母を支えるために離婚するしかないのか。
50代半ばの母と20代の妹がいます。
(父は病気で他界)私は4年前に結婚し、2児を育てています。
母は以前から「娘(妹)が結婚したら、今の家の家賃は一人では払えないから、もっと安い所へ移るしかない」「(祖父から継いだ)今の会社を閉めたら、資格も持たない私には働く先なんて無い」「最後は姥捨山に行くしかない」と言います。
このように漏らす母の事が心配でたまらず、私は母に笑顔で居てもらうために精一杯支えていきたいのです。
経済的に苦しいながらも女手一つで育ててくれた母を姥捨山にだなんて…考えただけで心が痛みますし、この先どうやって支えていけるのか考えなかった日はありません。
父が生きていた頃から、経済的に苦労してきた母には、これからは楽をして欲しいと思っています。もう母の口からお金の悩みを聞くのは嫌なのです。子供の頃から経済的に不安定なシーンに遭遇すると、私は自分のせいだと自身を責めてきましたし、必要以上に落ち込んでいつもビクビクしていたからです。
私には2人の男の子が居ますが、仕事上ほとんど家に帰れない主人との生活を懸念し(実際に1人で全てこなすのは大変だったため)、最近私の実家の近くに引っ越しました。
事実上、母と同居状態です。
この生活を始めて、「私も仕事復帰するし、この先こうして母と一緒に暮らせたら、母も元気に生活していけるんじゃないか」と思うようになりました。
第一に主人の働きのお陰ですが、母との同居を強要することは出来ません。
主人に無理してもらわないといけないのであれば、その時は主人と別れ、母が孤立した老後生活を送らないで済むよう、一緒に暮らしていこうとすら考えています。
私の考えは極端でしょうか?
母は幸せなのでしょうか。
今日も母の口から「私は自分一人で生活もできなくて情けない」と聞いて、とても苦しく、結婚したことすら悔やんでいます。
眠れそうにありません。
親離れ出来ていないと思われるのは承知ですが、母の将来を憂いてばかりで、自分の精神状態も悪くなりそうです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
歳を重ね連れ合いを亡くしたら、あなたも子の離婚を望みますか。
それは最終手段だと思うのですよ。
お子さんは、今の子守り(お母さま)があればいいのでしょうか。父親がいてこそです。それは、あなたが一番わかっていることでしょう。
お母さまが嘆く気持ちもわかりますが、そのようなことをいつも口にすると、あなたを追い込んでしまいます。それが、子(あなた)や孫の幸せなのでしょうか。
歳を重ね、子どもが自立し、連れ合いを亡くしたら、あなたもお子さんの離婚を望みますか。
皆、そうなったことを想定しながら、仲間やコミュニティを作ったり、行政の生活相談を調べたり、地域情報を知っておくのです。孤独にならないための様々な支援がありますから。まずは、そこに手を伸ばすことを、お母さまにもおすすめしてください。
地域にどれだけの支援サポートがあるのか調べましょう。仕事が出来ないばかりではなく、探してみたり、やってみないとわからないこともあります。それらを試していきましょう。
離婚は、夫さんや子どもたちの意思を無視していますよ。ちゃんと話し合ってね。
質問者からのお礼
中田様
夜分に関わらず、ご回答いただきありがとうございました。そうですよね、周囲には様々なサポート体制がありますし、仕事についても「あれは出来ない、これは出来ない」と決めつける事が自身を苦しめる事だってあるのだと思います。
私の場合は、きっと幼い頃から家族の顔色を気にし過ぎてきた事が大人になった今でも影響しているのでしょう。
子育てで悩み、主人との関係で悩み、持病に苦しみ、その中で母の嘆きを聞いていると、寂しくて苦しくてこちらに相談してしまいました。
私も変わらなくてはならないのかもしれません。