北海道を離れるのが寂しい
大学進学の際、地元である関東を離れて北海道で一人暮らしを始めました。今年で北海道での生活は6年目になりますが、就職が決まり、来春から東京で働くことになりました。
自分にとって北海道はすごく居心地の良い場所で、引っ越さなくてはならないのが寂しくて仕方ありません。新しい生活に不安があるわけではなく、北海道を離れるのが嫌なのです。色々と勘案し、道内ではなく東京での就職を決めたのも自分なのですが、北海道での生活にあまりにも未練が残っています。
地元を離れる際は、北海道への憧れと、いつでも帰ってこられるという思いがあったため寂しくありませんでした。しかし北海道に帰る家はありません。このことも、北海道への未練を増長させる要因のひとつだと思っています。
住めば都、きっと東京での生活が始まってしまえばなんとかなると思っているのですが、残りの半年間は、毎日寂しさを感じるのだろうと思います。
この感情に折り合いをつけるにはどうしたらいいのでしょう。
お坊さんからの回答 1件
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魅力あるんでしょうね
滋賀県内のお寺出身の方が県庁勤めをお辞めになってお夫婦で北海道に移られ、ペンションか何かをなさっているそうです。それだけ北海道には魅力があるんでしょうね。
おっしゃるとおり東京での仕事や生活が始まったら、北海道のことはあまり考えなくなるかもしれません。が、やはり北海道に戻りたくなるかもしれません。こればかりは、先のことなので分かりませんよね。
ただ、どんな会社に就職なさるのか分かりませんが、北海道に支社があるなら何とかなるし、その会社で技術を身につけられたら北海道の同じ業種の会社に転職できるかもしれませんよね。だから、北海道で暮らすのを諦める必要はないと思います。休暇を利用して北海道を旅行するというもっとも現実的な方法もありますし。
実は私は北海道に行ったことはありません。カナダのアルバータには何度か行きました。北海道とアルバータは農業という同じ産業があり、人間の交流も盛んです。アルバータに行くとそこに住みつきたくなりますので、あなたのおっしゃっていることが分かる気がします。実際、いついてしまった日本人もかなりいます。
そうした日本人と接していますと、なにがしか食べていく力を持っている人は強いです。収入の多い安定した仕事を持っている人は外国でも恵まれた暮らしをしています。
あなたが今後どうなさるか分かりませんが、もしかしたら北海道で暮らしたい、ずっと北海道で住み続けたいと決心されることになるかもしれません。そうなったときのためにも就職される会社で技術や知識をたくさん身に着けてどこでも働ける人になっていかれたら、と思います。