母に困っています
いつも母との関係の相談で申し訳ありません。
去年の9月に父が急死したため、ショックと淋しさで過剰に頼ってくる母に、私は苦しんでいます。
母には趣味や近所の友人や、昔からの友人がいて孤独というわけではなく、コロナ禍で会いにくいながらも電話で励ましてもらったり、話をきいてもらえる状況です。
友人には同じように一人暮らしの方も多くて、共感し合いながらの会話を頼みにしているようで、私も有りがたく思っています。
ですがそれ以上に私には全面的に、精神的に依存してくるのです。
私には妹もいるのですが、妹ではダメなそうです。
いちばん分かってくれるのは私、頼れるのは私、母いわく私は『母の分身』なのだそうです。
私からのLINE届くと特別に嬉しくなるんだそうです。
母にも私に依存してしまっているという意識はあるようですが、それを我慢しようとまでは考えてくれません。
考えてみると私は子供の頃から父の愚痴ばかりを聞かされたせいか、母が可哀想、喜ぶことをしてあげたいと無意識に思い続けてたようです。
喜ばせる娘として頑張った結果、『喜ばせてくれる娘』を期待され続けてしまっています。
そうすることが当たり前になっているあまり、私自身の気持ちや内面の悩みには無関心になっています。
もっと早くに気づいていたら少しずつ距離を取ることもできていたのに、父が亡くなり母も80代となった今となっては、突然離れることもできません。後悔しています。
同じように父を亡くした悲しさの中で生きている私は、どんな気持ちで母に接したらいいのでしょうか。
距離を取ることは今さらできませんよね?
自分本位の母の態度がつらいです。
何かお知恵を授けていただけませんか?
よろしくお願いします。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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何でも言うことを聞くのが、優しさではないのですよ。
分身か。。。その言葉は重圧だね。
先にお母さんから言われてしまっていますよね。あなたは、私の期待通り、離れないよね!と念押ししているようなもの。
離れないだろうと、あなたの心まで見抜いておられる。
何度も言うようですが、「お母さん」も「私」も大事。それが今は出来ていません。対等な関係じゃない。
厳しいようでも、お母さんに言わなきゃ。私も振り回されてしんどい、苦しいのって。
自分に余裕ができたときだけ、お母さんの要望を聞いていきましょう。まずは自分を優先。
今さら出来ない?ではなく、ちゃんと距離を取るのです。
これは、自分が壊れないためにも、大切なことですよ。
何でも言うことを聞くのが、優しさではないのですよ。今あるのは、苦しさだものね。
お母さんに、偽りじゃない、本当のあなたをわかっていただく(伝える)のも、優しさじゃないでしょうか。
質問者からのお礼
中田さま、毎回お答えくださりありがとうございます。
あらためて過去の自分の相談を読み返し、何度も同じ悩みを書いてることに気づきました。お恥ずかしいです、申し訳ありません。
『あんたは私の分身』という言葉は聞いた瞬間におぞましく感じるほどショックでした。それ以降、母への気持ちが急に離れていき、その一方で片足を母に掴まれたまま離してもらえずもがき苦しんでいる…そんな感じがしています。
でもハッキリと言わなければいけないんですね。察することはできないようですし。
頑張ってみます、自分のために。
この苦しみから早く抜け出したいと思います。
いつも私の身になってのお言葉、本当に感謝しています。



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