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ある日突然夫に離れたいと言われました

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私のコロナワクチン接種翌日、副反応の心配から子供も二人いるので念のため夫は仕事を休んでくれました。私は副反応で身体の怠さが出てそれを夫に伝えました。すると夫が「しょうがないでしょ」と怒った言い方をしてきました。「この後高熱で子供たちの面倒、家事全て任せることになったらどうしよう」「もっと体調が悪くなったらどうしよう」等色んな不安と何より忙しい夫が私の為に仕事を休んでくれたことが嬉しかったので、そんな言い方をされて悲しさショック怒りそして身体の怠さも重なり冷たい態度を取ってしまいました。食事を買いに行こうとする夫に「家にあるもので作って」と言ったり夫がする家事のできていない部分の指摘もしてしまいました。夫はこの日に気持ちの糸が切れたと言います。私の身体はすぐに落ち着きましたが、夫の態度はおかしくなってきました。翌日から感じが悪く素っ気ない振る舞い。話を聞くと、私の今までの言動で傷つけられて溜め込んでいたものが溢れ出したと言います。結婚12年目ですが初めて言われたので信じられませんでした。私はこれまで取った言動、傷つけてしまったことをすぐに謝罪しました。夫は指輪を見ると吐き気、家に帰るのも嫌、別居も考えていると言いました。混乱状態の私はひとまず冷静になろうとしたり、知人に相談し色々と考えましたが…。今まで何で言ってくれなかったの?気になる言動があるなら言ってほしかったという気持ちでいっぱいになりました。私だって今まで夫に傷つけられたこと、たくさんあるのにという思いもあり、とにかく納得がいきません。なぜ言わなかったか夫に聞くと「言える雰囲気じゃない」「言えない性格だから」とのことです。夫がそういう性格なのは理解していますが、取り返しがつかないような状況になってから言うなんてと、悲しくなります。結婚という責任と覚悟をもってしたこと、また子供も二人いることを考えると修復したいし、何より私の夫への気持ちは今も変わっていません。夫は修復する気持ちにはなれない、もう私に気持ちはない、今後も気持ちが戻ることはないと言います。何度か話し合いをしていますが、夫は離れることしか頭にないようです。私が何を言ってもダメです。子供への態度も冷たい時がありそれが一番ツラいです。過去のお互いの言動思い返してみても、お互い様という感じで納得がいきません。今後夫にどういった話をしていくべきでしょうか。

2022年2月8日 21:01

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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ご主人は熟慮の末におっしゃっている

周辺事情やお二人のお人柄がよく分かりませんので、断定的なことはいえません。が、ご主人は軽はずみにものをおっしゃるタイプの方のようには見えません。熟慮を重ねた末のご発言のように文面からは感じられます。

ただご主人にしてもお子さんがたのことは非常に気がかりでしょうから、お子さんがたのためにもよくよく話し合われることかと存じます。

ありふれた、誰でもいえそうな回答ですが、しかし、話し合うほどに有効な解決の糸口はないと思います。

2022年2月9日 6:16
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有り難し
おきもち

私はお坊さんといっても、ひと様に何か答えらしいものを提示できるような立派な...
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男性が優しくて理解があって、ある意味弱い性格だと、、、

男性よりも女性の方が「口が達者」であることが多いです。
男性の方が、経済的、体力的にも優位で、以前は亭主関白のように男性が圧倒的優位なポジションでの夫婦関係が普通であった時代がありましたが、今では、共働きで家事や子育ても分担、できるだけ対等の立場で協力していくというスタンスの夫婦が多くなりました。
 
それぞれの夫婦で、そのあり方を目指して関係を作っていくわけですが、女性の方が「口が達者」で、議論や口喧嘩のような場合の時に、いつも男性が従うような関係ができてしまうことがあります。男性が優しくて理解があって、ある意味弱い性格だったりすると、そうなってしまうケースがあると思います。

これまでの期間について思い返していただけば、冷静にお互いの思いを聴いて合意するようなお話合いがこれまで何回できたのか?いつも、ご相談者さまが夫さまを、ある意味、言い負かしてほとんど話にならなかったのではないでしょうか。あるいは、かなり結婚初期の段階での何度かの小競り合いを経て、夫さまが「ご相談者さまに何を言っても、とりあってもらえない」と諦めてしまっていたとすれば、おそらくこの12年間はほとんど喧嘩もなく、夫さまにしてみれば不満があっても言い出せず我慢し続けるものだったのではないかと思われます。

