夫が苦しんでいます
お時間を頂き、ありがとうございます。
宜しくお願いいたします。
夫(40代半ば)とは結婚9年目で子供はおりません。
仕事関係で苦しんでいる夫をどうにかしてあげたいです。
夫はとても仕事ができ、真面目で考え方に芯があり、非常に努力家、論理的に物事を考えられる、私が心から尊敬できる人です。自分に厳しく、弱い人でもありません。
そんな夫は1年前に転職をしてから、仕事がうまくいっていないようです。いつも暗く、うなずく程度。会話らしい会話は全くなくなりました。そんな状態がもう9か月間続いています。私は明るく普通に接するようにしています。
夫から「一人になりたい、全てがしんどい」と別居を提案されたこともありますが、私が受け入れられず、そばにいたいと伝えました。
先日、会社の上司に電話で「すみません、すみません」と何度も謝っているところを聞いてしまいました。
私が少しでも話を聞いてあげられれば良いのですが、人に話したところで解決できない、と夫は誰にも相談するつもりはないそうです。
昨日はとうとう暴力を振るうに至らないまでも、私が恐怖を感じてしまうほどに激しく暴れ、八方塞がりの状況に自分でもどうしていいのかわからず苦しんでいるようです。
いつかきっと夫が今の苦しい状況から抜け出せると信じているのですが、一進一退、むしろ悪化しているような状況に、夫の健康状態や精神状態がとても心配です。
夫が変わってしまってから、毎日感謝の気持ちや無理をしないでほしいなど、簡単にメールを送るようにしています。結婚当初からもっとすべきだったと反省しています。返信は一切ありません。
唯一「吐け口」にできる私に甘えているのだと思いたいのですが、夫の冷たい態度がこんなにも長期間徹底していることで、そうも思えなくなってきてしまいました。
一人になりたいという夫の気持ちは本心なのでしょうか。私はそれに答えてあげたほうがいいのでしょうか。
私は夫の支えにはなれないのでしょうか。
私を無視し、ひとり殻に閉じこもってしまっている夫に、私は何をしてあげられるのでしょうか。
夫を助けたいです。夫が望んでいなくても、私に支えて欲しいなんて望んでいなくても、私は妻として夫を幸せにしたいです。
どうかアドバイスをお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
体調に異変が出たら、受診を勧めてください。
心配ですね。。。真面目で努力家の人は、一人で解決しようと、無意識に何でも抱え込んでしまいます。
職場や人間関係など、何が原因かはハッキリとは分かりませんし、あれこれ聞いたり、本人から不調を訴えられているわけでなければ、病院に相談しましょう〜とも言いにくいですね。(夫のプライドを傷つけてしまうかもしれませんし)
側で支える あなたにとって、夫の様子が変わってきているのは、心配で辛いことですが、今まで通り 見守りながらも、体調や行動に異変が出たら、専門家に相談や受診を されますように。一番に気づいてあげれるのも、妻である あなたですものね。倒れてしまわれるのではないかと、心配です。
夫の ご両親にも、相談されてはいかがでしょうか。力になって下さると思います。
デートを兼ねた坐禅会
文字では正直無理だと思うので申し上げるのですが、直接お寺にお越し頂き、坐禅会に参加していただければ有り難いです。
坐禅会とは坐禅をすることだと思っておられる方が多いですが、うちの坐禅会は坐禅の時間は実質20分ほどです。
ご主人を悩ませているのはご主人の中の思いですから、そのとげを抜いてあげることが一番でしょう。
あなたはあなたの問題。
ご主人が心配だという問題はあなたの問題。
そしてご主人はご主人の悩みが解決すればよいのです。
上司に対する不安、恐怖、もう失敗が出来ないというがけっぷち感。
自責、失敗をしたことに対する自分いじめ、気持ちが後ろ向きな所を改善すればよいと思います。
その為には、思考の世界から抜け出す必要があります。
それをするのが坐禅会です。
ご夫婦でデートも兼ねてご主人を誘ってみてください。
スッキリすると思います。
そばにいてあげてくださいね。
ご心配ですね。真面目でお仕事に責任感に強い方とお見受けします。
心機一転会社を変わって、うまくいっていないご様子がうかがわれます。
医師ではありませんが、ソーシャルワーカー、精神科ソーシャルワーカーです。
通院して医師の診断をうけ適切な指導、治療をお受けになったほうがよい状況にあるのではないかと思えますよ。奥さまもお辛いでしょうが、誰かが付いていてあげないと、心配な状況です。精神科、心療内科に行こうというとおそらく強く反発してしまいそうですね。疲れているみたいだから、万が一病気だと困るからと、この際、精密検査を受けてみたら?とさりげなく、何気にお話されたらどうでしょうか?くれぐれも、変わったとか、おかしいというのは禁句です。さりげなく。
内科で、心療内科を紹介してもらうとか、できれば内科と心療内科、両方に対応できるお医者さまならいいですね。また、事情が許せば、気分転換が大事です。最近、運動不足だから私、散歩やジョギングしたいんだけど、付き合ってくれたら助かるな。洋服買いたいんだけど、一緒にみて欲しいなあ。
理由はなんでもいいんです。あなたがご主人を頼りにしていること、一緒にいたいこと、楽しめることをされたらどうでしょうか?
