば、そんな想いから、ご自身が追い込まれてしまったのでしょうね。病が、心を追い込んだのです。ご家族、誰のせいでもない。
でも、でも、助けてあげたかった。
生きていてほしかった。
お母さんの追い詰められていく心に、もっとサポートしてあげれられるだけの私でいたかった。
そうやって、ご家族皆さんが、自分を責めるしかないほどに、気持ちのやり場がないのですよね。
お母さん、ごめんね。
一人で逝かせてごめんね。
お母さん…お母さん……って、何度も呼び続けているのではないですか。
苦しいですよね。こんな別れって。本当に辛い。
お母さまの最期に、仏様がご一緒してくださいましたよ。決してひとりにはしないよ と。苦しみから解放なさった、お母さまがいてくださいます。あなたの姿、声、想いを、仏様が、お母さまに届けてくださっていますよ。
阿弥陀如来という仏様は、お浄土へ救ってくださるお方です。どんな人も、どんな生き方も、どんな最期でも、決して見捨てはしない。もう、心配はいらないよと、あなたに声かけてくださっていますよ。
生きていてほしかった。
そばにいてほしかった。
受け入れられない現実に、苦しいことだと思います。
複雑な想いを抱えていても、ひとりで苦しまないで。あなたのそばに。いつだって、お気持ちを聞きますから。
辛い時は、辛いと。
泣きたい時は、悲しいと。
会いたい時は、お母さんと呼んでいきましょう。気持ちを、涙を、どうか我慢しないで。
繋がっていますからね。
心よりお祈り申し上げます
拝読させて頂きました。
大切なお母様が突然お亡くなりになられてあなたもご家族の皆様も大変なショックを受けておられるでしょうし、深い悲しみの中におられるでしょう、また様々な思いが溢れていらして後悔の念にさいなまれておられることでしょう。あなたや皆さんのお気持ち全てはわからないですけれど心よりお察しします。
お母様が仏様に救われますよう切にお祈りしご供養申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏
お母様は必ず仏様がお導き下さり先にいかれた親しい方々やご先祖様がお母様を優しく迎えて下さり一切の迷いや苦しみ辛い思いから救われます。そしてご先祖様と一緒に円満にご成仏なさっていかれます。
お母様はご先祖様と一緒に穏やかにあなたや皆さんを見守り続けて下さいます。
お母様はあなたや皆さん共に一生懸命に己れの人生を生き抜いていかれたのです。様々な出来事があって一言では言えない辛いこともあったでしょうけれども皆さん共に必死に生き抜かれたのです。
お母様とあなたや皆さんとのご縁はこれからもずっと続いていくのです。
お母様はいつでもあなたや皆さんに寄り添い支えていて下さるのです。
いつの日かあなたや皆さんが天寿を全うなさる時が参ります。その時には必ず仏様がお導き下さりお母様がご先祖様を連れてあなたや皆さんを優しくお迎えなさって下さいます。そして共に喜び合い分かち合うことでしょう。
どうかこれからもずっとお母様とのご縁を大切になさり心を込めてお母様をご供養なさって下さい、そしてあなたのお母様への思いをありのまま素直にお母様にお伝えなさって下さい。お母様はあなたの思い全てを優しく受け止めて下さいます。
また宜しければどうかここでもあなたや皆さんの思いをお話しなさって下さい。あなたや皆さんを心よりお待ちしております。
またどうかご家族の皆さん共にお互いを大切に労りあって下さい。大変なさ中でしょうからお互いを思いやりながら毎日を穏やかにお過ごしなさって下さいね。
質問者からのお礼
Kousyo kuuyo kazuma 様
お返事いただきましてありがとうございます。
おかげさまでとても心が穏やかになりました。
母がご先祖さま達と共に見守ってくれていると思うと、辛そうな母の顔ではなく笑顔の母を思い出すことができます。
生き抜いて今は安堵しているのだとすれば、それは母にとってはいいことなのかもしれません。
これからも心のうちを素直に母に語りかけ続けたいと思います。
ありがとうございました。
中田様
お返事頂きましてありがとうございます。
母が苦しみから解放され仏様と一緒にいらっしゃるのであれば安心ですね。
母の最期は辛い気持ちしか残っていませんでしたから、それを思うと胸が痛んでいました。
病死ではありませんが、病に侵され死に至ったとするのであれば、少し気持ちが軽くなります。
目に見えない病、人の心は誰も見えません。
近い存在であっても心の内はわかりません。
母が最期に残した言葉はただただ辛いという言葉だけ。それだけはわかっています。それだけしかわかりません。だから、もっともっと楽しい幸せな思い出を胸にさよならしたかったです。
父もまた母と同じように眠れない日が続いています。父まで病に侵されないかと心配です。
誰も失いたくありません。もう大切な人と別れるのは耐えられません。
生きていくというのは本当に修行なのですね。
時間とともに気持ちが落ち着いていくことを願います。
ありがとうございました。