拝読させていただきました。

　お仕事の内容がわからないので察する範囲でのお応えになりますが、仕事というものは世間の人々の目からみると、まず面白くないというのが脳裏に焼き付いているものです。

　また、職場というものは複数人で成り立っていることから、自分のペースで仕事をしていては駄目な時もあります。
　会社は、一つの仕事を目的を達成するために共同作業(役割分担)で動くことから、全員で目的地に到達するために、全体の動きを見ながら働きます。
　これは早すぎても、遅すぎても駄目なものであり、共同作業でもあり、競争作業ではないということです。

　苦手な仕事を与えられたときに、人は嫌悪感や苦手意識が自然と生じます。それは、他人と見比べ、他人の仕事内容と比較することで芽生えるものです。しかし、苦手な仕事というものは誰もが避けたいことであることから、苦手な仕事を淡々とこなしていくことで、他人の評価は高まっていきます。
　それは他人が、◯◯さんは苦手な仕事を押し付けられたのに、難なくこなしていることに感心・興味を抱き始めます。「なぜ、あなたは人の苦手な仕事を難なくこなすことができるのですか？」と疑問や憧れを同時に抱きます。

　苦手な仕事を難なくこなせた人は、これからの人生において辛いことが生じても、辛いことを辛いと思わなくなれる力をもらえるからです。
　苦手な仕事を与えられ、苦手意識をもち退職させる方向性へと導かれているのかと、マイナス思考へ自身の思考回路を赴くのではなく、難なくこなして「ありがとう」と言わせてやる思考へと転換してみてください。

　本当に上司が辞めさせることが目的であれば、他の理由をつけて即座に解雇を告げれるものです。
　上司の方の考えは分からないですが、何かの役割で芽を出せると信じ、仕事を与えてくれているかも知れません。言葉ではなく体感してもらうことでヒントを与えてくれているかも知れません。上司は、れーさんが仕事を好きということを知っていると思います。

　僧侶も下座行という掃除などの修行をします。これは他人よりも一段と低い位置に自分の身を置くことで不平不満を持たないよう磨く修練であり、どの状態においても生きてるだけで感謝を知る修行法なのです。

『ありがとう』と言われる仕事をするためにはどうすればよいかと考えることで、全体が見えてくるものですよ。

合掌

法源

無憂山 法観寺

祈るこころに佛心が宿る。 変化多き時代を生きる私たちにできること、それは...

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