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先がないので自殺を考えてます

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小さい頃から自己否定し続けざるを得ない環境で育ちました。

私は今風俗嬢です。
これまでなんとか頑張って生きてきましたが、年齢の事もあり、人生上手くいかないのでもう死のうと思ってます。

昼の仕事を…と思っても何もできない。
小さい時から欲しいものがあっても我慢しなきゃいけなかったので欲しい欲を抑えれない。
結婚に関しては家族に対していい思いがなくトラウマになってるのと仕事の事で男性が嫌いになってしまってもう諦めてます。
むしろ人に結婚して飼われるくらいなら…という気持ちもあります。

前に前進する気持ちもなく、ただ疲れてしまいました。努力が報われる事もありませんでした。

そして自分が大嫌いです。今まで生きてきた人生も含めて自分が大嫌いで、無償で好きになることはできません。

人の世に生まれることが嫌で嫌で仕方ありません。
業があるといいますが、私は来世もまたこういう風に苦しい人生を歩まないといけませんか?もううんざりです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

生活を一つづつ、だんだんと変えていく

こんにちは。

「自己否定し続けざるを得ない環境」、それは辛かったことでしょう。
「自分が大嫌いで、無償で好きになることはでき」ないのも無理はありません。「無償」で愛してくれるという経験なしに、「無償」で愛することは難しいと思います。経験のないことできないものですから。

あなたは、「業があるといいますが、私は来世もまたこういう風に苦しい人生を歩まないといけませんか」と書いています。そんなことはありません。「業」とは、行いによって将来はいくらでも変えていけるという考えです。「来世」を考えざるを得ない心境かもしれませんが、まずは手の届く今日の「業」から考えてみませんか。

「結婚」、「欲しいもの」、主にあなたはこの2つを課題に挙げています。
一番手の届きやすい、「業」で変えていけるものは何でしょう。

「結婚に関しては家族に対していい思いがなくトラウマになってるのと仕事の事で男性が嫌いになってしまって」とあります。幼少期からの傷として刻まれた家庭への不信や男性に対する不信、これは簡単に変更できません。そもそも「結婚」は相手の存在あってのことですし、自分の「業」だけでは難しそうです。

一方、「欲しいもの」についてはどうでしょう。
「小さい時から欲しいものがあっても我慢しなきゃいけなかったので欲しい欲を抑えれない」とかいています。埋められない心の隙間を、「欲しいもの」で埋めているのかもしれません。愛情、満たされない思いを。

ただ、これは「結婚」とちがって自分一人の問題でもあります。
「欲しい欲を抑えれない」というと、これは浪費の域に達しているのだと思います。買い物依存症ということを疑って、心療内科のサポートを受けた方がいいかもしれません。その受診はあなたの意思一つでできます。また、その改善をすることによって経済的な余裕も生まれ、「昼の仕事を」ということにもつながるのではないでしょうか。

生活を一つづつ、だんだんと変えていく。
そうすることで、あなたの明日はきっと良い方向に輝くでしょう。

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有り難し
おきもち

釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
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質問者からのお礼

コメントありがとうございます。

正直もう何もしたくないのと、自分自身を私が見放してしまってるので早く死にたいのです。

私が知りたいのは輪廻転生が仮にあったとして、私がこのまま死んだらまた来世も苦しむことになるのかということです。

自分を大切にすることが出来ないこと、先行きに希望が持てないこと、自分の価値を上げるためだけに生きてきたこと、全てにおいて嫌気が差してるのです。

私が死んだ後楽に眠りたいのです。

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