hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

希死念慮にとらわれています。

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

こんにちは。
大学4年生の男性です。
まとまりのない文章で申し訳ありませんが、投稿失礼いたします。

やらなければならないことから目をそらし、準備不足による失敗を繰り返す自分に嫌気がさしてしまい、死ぬことによって人生を放棄したいという思いにとらわれてしまっています。
この状況を打破し、前を向けるようなアドバイスをいただきたいです。

現在は自死することによる周囲の人間への悪影響や自死に伴う苦しみへの恐怖心からそのような選択は取らずに済んでいますが、いずれ本当に自死してしまいそうで不安です。

私が失敗したのは就職活動です。
やるべきだとわかっていながら意欲がわかず、布団の中で一日中過ごしたり、趣味のゲームで時間を潰したりと現実から逃げ続けた結果、当然ながらどこにも就職できませんでした。

書類の準備や面接の対策などやらなければならないことが多くあることを自覚していながらもそれらの活動に手を付けることが難しく、せっかく手を付けても自分のやりたいことや志望動機を考えるのに苦痛を感じほとんど準備を進めることができませんでした。
そのような状況を人に話すことで失望される恐怖心から他人に相談することもできず、「なぜ自分は周囲の人間ができていることができないのか」と一人で思い悩み、もう何もできる気がしないし家族の負債になる前に死んでしまいたいという考えがしばしば浮かぶようになりました。

5月の終わりぐらいから状態がどんどん悪化し、現在は布団の中で過ごす日がほとんどになり、自傷的な行動を低頻度ながら突発的にするようになりました。
学業の方にも手を付けられなくなり、卒業論文が進まず卒業も危ういように思えます。
自分の人生や将来がどうでもよく価値のないものに思えてなりません。

自らの怠慢が招いた事態なのですが、冒頭で述べたように死ぬこともできず、かと言って生きていこうという意思も持つことができず、宙ぶらりんのまま毎日を過ごすのがつらいです。

「死にたくなる」という悩みをよく知る人には打ち明けることができず、一人で抱えるのにも限界を感じたため、思いを吐き出す場としてこのサイトを利用させていただきました。
自らの都合で命を捨てようと考えるような身勝手な内容で申し訳ありませんが、何かこの宙ぶらりんの状況から抜け出すためのアドバイスなどいただければ幸いです。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

まずはへばるまで運動することです

私は落ち込んだとき、思考がまとまらなくなったとき、どうしたらいいかが見えなくなったときなどは運動することにしています。近くに小高い丘とも山ともつかぬところがあり、ずっと山道が続いていますのでかなり歩くことができます。森林浴と運動を兼ねてたっぷり汗をかくとスッとします。頭が空っぽになりますから、気分転換にはもってこいです。あなたの住んでいる場所は都会かもしれませんが、運動する場所はいくらでもあるはずです。私は1000くらいは回答してきましたので、お悩みを抱えている人の一般的傾向みたいなものも少しは分かっているつもりです。日の光を浴びる。緑のなかで過ごす。汗を流す。これらが欠けている方々が大半です。私自身も閉じこもっていたら、すぐふさぎ込んで落ち込みますので同じことですね。

それから、就職できないとおっしゃいますが、親戚の男の子は一昨年の10月末に、ウチの子も昨年10月になって内定をもらいました。ウチの子の友達なんて年がかわろうかというときに職種としては第一希望の会社に決まりました。まだまだ諦める時期じゃありません。

さらに申しますと、知り合いの住職の甥ごさんは大学を出てすぐ起業しました。PC一台あれば可能なのだそうです。関西ではもっともよいとされる私大を出ていますしコロナ禍の前の時期でしたから就職はものすごく容易であったはずですが、彼は自分で仕事をしてそれで暮らしています。就職すること自体が必須かどうか分かりません。youtubeをみていると自分で仕事を始めて県庁勤めの公務員時代よりずっと稼いでいる、みたいな話なんてたくさん探せます。

どうなさるかはあなたの選択です。何にせよ、一度きりのあなたの人生なのですから、周囲に振り回されず、自分の考えで歩くことです。そのためにはまず部屋から出てお日様の下で思い切り汗をかくところから始めましょうよ。

{{count}}
有り難し
おきもち

私はお坊さんといっても、ひと様に何か答えらしいものを提示できるような立派な...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

藤岡俊彦様

お返事ありがとうございます。
確かに日光も運動もほとんど触れていないことに気が付きました
私は元々外に出ることをあまりしない人間だったのですが、コロナ禍でただでさえ少なかった外出がほとんどなくなってしまっていました。
気持ちがふさぎ込んで中々外に出るのも億劫になってしまっていますが、何とか日の光を浴びることを習慣にしたいと思います。

就職活動についてですが、ほとんど自暴自棄になってしまっている私を見かねて両親がストップをかけてくれました。
そのため今は就職活動を行っていません。

今は「どうにかしなければ」という気持ちでいっぱいですが、心を整えて「こうしたい」という気持ちで行動できるようになりたいと思います。

一人で抱えていた気持ちを読んでいただいて気持ちが明るくなりました!
本当にありがとうございます!

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