恋人の希死念慮について
私の恋人には希死念慮があります。
私は前向きな人間ではないですが、死をとても恐れているので死にたいと思うことはありません。死にたくないから生きてる、といったような人間です。辛い事があっても、もう嫌だ、と思っても死ぬのは怖い。希死念慮を持つ人の気持ちが理解出来ないんです。
だからといって恋人の考えを否定したくありませんが、もちろん恋人に自死を選んで欲しいとも思いません。なので結果的に否定することになってしまいます。そんな私の言動が恋人をさらに追い込んでいないか心配になります。
前に芸能人の方が自死を選んだニュースが流れたときに、恋人は羨ましいと言っていました。でも、私の存在があるから、私を置いて行けないから、とも言ってくれました。でも、少し前には私を置いて行くことばかり考えているとも言っていました。
そんな中、今日入った悲しいニュース。ニュースになった方の事も、考えると凄く苦しいですが、そのニュースを起きてから知ることになる恋人のことが心配で怖いです。また、前のように気持ちが引っ張られてしまいそうになるんではないか、と。
恋人に対してどう接すれば良いんでしょうか。希死念慮のある人への接し方に正解はありますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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先ずは受けとめてみて
拝読させて頂きました。
恋人の方の希死念慮についてとてもご心配なさっておられるのですね。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
その方の思いはやはりあるでしょう、ですから否定するのではなくその人の思いとして受けとめてみてはいかがでしょうか?
あなたにはあなたのお考えもあるでしょうし恋人の方への思いもあるでしょう、それは尊重されるべきことです。同様にその方の思いも尊重なさって頂くこともとても大事なことだと私は思います。
希死念慮の気持ちを理解することはなかなかできなくてもそういうお気持ちを抱えているということは理解することはできます。そしてあなたがその方のことを心から大切に思っているということも分かってもあれるでしょうからね。
どうかその方とのご縁を大切になさり少しでも思いを分かち合って下さいね。
あなたと恋人の方がこれからもお互いを尊重し合い思いやり、仲良く心豊かに穏やかに毎日を生き抜いていかれます様心より祈っています。
そしてお亡くなりになられた方が心から安らかになります様心を込めてお祈り申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