そしてそれは、このワクチンの件で、ご相談者さまは夫さまにこの程度のことを言っても大丈夫、許されるはずという前提で一方的に責めてしまったということに如実に表れていると感じます。仕事を休んでいろいろと世話をする夫さまに、「それをするのは当然で、何ならこれもできてない、あれもできてない」という姿勢で、責められたわけですよね。体調が悪いから、夫さまに言われたことがショックだったから、その態度をとってしまった。そのぐらいのことは謝ったら許してもらえる程度のことだ。と思っていたわけですよね。

これは常日頃、精神的に対等でないからこそこうなるわけです。対等でもないのに、「不満があれば言い合うのは、お互い様」だと思っているのであれば、それは、関係を継続していく道は開いていかないのではないかと思います。

幸い、まだ、お話合いができないほどの状況ではないご様子です。
しっかりとお互いの心に向き合ってお話合いができることを祈っております。
<追記>
大変申し訳ございません。状況について見当違いでした(字数制限)

2022年2月9日 10:09
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有り難し
おきもち

1971年生。岐阜大学教育学部卒業。医療法人に就職し、医療事務、経理、総務...
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拝読させて頂きました。
旦那さんもとてもショックだったでしょうしさぞ心を痛めたりお怒りになったのではないかと思います。夫婦であっても一人の人間ですから感情はありますからね。
ひとまずあなたも旦那さんもお互いをできるだけ休めて頂いてそれぞれに冷静になって見つめてみましょう。
第三者があれこれと言うものでもないかもしれませんからそれぞれに落ち着いてこれからのことをじっくりとお考えなさってみて、その上で心から謝罪なさりお互いを尊重しあいながらお話しなさってみてはいかがでしょうか?
あなたも旦那さんもそれぞれの思いをしっかりと一言ずつ言葉にしてしっかりとお話しなさり、相手の言うことにもしっかりと耳を傾けてみてくださいね。答えを急がずにしっかりとお考えなさってみてご判断なさってみてくださいね。
あなた旦那さんお子さんたちが心豊かに健やかにご成長なさっていかれ心から幸せに生き抜いていかれますよう切に祈っています。
そして皆さんを心より応援してますね。

2022年2月9日 9:37
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おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

お返事をいただくことができ、大変嬉しいです。ありがとうございます。
本当に、おっしゃる通りです。話すことが大事だと思うので、これからもその時間を作ります。ただ夫が取り返しがつかないような状況になってから言ってきたこと、いつも開き直った態度で上から目線での話し合いになることが納得しづらいです…。私自身の言動が原因でこのような状況になっていることは理解しているのですが、私も夫にこれまで傷つけられたこと、モラハラと取れるような言動をされたこともあるのに…と、どうしてもそれが心にひっかかっています。一緒に修復の話ができずにいるのがもどかしいですが、これから話しあいを重ねたいです。お礼のコメント欄にもかかわらず、また相談のようになってしまい、申し訳ありせん。お返事、大変嬉しいです。ありがとうございます。

中村建岳 様
ありがたいお言葉、ありがとうございます。心より感謝いたします。
私は専業主婦であり、我が家はこの時代に珍しい⁇男は仕事、女は家事育児のような家庭です。社会的地位も確立しており、夫の方が圧倒的にパワーバランスが上、頭の回転も早くこんなに口が達者な人に初めて会ったというぐらいの人で、私が何か意見したとすると、必ず言い負かされてしまいます。 俺が稼いでいるからいい暮らしができている、と言ったりはしませんがそういう雰囲気です。家事育児について否定するようなことも言われてきたりもしました…。私の説明が至らず申し訳なかったのですが、なんだか私が弱い立場の夫を追い込んだ形でお話が展開されていたので…。ですが、思い当たる部分は多々あります。何度も読み返しました。私がこの状況を作ったことを忘れず、お言葉を胸に、これから夫とまずはお互いの心に向き合って話をしようと思います。
本当に本当に、ありがとうございます。頑張ります。

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