これ以上進むようなら、会社の休職や退職を視野に入れることも必要でしょう。お一人で抱え込まないで、厚労省で、こころの耳、働く人のメンタルヘルス-ポータルサイトがあります。そちらでもご相談されることをお勧めします。
お二人の健康とお幸せを祈っています。どうぞお幸せに!
追伸
ご努力されてますよ。ほんとうに十分に配慮されているとおもいます。9ヶ月よく辛抱されましたね。少ない情報で一般論でしか語ることができず。申し訳ございませんでした。ごめんなさあた。あなたの苦心が伝わってきました。あなたにこそ、休養が必要ではないかと思いました。しばらく静観し、見守りだけにして、あなた自身、心身ともにお休みしたり気分転換してください。ほんとうにご苦労さまです。
失礼いたしました。
あなたのお幸せを祈っています。
質問者からのお礼
中田 三恵さま
アドバイスありがとうございます。
「男性にも更年期障害があるそうよ」とか「身体を壊してしまったり、精神的に参ってしまったら仕事どころじゃなくなりますよ」とか、気になることは一方的にではありますが、簡単に一言で伝えるようにしています。やっぱり「病院に…」は夫のプライドやモチベーションを考えると言いにくいですね。言わなければいけなくなったときのために伝える方法は考えておこうと思います。
夫のご両親への相談ですが、夫の言う通り、話しても解決されない問題なら、話してしまうことに意味があるのかと思ってしまうし、義両親に心配をかけたくないという思いもあります。現在は表面上仲がいいですが、夫が子供の頃に親子間にかなりの確執があり(夫は悪くありません)、夫自身が望んでいないようにも感じています。
結局、私には何ができるのか…夫が限界を迎えるまで何もできないなんて、自分の無力さに情けなくなります。
今すぐどうにか和らげてあげたい、せめていつまで頑張ればいいのかを示してあげたいと思ってしまいます。
いつか二人で笑いながら話せる日が来ることを夢見て、前向きに夫を見守っていこうと思います。
ありがとうございました。
丹下 覚元さま
アドバイスありがとうございます。
夫の問題は夫にしか解決できない、私の問題も私にしか解決できないのですね。
そう言われると、夫を突き放してしまうようで、心が痛みます。
まだ心では理解できませんが、頭ではよく理解できました。
私自身も夫と一緒に気分転換をしたり、楽しく同じ時間を過ごしたいと思うのですが、夫が極端に私を避けます。
週末の2日間や祝日はこの9か月間ずっと家にはいません。
土曜日の早朝に家を出て、日曜日の夜帰ってきます。
きっと一人で考えたいのだと思います。
私もあえて何も聞かず、気分転換頑張ってという思いを込めて、笑顔で送り出しています。
私の勝手な思いであり願望かもしれませんが、今は一緒にいると私に当たってしまうので、それを避けてくれているのかもしれないと思っています。
楽観的すぎな解釈でしょうか。
仕事が落ち着いて、夫の心にゆとりが戻ってきたら、是非座禅に誘ってみようと思います。
それまで、夫が潰れてしまわないように、私自身もしっかりと気を強く、前向きに頑張ります。
ありがとうございました。
三浦 康昭さま
アドバイスありがとうございます。
丹下さまへのお礼で書かせて頂いた通り、気分転換という意味では、夫は一人で頻繁に出かけています。
一緒に○○に行こう、○○が欲しいから見に行こう、などいろいろ誘ってみましたが、出かけるのも物を買うのも好きにしてくれていいと言われ、一緒に出かけることを拒まれます。
今は一人でいたいのだと思い、夫の気持ちを尊重しています。
現時点で夫の態度には波があり、それは会社でのその日の出来事に関係しているようで、日によって多少違います。
昨晩がこの9か月間の中で極端にひどかったので、私自身が怖くなり、不安になってしまいました。
今のところ、食欲もあり、きちんとご飯を食べてくれますし、比較的夜もあっという間に眠っているので(昨日以外は)、精神的に持ちこたえてくれているのだと思っていました。
会話もままならないですし、「かまうな」というオーラがすごいので、病院を勧めることが本当に難しく感じます。
私なりに少し考えてみようと思います。
ありがとうございました。
追伸
私へのご配慮までして頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
結婚してから9年間、私たち夫婦はたくさんの苦難を一緒に乗り越えてきました。
だから私自身は「今回も大丈夫」と前向きでいられます。
そう思わせてくれるのも、9年間積み重ねられた夫の優しさと人柄のおかげです。
なので今回のことは夫にとって余程のことなのだと思っています。
今回のことで、私自身自分がとても幼かったと実感できましたし、反省し、改善する機会を得ることができました。
少しは成長できたように思えます。無駄な苦労はないのだと夫にも伝えたいです。
ありがとうございました。