親の宗派を継承せず宗派を変えることは出来ますか?
初めまして、兵庫県在住の48歳 長男です
宜しくお願いします。
結婚し両親とは別居、妻・子一人 13歳男 戸建で生活しています。
両親は健在、曹洞宗を継承しています。
僕と親父とは昔から仲が悪く、口を効けば喧嘩・喧嘩の毎日で
友達、嫁からも、あんたら本当に親子か?とよく聞かれます。
正直 警察も何回か仲裁に来ています。
今までは、親が亡くなったらちゃんとしてあげて供養もしないといけないと
考えていました。
数か月前にまた喧嘩し、いくら親j子でもそこまで言うか?なんでそこまで言われなあかんねん!!
そこまで言うねやったら、もういい!同じ墓に入りたくない。死んでまで同じ墓で喧嘩したくない!
自分たちは自分たちで新しく興味のある宗派に入門し墓も別にと思い墓地も購入いたしました。親は別に墓地を持っています。
当然親が亡くなれが宗派が違うわけですから、永代供養してもらえる
お寺さん、霊園に供養をお願いしお参りをしようと考えています。
親が先祖から受け継いだ宗派を継承せず、変更するのは可能でしょうか?
是非変更したいのですが、ご教示宜しくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
信仰は自由ですが・・・。
日本は信仰の自由が認められております。だけど、親との喧嘩して、お墓に入るかどうかで信仰を替えるのは如何なものかと思います。あなたはその宗教を信仰したいのではなくて、お墓を替えたいだけなのではないでしょうか?曹洞宗の教義も分からず信仰を替えるなんてやめて下さい。あと、お亡くなりなったら、あなたや親は仏の一員になる儀式を行うわけですから、もう別人と言っても過言ではありませんし、仏は些細なことで喧嘩などしません。しかも、お墓はお骨を収納するもので霊が宿っているものではありません。遺族の心の拠り所としてお墓があり、位牌があり、仏壇があるのです。
お墓を替えると困るのは子子孫孫です。私の知り合いで、先代、先々代が夫婦で仲が悪く、夫婦で宗派の違うお墓を作ったものだから管理も大変だし、お墓参りも時間が掛かって仕方ないことを言いておりました。一時的な感情は後の人にどう影響するか考えて、お墓、菩提寺について考えて頂けませんか?宜しくお願いします。
気持ちもわかりますが、「先祖を冒涜する」浅はかな発言です。
喧嘩が絶えないようですが、その原因はどこにあるのでしょうね。お父様はなかなか気性の激しい方であるようですが、その気性の激しさを「とも」さんも受け継いでおられるんでしょう。良い意味でも悪い意味でも、似た者親子なのかも。似たもの同士であるが故に、衝突することが多いんでしょうね。
似た者同士なら、相手の出方がもうわかって居る筈です。喧嘩を回避することも可能なんじゃないですか?それなのに敢えて喧嘩を繰り返しているんですから、落語の登場人物みたいに「喧嘩が趣味だ」ということなのかなと推測しております。
私が「浅はか」と申し上げた理由を挙げさせていただきます。
1、お墓の問題の原因となっている「喧嘩」を解決しようとしない。
2、「死んでまで同じ墓で喧嘩したくない!」と言っていること自体が、浅はか。
1については、「とも」さん御自身で過去の喧嘩を分析してみてください。まあ、お父さんにも喧嘩の「発火原因」はあったと思いますが、「とも」さんが「火に油を注いだ」こともあったのではないでしょうか?自分自身を振り返って見て下さい。
次に2ですが、「死んでまで同じ墓で喧嘩したくない!」と言う言葉は、お墓に眠る御先祖と仏様を冒涜する言葉です。以下のリンクを参照下さい。http://blogs.yahoo.co.jp/dorinji/1331247.html
「死んでお墓に入った後も、お墓の中で喧嘩する」という前提に立って、質問してます。それが「浅はかだ」と申し上げているのです。あなたの御先祖様たちは菩提寺から授戒を受け御戒名を頂き仏弟子となり、墓地に埋葬されてます。御遺骨はお墓の中に有りますが、御先祖様たちは仏界に行き、御仏のもとで仏道修行に励んでおられている筈です。仮にこの世で喧嘩っ早い方であったとしても、授戒を受け仏弟子となった時点で今までの自分の悪癖を反省し、行いを改めます。
あなたは「戒名をいただく」ということをきちんと理解してないし、お墓に眠る御先祖様を冒涜してます。そういう考えを改めて頂き、喧嘩の原因を振り返ってみて下さい。お墓の 変更は不可能ではないけど、その前に反省すべきことがあると思います。
慎重に考えた上で自分の意志で
私は在家出身ですが四国遍路がきっかけで、真言宗の僧侶になりました。
実家は西山浄土宗でした。私が真言僧侶になったので実家に改宗してもらいました。元の菩提寺の住職様ともお話ししたうえで納得していただきました。
信仰の自由は認められているのですから、自分がいいと思う宗派に改宗するのは自由です。
ただ、親と喧嘩したから云々ではあまり勧められません。自分がこれがいいという信念を持っての改宗ならだれに遠慮することはありません。
ただ、その宗旨をよくわかってからでないとということはありますよ。あくまでも慎重に。親を説得できるぐらいの信仰を持って勉強してくださいね。
また、怪しい新興宗教もありますから、よく研究したうえで慎重に選択なさってください。
元はお釈迦さまの教えなのです。
日本人の多くは、仏教を信仰しておられますが、仏教のなかの宗派の壁というものにとらわれています。
もちろん、ご両親や祖父母の菩提を弔うお寺とのお付き合いは大切にされるべきですが、あなた個人までもご両親と同じ宗派に拘束することはできません。
ご両親は墓地を持っておられるのでしたら、先のことですが、まずはご両親のほうの菩提寺に永代供養をお尋ねになったほうがいいでしょう。ご自身の信仰を貫かれると同時に、ご両親の信仰やご意志も大切にされたいと念じております。
質問者からのお礼
早々のご教示ありがとうございます。
両親の自宅には先祖の仏壇もありません。
親父の里に祖父母のお墓もあるのですが、お世話になっていたご住職もお亡くなりなられてからは
どうなっているのかかもわかりません。
親父も5人兄弟ですが仲たがいし、連絡も取りあっていない状態です。
どこに誰が住んでいるのかも興味ないみたいです。
長男ではないのでどうしようもないみたいです。
ちなみに祖父母が亡くなってから30年経ちますが墓石もありません。
両親がお世話になっているご住職もいないみたいですので、霊園の方に相談してみます。
ご教示ありがとうございました。