いつまでも後悔を引きずってしまう
いつもお世話になっております。
もう考えても仕方のないことを、どうすれば考えずに済むのでしょうか?
他のことに熱中しようにも、身が入りません。
寝る直前には考えることに疲れたのか、やっと他のことに集中して少しだけ気が楽になるのですが、寝て起きるとまたリセットされてしまい、朝が来るのがこわいです。
過去の自分が子供すぎて、馬鹿すぎて、その後何年も後悔し続けることになってしまったことが悔しくて悔しくて、おかしくなりそうです。
でももう、考えないようにするしか解決策がないんです。
今更考えてもしょうがない失敗は、自分の中でとても大切なものでやってしまったことで、簡単に他のことに切り替えることが出来ません。関連する言葉とか、様々なことで思い出してしまうくらい、いま過敏になってしまって、心がボロボロです。
仕事があり、家族も友達もいて、好きなことがあり、じゅうぶん恵まれているのに、絶望的な気分です。
こだわりが強すぎたり、楽観的に考えられず、変なところで生真面目で、その性格が自分を苦しめているのは分かっているのですが、なかなか直りません。
考えない、考えないと思っても考えてなくていいのかな?と考え始めてしまいます。おかしいですよね。
この状況がトラウマになってしまっている気がします。また向き合えても、この絶望感を思い出して一生この状態が続いたらどうしようと不安です。
この後悔や経験があって学んだこともあるとポジティブにとらえるのも難しいくらい悔しくて、辛いです。この先での過ちをなくすための経験だったと言われても、ここでこの苦しみは味わいたくなかった…って思ってしまうんです。自業自得ですが。
乱文失礼いたしました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
“考えないようにしよう”と“考えて”しまう罠
あなたの相談文を読んでいて感じたのは、
「あなたの生活の中にあるタスクが軽いのではないか」ということです。
近年は、仕事を一生懸命やっていたとしても人から言われたことをやる場合、“判断”という行程が削られて、全体的にタスクが軽くなっていることが多いのです。
達成したい目標を追ったのはいつでしょう
動悸が止まらなくなるほど運動したのはいつでしょう
周りが見えなくなるくらい仕事をしたのはいつでしょう
負けたくない勝負をしたのはいつでしょうか
あなたのタスクに比較してあなたの能力が高く、日々の生活に余力があるから、過去を思い出すような“心のスキマ”が出来てしまうのではないでしょうか。
考えてみる余裕があるなら、一度、全力で走ってみましょう。
息が上がって、激しい動機を感じるくらいに。
準備運動をして、何本かダッシュを行い、最後に全身全霊の一本。
30m程度でも大丈夫。
その一本を一生懸命に走る時に、過去はあなたを追いかけてこないでしょう。
質問者からのお礼
けいじょう様
その通りだと思いました。
任された仕事をこなすだけで、持っている目標と向き合うのも投げやりにやっていました。
自分にはほどほどの生活が向いている、と言い訳していたのですが、思っているよりももっと動けるのではないかと勇気を貰いました。
今の自分がいかに怠惰な生活を送っていたのか、振り返ることが出来ました。
ありがとうございます。