同居の母親がストレス源で辛いです
私は大学4年生で、今年大学を卒業して社会人になります。現在は両親と弟の4人家族で一緒に暮らしていますが、母親が毎晩のように飲酒をして荒れるので本当に辛いです。
昼間は普通の母親です。しかし夜になると料理をしながら酩酊するまで酒を飲み、食卓に料理を置いたあとは一人泣き出して箸も持たず、しばらく静かにしていると思うと突然「いつもこれが不満だ」「感情のコントロールができない」などと言いながら怒鳴り散らします。酷いときは、テーブルを叩くこともあります。昔から、母親は「昼間に言いたかったけど言えなかったこと」を酒の力を借りて言う節がありましたが、更年期に入ってからはこのように酷くなりました。
母親が言う内容から推測するに、母親は「私と弟が家事をしないこと、気が利かないこと」に不満を持っているらしいのですが、私は朝方に母親が寝ている間にも犬の散歩をし、掃除機をかけてトイレも磨きます(確かに弟は何もしませんが)。食事の後の片付けは主に私が行います(ここでも弟は何もしませんが)。
私はどうしたらいいのでしょうか。
良かれと思ってしている家事も誕生日プレゼントも、昼間は笑顔で対応するくせに
、夜になると「家事をサボっている」「ご機嫌取りに必死」となじられ、昼間の母親の顔を見るだけで吐き気がするようになりました。
新卒2年目に入るまでは事情があって家を出るのが難しそうなので、こんな毒親のような母親をどう処理したらいいのか分かりません。
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そもそも家族全体の意思疎通不全が問題の源では
こんにちは。
お母さんは「昼間は普通の母親」とのことです。専業主婦でしょうか。
あなたが「家事をしないこと」を責めるようですが、文面からは相応のお手伝いもしているように見えます。よって、お母さんの言い分にはあまり正当性が無いように感じます。
「更年期に入ってから」「毎晩のように飲酒をして荒れる」と書いています。タイミング的には「更年期」と重なったのかもしれませんが、「料理をしながら酩酊するまで酒を飲」むというのは既にアルコール依存症の入り口にあるのではないでしょうか。
第三者としては、あなたが家事を手伝う手伝わないという問題でなく、お母さんが依存症と自らの情緒不安定な原因に向き合えるか否かの問題のように思えます。
「昼間に言いたかったけど言えなかったこと」を「酒の力を借りて言う」というのは、言葉を換えれば「酒」がなければ自分の意思を言えない、ということだと思います。これは、既にお酒が嗜好品としてではなく、自分の意思を補助するものとしてその人の心の機能の一部として必要不可欠になっているということです。
そして、「言いたかったけど言えなかった」ということは、日常的に抑圧されたものが表明できないことが常態化しているということです。この抑圧からくるイライラを処理できずに、お酒でストレス発散方法させている。
つまり、お母さんはお酒なしでは心を落ち着けることも制御することも出来ない状態にある、ということです。これは、もう今は軽度でも必然的に依存症レベルになることが明らかだと思います。
また、文章中にお父さんの存在が書かれていませんが、そのようなお母さんにどう向き合っているのでしょうか。お母さんが元々自分の心情をストレートに表せなかったのか、それともお父さんがどちらかと言うと威圧的だったり、話を聞かないという可能性はありませんか。
そうだとすると、事はお母さんのだけの問題でもなく、お酒だけの問題でもなくなります。家族全体の意思疎通不全が、お母さんにひとえに荷重がかかって今日に至っている可能性もあります。家族全体でカウンセリングを受けるなどの対策が必要です。
まずは、喫緊の課題としてお母さんの受診をおすすめします。
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