実妹が実母の介護を手伝わない
実母の介護をしている姉です。
同じ市内に母、妹、私が車で20分範囲にそれぞれ別々に暮らしています。
それぞれ家庭があり、母はひとり暮らしです。80歳を越え入退院を繰り返しています。足が不自由で、月2ヶ所の病院への通院、毎週の食料、日用品の買出しは、私が付き添い、行っています。
私も、妹も仕事をしています。私の仕事は時間の融通がききます。
母の考えは、私がすることが長女だから当たり前と考えています。
妹は、しません。自分の都合のいい時に母の様子をみに来ます。
母が具合悪いと病院に運ばれても、病院には来ません。もちろん退院の時も、全て私におまかせです。
救急車で運ばれて、手伝ってと言っても来てくれませんでした。
私も、母の遺伝で足が悪く、昨日退院時の荷物運びに、足は痛いし本当に疲れました。
手伝わないのは、仕方ないです。
ただ、私の気持ちがしんどいです。
何もかもしないといけないので…
どのような心構えでいればいいですか?
私の気持ちの整理の仕方がわかりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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不公平の解消と、負担の軽減
こんにちは。
「気持ちの整理の仕方」とのお尋ねです。
私は、まずお母さんに対する生活扶助の状況改善をすべきだと思います。
お母さんの考えでは、「長女だから当たり前」だそうですね。
そのお母さんの考えが前提となっているのが分かっているからなのか、妹さんはあなたと同様にお母さんには関わっていないようです。これは、一見してあまりに不公平です。姉妹ともに働いているのだし、お母さんとの距離も同等です。
また、妹さんは出来るところで手伝うと言うより、積極性にそもそも欠けており、お姉さんに任せとけばいいかというほぼ丸投げのように見受けられます。
そもそも、「長女だから」というのはきちんとした理屈ではありません。
世の中平等だ、遺産も平等だ、けれども都合の悪いこと(介護の負担、葬儀の喪主など責任が生じること)は長男だ、長女だという傾向があることを私は感じます。こういったて手前勝手な理屈を放置してはいけません。同じ親から生まれた子同士であり、支えるべき責任は同等にある。これが正当な理屈です。
あなたは、そこに不公平感を感じるからこそ、「何もかもしないといけない」、「気持ちがしんどい」となるのでしょう。
まずは、ご主人にも同席してもらったほうが良いかも知れません(さもなければ、お母さん、妹さんの2対1で言いくるめられる)が、お母さんと妹さん揃った場で公平に分担しましょうと提案することです。病院の送迎、食料の買い出しは、姉妹で代わり番こにしましょう、と。私も「しんどい」んだと。
介助、介護はただでさえ気持ちが持たないものです。
そこに不公平感があるとなおさらです。
お母さんを、妹さんを心に一物を抱えながら向き合うより、出来るだけ気持ちよく接するためにも、あなたの体のためにも、まずは環境整備をする。これによってあなたの負担と、気持ちは随分と改善するでしょう。
質問者からのお礼
釋悠水様
ありがとうございます。
おっしゃること、よくわかりました。
妹と話し合いをしたいと思います。
ありがとうございました。