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お仏壇のお焚きあげと区切りについて

回答数回答 2
有り難し有り難し 6

私は一人っ子で両親は亡くなりました。父が今年33回忌。母13回忌 結婚し子ども2人女の子です。主人は長男で仏壇のお世話しています。将来的に娘に私の実家の仏壇をお世話させるのは、無理かもしれません。 仏壇のおたきあげをして頂き区切りをつけるのは、どうでしょうか?浄土真宗ですので過去帳は残しておき手を合わす。お彼岸、お盆は菩提寺に行き法要を今までどうりしていただく。お墓は時期をみて永代供養してもらう。私が出来る間にしておきたいと思っています。母が生前戒名を頂いた京都の浄土真宗本願寺へ行って「お仏壇のお世話もできありがとうございます。これからも見守ってください。お願いします。」の気持ちを込めてお参りに行きたいです。宜しくお願いします。    


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ご自身のけじめとしては大切なことですね。

ゆなつき さま

こんにちは、投稿拝見いたしました。若輩ながら回答というより、感想を添えさせて頂きます。
 宗派や地域性があるので、細かいところまでは存じ上げませんが、ゆなつきさまのそのお心がけは、おおよそ正しい方向に向かわれているのではないでしょうか。ご先祖さまの未来のご供養、そして娘さんたちへの気遣い、「老婆心」というのでしょうか。よろしいことだと思います。ご供養の環境と周辺の整理、お疲れ様です。母親の後ろ姿を見て、娘さんたちが大切な何かを感じ取る機会、豊かな心を家庭の中で養う機会になってくれるといいな、などと小僧としては思います。合掌

追記、ゆなつきさま、他の方の回答もいただくことができてよかったです。
御礼の言葉にも似たようなことが書かれていますが、いつでも気持ち良く、安心して暮らしていられる心でいられるように生きていくことこそが、仏教的な生き方なのです。どうか、ご自身の人生、仏道を御精進くださいませ。御礼ありがとうございました。

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有り難し
おきもち

こんにちは。 埼玉県秩父市のお寺で住職をさせて頂いております、野村圭秀と申します。 縁に随って生かされている、そんなことを感じている40代の僧侶です。 沢山の回答はできませんが、よろしくお願いします。 【プロフィールを見てくださった方へメッセージ。】  一期一縁、再び訪れることのない今<時間>や此処<場所>を生きていく、というコトを私は心掛けるようにしています。 どんなに辛く、悲しく、暗い所にいても、心を閉ざしていたとしても、あなたのすぐそばにはきっと、自分が気づいていない『誰か』や『何か』が支えてくれているはずです。 大丈夫、きっと大丈夫です。 自分を信じて生きていくことが必要な時代です。 ただ、自分だけでは不安になってしまうので、もう一つ支えてくれる何かを見つけられるといいと思います。 例えば、私の場合は『宗教的な生き方(実践)』であり、それは『仏教』や『禅』という思考や教えをベースとした生き方です。 難しい言葉ですが『自灯明、法灯明』という生き方かもしれません。  あなたの場合は何に支えられているでしょうか?  ご自身で考えてみる機会になれば幸いです。 自分で考えることで、自身が救われていきます。他人が示すことができる正解などはありません。 その答えが少しでも見出すことが出来たならば、次の一歩が、次に進むべき道が見えてくるのではないでしょうか。 合掌 【おぼうさんず💗ラブ 記事】 https://hasunoha.jp/article/mihotoke/52                        

どこかで区切りが必要なときもあります

ご質問拝見させていただきました。
近年ゆなつき様と同じような環境の方が増えてきております。
基本的にはゆなつき様のお考えでよろしいかと思います。
どこかで区切りをつけておかないと、後々娘さんたちが頭を悩ませることになりますので。
ご自宅のお仏壇とお別れをして、今後は菩提寺で法事法要を勤めていただく。結構かと思います。
ただし、娘さんを含めてご家族でよく相談してくださいね。そのうえでお手次ぎのご住職にお話されるとよろしいかと思います。
京都のご本山にも是非お参りください。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ありがとうございます。少し気持ちが楽になりました。仏壇を無くしてしまう罪悪感と仏壇を残して娘への負担の気持ちが嘘のよう無くなりました。私の悩みに耳を傾けて下さる方がいて優しいアドバイスを受けれることに感謝です。迷ったたら独りで抱え込まないで相談する。とても良いことですね。ありがとうございました。今年のお盆には、気持ちよくご先祖様にご報告し感謝の気持ちでお参りしたいです。

ありがとうございます。相談事に応えを下さることの喜びをしみじみ感じます。人の気持ちや仏様、神様、魂は、目に見えるものではないので、なかなか自分自身悩みました。ここで相談し解決に導いてくださり感謝の気持ちでいっぱいです。

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