自分と関係ないことに心を痛めてしまいます
こんにちは。
何度かこちらで相談をさせていただいていて、何度も恐縮なのですが、またお願い致します。
私はよく人から相談をされる事が多いです。それは頼られていてありがたい事だと思いますが、その分色々な人から色々な情報を得てしまいます。得てしまう…という言い方をするのは、愚痴や不満、人間関係のいざこざなどの悪い情報を知ってしまうことが圧倒的に多いからです。
そして、それを聞いて自分に関係のないことに感情が揺れ動いてしまい、結果自分の心が傷ついたり、疲れてしまいます。
最近、相談を受ける事があったのですが、こちらがアドバイスしても改善をする様子もなく、その結果状況が悪くなっていくことだけを「どうしましょう〜」と相談してくる…というのをずっと繰り返されたため、自分でも信じられないほど心の中が怒りでいっぱいになってしまいました。
正直、もう関わりたくなくなったのでそれとなく距離を置きましたが、イラつきが収まりません。どうしても顔を合わせる機会が有るのですが、普通の対応をできるかも心配です。自分のことと関係ないことにこんなに左右されてしまう自分にもうんざりします。
どうしたらこの感情を切り離せるでしょうか。
また、今後人から相談を受けた時にどういう心持ちでいれば自分を守れるでしょうか。
ご教示お願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ハスノハで楽に
これは相談を受ける人によくある話だと思います。
カウンセラーの人でもその人をよくしようと思えば思うほど自分の悩みになり相談を受けた方が病んでしまうという結果に陥ることもあります。
教育者もそうですよね。真剣に生徒をより良くしようと思えば思うほど、思い通りにならないことに悩み苦しみ自分を責めてみたり相手を責めてみたりしながら苦しむわけです。
お寺にはそうして悩む方がよくいらっしゃいます。
話を聞くときは親身になって聞くのですが、思いを巡らしたり想像を働かせたりすることより、ただしっかりと聞く、耳の働きに任せて聞くことが大切です。自分自身が吸取紙のように吸収してあげたらそれで良いのです。相手を変える必要もない。ただ聞いてあげることが大切なのです。傾聴なんて言葉もありますが、まずはとことん聞いてあげること、それで8割型は解決します。聴くのではなく、聞くのです。
あなたはカウンセラーでもないわけですから、プロに任せるのも一つ。辛いようなら拘らないのが一番です。
悩みの多い人にはハスノハを紹介してあげてください。こちらのサイトで吐き出してもらうのが良いと思いますよ。
質問者からのお礼
お礼のメッセージが大変遅くなり、申し訳ありません。
丁寧なアドバイスありがとうございました。
相手をよくしてあげたい、という気持ちが強すぎたのかもしれません。まずは聞いてあげるだけでも十分という気持ちを持っていきたいと思います。
本当にありがとうございました。