夫婦それぞれで優秀な婚外子を持つこと
回答 4
有り難し 77まずこのような世間の価値観から逸脱した相談が他の方々の目に触れてしまうことを先に謝罪します。
「夫婦それぞれで優秀な婚外子を作るのはエゴなのでしょうか｣
私には婚約者がいます。モデルでインフルエンサーでポリアモリー(複数人を同時に愛する)の綺麗な女性です。
彼女は結婚したら北欧系の外国人の子供を産みたいと言っており、私もそれを歓迎しています。そして、私もロシア系の女性の子供が欲しいと彼女に伝えており承諾を得ています。私がロシア系ハーフの子供が欲しいのは母がロシア人クォーターだからです。
私は彼女の子供を愛せますし、彼女も私の子供を愛せるでしょう。そして私たち自身もお互い愛しています。
彼女は美人の生きやすさを知っています。ルックスが良いと人から常に好意を向けられ競争社会で優位に立ちやすいです。だから西洋の価値観に合う美人でハーフの子を産みたいといつも言います。
私は俗に言うイケメンではないですが、勉学や仕事などを努力でカバーしてきたので、彼女の言うことは1つの評価軸として理解できます。(ちなみに私が彼女の子供を望まないのは彼女自身が可愛い子を産める自信がないと言っているからです。)
優生思想やルッキズム、能力主義と言われても仕方ありませんが、
知能は教育次第で何とかなるものの、事実としてある程度遺伝しますし、容姿も確実に遺伝すると考えています。
今の価値観にそぐわないのは重々承知しておりますが、映画「ガタカ」のように遺伝子操作でデザイナーズベイビーを作った事例も中国であります。
優秀な子を作るのは親としてのエゴなのでしょうか。
私は大学時代から資本主義の研究をしており「資本主義の終わりを考えるより世界の終わりを考える方が容易い」と言われているこの世界に失望しています。
産まれた時から資本主義リアリズムという病に冒された世界で、新自由主義というゲームに勝つには容姿、人脈、経済力、教育、地理的優位性が必要だと思っています。
この救いようのない歪な世界に新たな人間を産み落とすなら容姿が良くて頭脳明晰の方が良いと思うんです。反出生主義を願わないならばこれしか道はないと思います。
お坊さんからの回答 4件
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多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
価値観は多い方がいいですか？その逆でしょうか？
まず、腹を割って話したいと思った内容ですので、ところどころ無礼な言になってしまうことをお許しいただければ、と思います。
『子どもに優秀な遺伝子を残したい』と思うのもまた一つの親心でしょう。
それは理解できます。
これは多くの人が理解できるでしょうから、あとは程度の問題となると思います。
『優秀な子を残す』
というのは野生の獣であれば、有利な戦略になります。
なぜなら、求められる能力の種類が少なく、選別も容易であるからです。
人間の社会においての“優秀”という概念が、いかに多岐にわたり、求められる能力が多いか、ということをあなたなら知っているでしょうが、確かに新自由主義の世界は野生に近いですから優秀さを選別することもできるかもしれません。
確かに、あなたの言が通るのなら、あなたの子どもはあなたの血を引く必要すらないですし、実際に婚約者とはそのようになさる。
一貫していてこの点は素晴らしいと思います。
しかしそれならば、育てるのもあなたでなくていいはずです。
あなたがいくら優秀でも、さすがにまだ世界で最も偉大な父親ではないはずですから、子育てもアウトソーシングするべきですよね。
つまり、あなたは自身が子供にとって最も優れた人間でもない可能性が高いにかかわらず、自分にとって子供になる人間には可能性のなかで最も優れた人間を望んでいるということになります。
この点において、あなたはエゴだと言えるでしょう。
しかし、エゴでもよいでしょう。
悪評を背負う覚悟であるなら、この世に成せぬことなどないのですから。
資本主義の研究をされているなら、
“個人として合理的な行動”を全員がとった結果、集団として悪い方向に行く、という現象を何度も観測されているでしょうが、まあ、あなたの子どもが生ききるまでは他の誰かがあなたの子どもアドバンテージが守られる程度に社会を維持してくれるでしょう。
あと、反出生主義は私の理解が正しければ“生まれたこと”および“生存していること”自体に喜びを感じなければ反論すらできないのではないでしょうか。
頭脳明晰だろうと、容姿端麗であろうと関係ないような気がしますよ
誰であっても親は子供が生まれる前から主人公過ぎない方が良い
子供はアナタと同じ。
あなたには意志・意思がある。
それが親のエゴによってコントロールされていた生命だったり、いまだに親のエゴで心の進む方向を操作されていたら悲しいとは思いませんか。
私が子供はこうしたい。
オレは子供をこうしたい。
これは本当は子供の生命・子供の尊厳に対しても失礼といいましょうか、尊厳を無視した姿勢であるように感じます。
