コロナの世界的
わたしは密かにコロナを楽しんでいる。じぶんが生きている間に、まさかこんなことが起きるなんて。世界中の歴史の教科書に乗るような、こんなことか起きるなんて!おそらく地球上の全人類が初めて体験してしている、パンデミック。ワクワクしないほうがおかしいでしょう?
緊急事態宣言のもと、お金持ちも有名人もみな、同じように自粛生活。わたしはこの、みんなが同じ状況というものに、とても安心感を覚えた。ふだん贅沢をしている人たちが、私と同じ我慢、自粛を強いられている。パンデミックがある今、まさに人類みな平等を感じた。
町はは静かだ。いまが心地良い。いつまでも今がつづけばと思う私はおかしいのだろうか。
非日常間を楽しんでは、おかしいだろうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
その心の有り様を、自分で疑問に思いませんか
こんにちは。
確かに現在は「世界中の歴史の教科書に乗るような」出来事の渦中にあります。かつて、ペストなど人類を極限にまで追い詰めた病がありましたが、先人たちは現代のような医療が無い中で命を保つのがどれほど大変だったろうかと想像します。
ただ、それはかつての人々を労苦に思いを致すとともに、大変な世の中に生きざるを得ないという深い苦しみの思いであって、「ワクワク」とはかなり違います。
「コロナ」の正体が未だよくわかっていないので、「地球上の全人類が初めて体験してしている」病かどうかは分かりません。ただ、先に述べたようにペストなどの「パンデミック」は既に有史以来何度も「全人類」が「体験」したことであり、正体不明の病に怯えることは決して「初めて」ではありません。病に怯えることを「ワクワク」とは言い難いと思いますがいかがでしょう。
あなたが「コロナ」に怯えず、「ワクワク」と言えるような余裕があるのは、最前線で倒れそうになって頑張っている医療従事者、エッセンシャルワーカー、そして役所や政府関係者がいるからこそ、でしょう。その人達が毎日汗水たらして、疲労困憊の中で必死になっているその目の前で、「ワクワク」と言えますか。
皆が「我慢、自粛を強いられている」状況が、「心地良い」、「いつまでも今がつづけばと思う」と言っていますね。この今の状況が続いたらどうなると思いますか。
経済的には世界各国が既に大ダメージを受けています。数えきれないほどの人が失業に苦しんでいます。先進国でさえ成長が落ち込み、開発途上国はもっと影響を受けています。これが元の水準に戻るのに、一体何十年かかるのでしょうか。もはや経済的損失は計り知れません。
あなたは「お金持ちも有名人もみな」「平等」になっているのが良いように言っていますが、みんなで一斉に経済的停滞ひいては貧困になるのは決して良いことではありません。日本の経済の地盤沈下は、あなたの経済の地盤沈下です。
あなたは経済的な余裕が相当にあってそんなことを言っているのでしょうか。余裕があっても、周囲の人達の苦しみが見えているならば決して「心地良い」という言葉は出てこないはずです。
あなたは、自分の「ワクワク」と「心地良い」しか見えていないのでは。人の悲しみ、苦しみが見えていないのでは。その心の有り様を、自分で疑問に思いませんか(字数制限)
あなたはいかがでしょうか
拝読させて頂きました。
この様なパンデミックは人類史上数限りなく発生しています。近世や近代になってもインフルエンザのスペイン風邪やペスト天然痘赤痢チフス等々多くの疫病が発生しています。
私はお寺の過去帳を調べましたが流行した疫病が発生した年代には普段の倍以上の方々がお亡くなりになっています。或いは浅間山火山噴火や冷害によって飢饉が発生した場合にも病や餓死にて多くの方々がお亡くなりになっています。その様な幾多の災害はある一定の周期ごとに発生しているのが歴史です。
そして何年か経過し疫病はある程度収まっていくのです。発生から大体3~4年で亡くなる方々は大幅に減少します。それは集団の中で抗体つまり人々に病原体に対する抵抗力がついてくるからでもあるでしょうし、地域での衛生管理が改善されたり栄養状態が良くなってくる為でもあると思います。
近現代ではワクチン接種や薬等医療が発達しましたので昔の様に人口の半分や1/3が亡くなってしまう様なことはなかなか発生していません。
有識者は発信していますが、人類が未開拓地に侵入して行ったことで新たな病原体というか生物に遭遇し、その後の人々が移動していくことで爆発的に広がっていっていきます。大航海時代以前では感染が広がっていく迄には大変な年数を要したでしょうが現在の様に飛行機や鉄道であらゆる場所に人々が移動することで一気の広がっていきます。ですから私達人類がその病原体を広めている言えると思います。
本当に怖いのは私達の心のありようです。病気を恐れる余り嘘偽りやデマが流されてしまい、他人を非難したりおとしめる様な見方をして差別すること、あらぬ偏見をもち人とのつながりが切られ悪意や暴言や暴力や強制隔離が起きることの方が本当に恐ろしいです。
自分以外に対して排他的になり人を傷つけたり著しく人権を奪う様な悪業が発生してしまうことです。そうなると人の心を失ってしまいます。慈しみや思いやりや助け合いの心を失ってしまいます。不安や恐怖や我欲や憎悪に支配されてしまいます。
あなたの心はいかがでしょうか。
この様な状況は私達自身の心や生き方を試されているともいえると思います。
コロナ感染症があってもなくても、誰しもがお互いを大切に思いやりながら安心して毎日を心から豊かに幸せに生き抜いていくことができる様に切に祈ります。
諸行無常
現にあなたはそのように感じていて
それで他の誰かに危害が及ぶことはないので
何の問題もないと思います。
ただ
この状況がいつまでも続くわけはなく
いずれ収束することでしょう。
そうなった時
あなたはまた不安感に
襲われてしまうのでしょう。
それでもいいのですか?
