嘘つきとカンニングと泥棒
初めまして。この度は私の質問を拝見して頂きありがとうございます。
私は、今、社会人になって働いています。しかし、学年の頃、度々悪いことをしてしまい、最近その事を怒涛のように思い出し、後悔に苛まれています。
悪いこととしては、
①試験の時、前にある時計を見ようとしたら、前の人の回答を1問見てしまったこと(目が悪すぎて、問題文は分かりませんでしたが、多分上から2番目に◯をつけているから、私の思っている回答と合っているなと思い◯をつけてしまいました)
② テストの時、回答をやめてくださいと言われても回答してしまったこと
③ 母親のお財布から勝手にお金を取ってしまったこと(全てお金は返済しましたか、謝罪はまだです)
④ 1年程、連絡を取っていた男性に、SNSのアカウントを削除するから、また連絡するねと言ったまま、連絡をしていないこと(ずっと連絡を辞めたかったので、私的には連絡はしないままでも良いが、もし、連絡を待っていたら、すごく申し訳ない気持ちになったため)
⑤ 友人にご飯に誘われたが、行きたくなく、嘘をついて断ってしまったり、フェードアウトをしてしまったこと
⑥どこかに行く時は、両親に誰と会うのかどこに行くのかを言わないといけないのに、男性と出掛けることを言いたくなく、女友達と出掛けると嘘をついてしまったこと
など、自分の保身のために行ってしまった事が多くあり、何でこのようなことをしてしまったのだろうかと後悔しています。
テストの件は、これから受ける資格や検定で2度と同じことをしないと心に誓っています。
また、お金の件も近々母親に会うため、その時に謝罪しようと思っています。
しかし、嘘については2度とやらないとと思ってもまた、同じことを繰り返してしまいます。何故、私は相手のことを考える事が出来ず、自分を優先してしまうのでしょうか。また、こんなに沢山悪いことをしてしまった私は、これからどうやって生きて行けば良いのでしょうか?
長々と書いてしまい大変申し訳ありません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
泥んこは✖ではなく花を咲かせ実りの為のベースに活用する。
世の中にある「悪いことをしてはいかん・良いことをしなさい」という道徳的な教えは、それによって苦しむためではなく、最終的にこの世界で誰にも危害を加えない善玉菌的な働きとなっていただくための人の心の向かい先・方向性を示した教えですので、悪いことをしたから私は今後もずっとダメなんだぁではなく、今日のあなたがそれを学びとしてどうまっとうに、善良に、迷いなく、胸を張って、自信をもって、生きていけるかどうかなのです。自分を責めるだけで終わる人生はだめです。カルトや詐欺や悪意のある人間の叱責はその心理を利用して相手を追い込むだけ。そして相手を利用する。それは人としての導き先がなく、そういう叱責をする人間そのものが尊敬される態度ではありません。
よって、今までの過去の行動について。
①試験の時、自分の答と合っているなと思い◯をつけてしまいました。
☛どのみちそれに〇をしたでしょうから結果オーライ。
② テストの時、回答をやめてくださいと言われても回答してしまったこと。
☞世の中の学生の半数以上がやってます。(笑)
③ 母親のお財布から勝手にお金を取ってしまった。
☞老後の面倒しっかり見てあげてね。それは良くないってわかったよね。結果オーライ。
④ 1年程、連絡を取っていた男性に、また連絡するねと言ったまま、連絡をしていないこと。
☛むしろ、とらないほうが身のため。SNSは危険がいっぱい。女性は狙われています。無視、無視。
⑤ 友人にご飯に誘われたが、フェードアウトをしてしまった。
👉今はコロナで誘われても要っちゃダメ。行きたくないという自分の意志を貫いてオッケー。
⑥どこかに行く時は、両親に言わないといけない~女友達と出掛けると嘘をついてしまったこと。
👉年頃の女性も男性もそういうものです。ただし、危険な橋は渡らない。親御さんもあなたの防衛の弱さを心配してくれて言ってくれているだけ。ちゃんと身を守れば問題なし。
よって、過去の経験を活かしてそれらを学び、学習、向上のタネ、縁、バネ、肥やし、薬となしてあなたが自分で自分なりにこの世の中で誰かのお役に立てたり、自分なりに手ごたえを感じる生き方に導いてあげてください。
人間の世界には絶対悪と絶対的な善があります。
あなたを罪で苦しませるだけではなく、そこから学びとして前進・善導する生き方をなさってください。
質問者からのお礼
この度は、とても素敵なアドバイスをありがとうございました。
今まで、何で自分はダメなんだろうとしか思ったことがなかったので、ハッとすることが多かったです。
今までの経験を糧にして、学びや薬として自分自身や他の誰かに活かしていきたいと思います。