小さい内から英才教育を仕込んだり、親が親のエゴで技能を仕込んで芸能界に入れようとしたり、純粋な親子として条件付けがないと愛されないような子供の位置に座らされるようなことはかなしいことです。それを悲しいと思わないことがもっと悲しいことでしょうから、もし何も違和感を感じないのであるとすればそれは、あなたとあなたの親御さんとのご関係を見つめなおして「親子」とは何か。親の尊厳とは何か。子供の尊厳とは何か。エゴとは何か。子供の純粋な生の権利とはなにか。親はどこまで子供に対して働きかけをするべきか。親が子供に対して「どこまで」入り込んでよいのかをよーく考えてみるとよいと思います。
また、その価値はあなただけの価値であって世の中がこうだ、今の世の中はこういう価値観だというのも偏見。あなたの独自のあなただけの考え方。あなただけの価値感なのです。そこをよーく見抜けるようになってほしいと思います。お子さんに対してそれを今の時点で押し付けるのもどうかと思いますよ。あなたの望み・願う「状態でなければ」アウトということがあると、その子供たちに対してあなたはプチ死刑宣告に等しいような「態度」をお持ちではありませんか？貴方と同じ考えをお持ちの人があなたを見てあなたにも同様な判断を下しているとしたらどうでしょうか。実に生きづらい世界を今後も増長・増幅することになります。
福岡正信という日本の仙人サマ？宗教哲学者がこう言っています。
一人の美人を作るには十人の不美人が必要となる。
その考えは美人だけが特別な権利があり、後はペケ、アウトという考えでしょう。
そして、その新自由主義とあなたが設定する独自のワールドであなたが「勝った・勝ち抜いた」とします。だれが勝ちと評価しているのか。あなたの子どもをエサに親がエゴ丸出しでいまだに子供に対して親の価値観を押し付けて子供を飼っているお姿でございましょう。真の勝者とはそういう冷えた価値観に打ち勝つ人間性ではないでしょうか。
慈悲心で満たしていく
焼きそば 様
前回の相談内容と、今回の内容が、同一人物とは思えないぐらいのエゴ的内容ですね。前回では沢山の人に寄り添い助けてきた、でも自分は満たされない。とありました。相談後は、好転したとありましたので、何かで満たされたのでしょう。
でも、今回は、満たされた過ぎたのか、やはり足りなかったのか、欲望渦巻く内容といえるのではないでしょうか？
寄り添い助けてきた人が、我が子は、優秀な子で・・・って。
「いのち」って何だろうね。
「いきる」って何だろうね。
そして、「愛する」と「満たされる」ってどうしたらいいのだろうね。
さらにもし、優秀な子のはずが、何らかの障害を持って生まれてきたとき、
あなたのその思考はどうなるのでしょうか？
さらにもしあなたが、突然、癌などが見つかり、余命いくばくもないとなった時
あなたはどの様な心持ちでいるのでしょうか？
この救いようのない歪な世界でこそ（これはあなたの勝手な見立てた世界ですが）、容姿にかかわらず、素直で優しく回りを笑顔にして、慈悲心で満たしていく、そんな人がいいんじゃないでしょうか？
私はそう思います。
エゴは誰にでもある
エゴは誰にでもある煩悩の親玉みたいなものです。
自分の子供と他人の子供を区別してしまうこと自体がエゴです。
もちろん、子供にもエゴがあり、自分と他人を比較して悩んでしまうことはあるでしょう。
お子さんが将来、自分が生まれたいきさつを知ってしまうときにどう説明するか。
基本的には、子供は自分の両親と暮らしたいでしょう。
子供の気持ちを考えたときにどうなのか、という心配はありますね。
また、どんなに優秀で健康な両親からでも、病気や障害を持って生まれてくる可能性があります。
公立小学校なら、クラスに1人か2人はなんらかの障害がある、その程度の確率は考えられます。
そのときに、あなたやあなたの結婚相手は、責任を持って育てる覚悟があるでしょうか？
それらをクリアできるかどうかは心配です。
まぁ、違法行為ではないなら自由ですが、エゴかどうかという質問の答えとしては、エゴです。
人間のやることは、たいていがエゴでしょう。
質問者からのお礼
丹下様 けいじょう様 釋様
ご回答ありがとうございます。
一晩冷静に考えました。
昨日は悲しいことが立て続けに起こり、短絡的に実に愚かな結論に達してしまいました。反省しております。
私は仕事柄、最新のITテクノロジーの動向を常にキャッチアップしながら、国際レベルの活動として若者のメンタルヘルスなどの社会問題や福祉・介護にも取り組んでいます。
彼女の考え方や価値観はあくまで1つの評価軸だと思いますし、私の世界に対する認知も1つの考え方だと重々承知しています。そして、それを子供に押し付けるのもエゴだと最初から分かっています。ルッキズムや能力主義なんて実に偏ったアホらしい考え方です。
しかしながら、加速主義~新反動主義の周辺で語り尽くされたように現代社会全体は資本主義という病に冒されているというのも事実であり、目を背けてはいけない命題であると思っています。
私は私に関わる人が幸せになって欲しいという信念に基づいて、社会全体の構造を変えるために世界レベルで行動してきましたが、政治的な問題や「再帰的無能感」の壁にぶつかることで疲れてしまったのかもしれません。
私は市井の人として世界の美しさや人の慈愛も知っています。私の両親が様々な価値観を教えてくれたように私は自分の子供に自分の価値観を示すことはあるかもしれませんが、押し付けることはしません。
まずは一度しっかりと休養したいと思います。ありがとうございました。