今の非日常をただ享受しているだけでなく
いつ日常に戻っても良いように
今のうちに準備しておきませんか?
怯えず、浮かれず、冷静に判断して行動しよう
太宰治が戦争中の方が生活や作品が生き生きしていて戦後はまたダメダメになっちゃったとか躁鬱気質だったのではないかとか言われています。
東日本大震災のように、非日常的な現象が起きると、人の気持ちは、普段より上がるか下がるかしがちです。高揚感を持って他者のために頑張る行動ができたり、落ち込んで何もできなくなったり、ついでに悪いことして儲けたり人を苦しめたり、いろんな行動が見えてきました。
今回の騒ぎは、緩やかな代わりにもう何年も続いて、最初は他者のために頑張っていても疲弊したり、途中から対応を変えたり、結構バラバラな反応が見られます。
自分の心の中の感情面でウキウキしたり落ち込んだりするのではなく、理性面で、これはどういう状況なのだろうかと冷静に判断して行動するのが、平時でも緊急時も、仏教から見ても世間から見ても、立派なあり方だと思います。
今回の騒ぎも、世間の反応は様々です。ヨーロッパや北米では政府の締め付けに対してデモが起こり、医療界も、見方がもう正反対なほど分かれています。各国政府も対応がブレブレで、一部の人たちだけ、パンデミック前より大金持ちになっています……災害時というよりは爆弾は落ちていませんが戦時中のような状況かなあと、私は印象を持っています。前の戦時中も情報操作は当然でしたし。
仏教では、落ち込んだり苦しんだりするのは心の悪行為と見ます。そのような状況があっても、心だけは落ち込まないようにと、励まします。
反対に、気分が高揚して普段やらないようなことをうっかりやってしまったりということも、心が起こした無知の悪行為と見ます。緊張して無理に何かをして顰蹙を買ったりとか……
個人的には、みんな平等に苦しむのではなく一部の人々が逆に大儲けしている現状(彼らが政府とともに困窮者に給付して平等に近づけるべきなのだけど)、この状況を早くなくそうというよりは長引かせるかのように続いている状況、などを、困ったなあと思いながら、負けずに冷静に見ているつもりです。いつまで持ちますかわかりませんが……(テレビで大学教授なる人が家の中で各自テントを張れとか言い出している昨今は、むしろ、何のギャグなのかとびっくりしています)。
まあ、いついかなる時も、心だけは落ち込まず、慌てず、浮つかず、冷静に物事を見分けられるように、私も頑張ります。
もっと長所を見つけましょう
かんちゃさん、長い感染症との戦いで、色々な感情が芽生えるのは仕方のないことですね。しかし、考えるならもっと長所を見つけましょう。
私はイスラエルがワクチン接種先進国と聞いたとき、民族に関係なくワクチン接種したのかな⁉️と思いました。
イスラエルの根深い民族紛争もワクチン接種などを機会になくなって欲しいと思います。
マスクの取り合いばかりが報じられていましたが、その時私は出会った人にマスク配布活動をしました。「これは感染予防と困っている人にマスクを渡して下さい。名付けておもいやりマスクです」とある意味、私もコロナを楽しんでいるかもです。マスク配布活動は僧侶のほとんどから反対されましたが。
あなたも楽しむのは結構ですが、誹謗中傷だけはしないように注意しましょう。
「ご用心、ご用心」
かんちゃさま
疫病、災害、戦争、飢饉・・私たちの世界では嫌なこと、憎むべきこととも出会っていかなければならないという苦しみである「怨憎会苦」があります。
他にも代表的には四苦八苦と申しまして、生老病死、愛別離苦、五蘊盛苦、求不得苦といったものもございます。
まあ、大なり小なりそういった苦しみとも出会ってしまうのですよね・・
東日本大震災の災害、また原発事故は未曾有のものでもありました・・
いまだに放射能による影響は甚大であり、半減期の長い放射能物質により、知らず知らずの中で被爆している可能性も全く否定できないものでございます。
こういった怨憎会苦などと出会ってしまった時、どのようにそれらの苦しみを乗り越えていくべきか、そのための具体的な教えが仏教にはたくさんございます。
一休禅師は、いよいよ新しい年の始まりの正月のめでたい時に髑髏を杖の先につけて「ご用心、ご用心」と市中を徘徊なされました。
「にくげなき このしやれかうべ あなかしこ 目出度かしこく これよりはなし」
「門松は 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」
非日常間を楽しむのも「ご用心、ご用心」であります。
合掌
質問者からのお礼
案外、同じようなことを考えている方も結婚いることが、わかりました。私だけではなかった。安心。
クレカが家族カードなので明細が家族宛に送られてくるので、ちょっと困ります。というかもうバレてるかな。
お気持ち届けーーー ありがとうございますーーー!!!