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亡き養父母の供養

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初めまして。相談させて下さい。(身の上話が長くなってしまいすみません。)
19年前に養母を亡くし、6年前に養父を亡くし、兄弟姉妹がいない為一人になりました。養父母が健在だった時は親戚付き合いもありましたが、自分一人になってからは殆どなく、親戚の連絡先も全くわからない状況です。そんな中で、生前の養父とはあまりいい関係が築けずよく対立していましたが、養父に苦労を掛けながらも何とかやっていました。養父が亡くなってから身の回りの事が上手くいかなくなり、また職を失ってしまい、次の仕事場を探すも見つからない状況が続き、このまま地元の田舎では生活していく事が出来ない、生きていけないと思い、実家を捨てて着の身着のままで上京して働き出しました。(元々嫌な思い出も多い土地だったので地元を去りたいと考えていました。)

そして、上京して数年は働いていましたが、一昨年に大きな病気を患い倒れてしまいました。二ヶ月半近くの長期入院でやっと歩けるようになるまで回復したもののしばらくは通院を続けているうちに、他の病気も患い、一昨年から今年の三年間で合計で五回入院をし、そのうちの長期入院が二回、手術を三回経験し、やっと今になって回復し生活も少しずつ立て直し始めている段階です。全てを失った中で出会った現在の恋人と、友人がかけがえのない存在です。

実家を捨て、何年もお墓参りも行っていないし、先祖供養もしていないので、ここ数年の散々な状況は自分自身にバチが当たったのかも…とも思いました。でも、もう実家も老朽化で住む事は出来ないし、本当に自分勝手なのはわかっていますが地元に戻って暮らそうという気もありません。(そもそも生活出来なくて上京したので)ですが、やはりもう何年も墓参りをしていない事が気掛かりで…。いずれ墓参りだけでも行こうと考えていましたが、このコロナ禍では長距離移動もままならず。

養父母の遺影や位牌なども手元にない状態なのですが…このような状況でも今出来る事として、故人を思い出しながら、故人の好物や水、お茶や線香等供えてあげる事も少しは供養になるのでしょうか?それとも、遺影や位牌などがないとダメなのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

大丈夫ですよ

拝読させて頂きました。
あなたがここ数年に渡り病になりとても大変な思いをなさってこられたこと、ご両親様がお亡くなりになり実家を離れてしまいお墓まいりも出来なかったことを心残りになさっておられることを読ませて頂きました。
今までのことも様々な思いもあるでしょうから離れざるを得ないのはやむを得ないと思います。そしてバチが当たったわけではありませんよ。
あなたのことをきっとご両親様はいつも優しく見守っていて下さっているでしょうからね。
どうか先ずはあなた自身の病をしっかりと回復させることに専念しましょう。ゆっくりと休養なさり、栄養ある食事を心がけて健康的な落ち着いた生活を送ることを心がけて下さいね。
そして朝や夜や思いついた時にご両親様やご先祖様を思いながら心から手を合わせてご供養なさって下さいね。ご両親様やご先祖様が心安らかになります様にとそしてこれからもあなたを仲良く見守っていて下さいます様心からお祈りなさって下さい。
ご両親様へあなたはいろんな思いがあるでしょう、今まで生きてきて育てられそしてご両親様のお世話なさって共に生きた思いがあるでしょう。その思いを心からご両親様にお伝えなさって下さい。
ご両親様はあなたのその思いをありのままに受け止めて下さるでしょう、そして優しく寄り添ってくださいます。
ですから位牌がなくてもあなたの思いは届くのです。どうか安心してまずあなたの生活や心を安定させて下さいね。
いつの日かあなたが落ち着いて毎日を生活できるようになったら位牌やお写真をお持ちなさってもいいと思います。
あなたがこれからもご両親様やご先祖様に優しく見守られながら毎日を安心して穏やかに生き抜いていかれますよう心からご両親様やご先祖様にお祈りいたします。
またあなたの思いをここでもおっしゃって下さいね。あなたを心よりお待ちしております。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

お優しいお言葉有難うございました。どんな理由があろうと実家を捨ててしまった事に対しての養父母への申し訳なさと、後悔はずっと消えること無く常に心の中に持ち合わせて居たので、救われる気がします。お墓参りが可能になるのは当分先なので、出来ることから、供養も始めていきたいと思います。

体調の方も、今年こそは入院しないという目標を持った矢先に、入院・手術という結果になってしまったので、来年こそは…と目標を立てて日々養生に努めます。有難うございました。

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