両親の関係が不安です。
はじめて質問させていただきます。
あまり文章を書くのが得意でないため、読みにくく申し訳ありません。
私は現在実家暮らしをしているのですが、近いうちに実家を出ることを考えております。
しかし、両親のことがどうしても心配になり、行動に移すことができません。
自分の母親は言わなくてもいいことをよく言い、トゲのある言葉をよく父親に対してぶつけています。
また、父親は些細なことでイライラし、数ヶ月に一度それを母親に対しての大声や物に当たるなどで発散させています。
その為、定期的に両親が私の目の前で大喧嘩をし、それを都度自分が仲裁する(結果的には2人を別の部屋に連れて行くだけで、決して仲裁できてはいないのですが)といった流れがお決まりになっております。
なので、実家を出る計画を立てていてもどうしても両親が喧嘩をした時のことが頭をよぎってしまいます。
特に、直近の大きな喧嘩で母親が泣き崩れながら自殺を仄めかすなどをしていた(その状況を見ても父は変わらず怒鳴るだけで、心配などしているようには見えませんでした)という状況だったので、尚の事心配になってしまいます。
昔から両親それぞれから愚痴を聞かされ、父、母から自分の味方でいてくれないと困る、といったことを言われ続けてきたのも原因のひとつです。
おそらく自分がアダルトチルドレンと呼ばれるような存在であること、成人した子供が親の仲や関係性についてここまで悩む必要が無いこと、自分の人生より親を優先しなくていいこと、などは理解しているのですが、20年以上生きていた中で染み付いた思考、生き方をなかなか変えることができません。
人並み程度に親を気遣いつつ、自分の人生をちゃんと歩んでいきたいので、何かアドバイスなどお言葉いただきたいです。
長文失礼いたしました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
まずは自分の人生を生きる
質問読ませていただきました。
ご両親の心配が頭から離れず、それが自分を苦しめておられるのですね。
心中お察しいたします。
おっしゃるように、たほさんには自分の人生があります。両親を大切にするのはとても良いことですが、代わりに自分の人生を犠牲にする必要はありません。
むしろ、自分の人生を犠牲にすることで、将来的に親への恨みとなります。それは自然と言動に表れるでしょう。たとえ側に居たとしても、それが本当に親孝行となるのでしょうか?
人は自分に余裕が出来ることで、相手に優しく出来ます。苦しいときは「自分」のことで精一杯でしょうから。
ですから、たほさんが幸せになることで、初めてご両親に感謝できるのではないでしょうか。その気持ちから、「親孝行」は生まれてくるのですよ。
目先のことだけに捕らわれず、このように「将来の親孝行」について目を向けるのも必要なんですよ。
また、人はどうしても近くにいる人に甘えてしまいます。
適切な距離感がよく見えなくなり、必要以上に相手に依存してしまうことも珍しくありません。それは、決して誰のためにもならないでしょう。
ですから、適切な距離間をたもつことも大切なんです。
ご両親も、たほさんがいなければ、いないなりに何とかやるでしょう。
これからご両親が亡くなるまで、たほさんがずっと付きっきりで面倒を見続けるのは不可能です。ですからご両親がまだ元気なウチに、たほさんが居なくても上手にお互いやっていく術を身につけてもらうしかありません。
ひょっとしたら、「離婚」なんて話も出てくる可能性もあるでしょう。しかし、離婚することで適切な距離間をたもつことができ、逆に仲良くなる夫婦だってあるんです。私の両親がそうでしたから。
ですから、しっかりと自分が幸せな人生を歩める道を、冷静に見極めてみてください。
その合間合間に、ご両親の心配をして様子を伺えばそれでいいと思いますよ。
何か少しでも参考にしてみて下さい。
不安でも追加の相談でも何でも良いので、必要ならばプロフィールを参照いただき、メールやZOOMの個別相談をご利用くださいね。