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とても怖いです。2

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有り難し有り難し 33

お坊様にはいつも大変お世話になっております。どうもありがとうございます。
前回の問答の続きとなります。

今でもとても怖いです。「おかしな人」の病名は統合失調症だそうです。
差別する訳ではありませんが統合失調症の人が刃物を振り回して事件を起こしていますよね。

また私の目の前に現れたらと思うととても怖いです。
そして怒りさえ湧いてきます。「なぜ私をターゲットにするの?」
「私は平和に暮らしちゃいけないのですか?」等です。

警察官に教えられた通り、もしもまた出くわしておかしな行動をとられたり家の近くをうろついていたら110番する。身の危険がありそうなら防犯ブザー。
ちょっとした知り合いのソーシャルワーカーさんに聞いたら「統合失調症の人は何を言われても聞かない。」そうです。
私は殺されたくありません。切実です。
前回そうでしたが非日常的な事が目の前で起こると恐怖で体が固まってしまって私は動けませんでした。その時は夫も一緒にいましたが。
もしもまた「おかしな人」に遭遇してしまったらと思っただけで怖いです。
こんな事がいつまで続くのかと思っただけでぐったりしてしまいます。
私が例え勇気を出して110番して運良く警察が来てくれたとしても「おかしな人」は警察署に連行され家族が迎えに来てそれでおしまいでしょう。法律でそうなっているらしいですね。
私が危害を加えられたら犯罪者として扱うのだそうですね。
「おかしな人」が目の前に現れただけでも物凄い恐怖なのに。
お金は掛りますが外出して夕方になってしまった時はタクシーを利用しています。
夫は私になんて声をかけたら良いのか分からないようです。私自身、どうしたらこの不安から逃れられるのかわかりません。

こんな状況の私に何か元気と勇気が湧く言葉をかけて頂けると幸いです。

2022年2月20日 19:56

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

周辺の方々にも声をかけながら何も起きないよう見守っていただく

私の相談者にもいらっしゃいますが、統合失調症の場合、幻聴や幻覚があり、周りには おかしな行動に見えても、本人はそのように思っているので、そうかと聞いていくしかないのですよね。

皆が攻撃性があるわけではなく、必ず犯罪に結びつくわけでもありません。
否定したり避けたりと刺激をせず、普通に接するが一番なのですけれどね。

行動が読めないと、あなたも不安ですよね。
しかし、相手は刃物を持ち出したりしたわけではないのでしょ。なぜ、あなたに近づくのでしょうね。知り合いが数少なく、あなたを思い出すのでしょうか。

ハスノハでも、あなたのお話を聞かせてもらうしか出来ませんが。お住まい周辺の親しい方々にも声をかけながら、何も起きないように見守っていただくのが現実的かなと思います。

2022年2月20日 23:03
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有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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病名が分かったことで一歩前進ではあります。

さぞかしご不安なお気持ちであると思います。
いつ何時と構えているだけでは心が休まる時がなく、ふと気になり始めるとその不安が増幅してしまうことになってしまいます。

豊臣秀吉がまだ日吉丸と呼ばれていた幼い頃、蜂須賀小六から「3日間のうちに床の間の刀を日吉丸が盗れたらそのままその刀を与える」という勝負をして、ずっと気を抜くことなく見張り続けた最後の最後に、蜂須賀小六は刀を奪われるエピソードがあります。
また、例えばサッカーで全く攻撃をせずにひたすら守りだけをするようなもので、そうすると相手は自由に攻撃し放題で、どんどん守備をかく乱し、守備側のストレスが大きくなり、いつかゴールを決められてしまいます。

守り一辺倒の状況で、不安だけを無くすというのは、余程の強靭のメンタルがある人か、襲われても全く負けないほど身体を鍛えたり格闘技などをできる人など、極めて限られる方だけです。

不安を無くしていく方向としては、防御とともに攻撃、つまり「相手を知り、対応策」を準備していくことです。その意味で、統合失調症という病名が知れたことは確かな一歩です。
(国立精神・神経医療研究センターの統合失調症情報提供ガイドです。)
https://www.ncnp.go.jp/nimh/chiiki/documents/kazokushinrikyoikuhen.pdf
可能であれば、その方の「支援者」や家族の方とコンタクトをとって、「今はわりと落ち着いている」など、時々の情報を共有できるような協力がえられれば、いつもずっと怯えなければいけないという状態から、少し開放されるはずです。先方としても、実際にご相談者さまのところまでその方が現れている事実があるので、全く関係ないという態度は取られないと思います。
また、行政の相談窓口を利用して、よりその病気に対する理解を深め、対処法を考えることで不安が軽減されていくと思います。

状況が改善されることを祈っております。

【ご返事ありがとうございます。追記させてください】
剣道のご経験があるのとないのでは大きな違いですね。何かの時には、まず防犯ブザーを押して、一息落ち着いて、竹刀は難しいですが、昔、同心が持っていた十手のようなものとか折り畳み傘をお守りのように持っておくと、なお心強いかもしれないですね。
【再追記】
備えあれば患いなしですね!(文字制限)

2022年2月22日 9:54
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有り難し
おきもち

1971年生。岐阜大学教育学部卒業。医療法人に就職し、医療事務、経理、総務...
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質問者からのお礼

早速のご回答どうもありがとうございます。
マンションの管理人さんにも話しました。マンションの周りで見知らぬ人や長時間止まっている車があったら「声をかけて移動するように」言ってくれるそうです。
夫は気晴らしに出かける予定をたててくれています。

中村建岳様
貴重な情報と共にアドバイスを頂き本当にどうもありがとうごさいます。私は「おかしな人」の家の場所も電話番号も知らないので直接、「おかしな人」の家族と話す事はできないです。恐らく会社に聞いても個人情報なので教えてはくれないと思います。
私は学生時代、剣道部だったので竹刀を竹刀袋に入れて持ち歩こうとも思いましたが私の内科のかかりつけ医にお願いして先生のお知り合いの精神科医にアドバイスを聞いてもらったところ、「例え話しかけられても完全無視、何かおかしな行動をとられても完全無視でリアクションしない。町中で私が目立つような服装をしない。逃げる。統合失調症の人は人の話しは聞かない。」という内容でした。なので竹刀を竹刀袋に入れて持ち歩いていたら目立ってしまうのでダメそうですね。
今考えているのはとにかく防犯ブザーを鳴らす事です。
何とか「おかしな人」のターゲットから外れたいです。
同じように「おかしな人」に不審な行動をとられた人が職場にいたのですが以前、彼女経由で「私の事は一切忘れて、関わらないでほしい」と「おかしな人」に伝えて貰ったのですが効果はなかったようですね。もともと人の話を聞かない統合失調症の人に話しをしても無駄でしたね。
とにかく防犯ブザーを鳴らしてみます。

中村建岳様
本当に親身にお話を聞いてくださりどうもありがとうございます。防犯ブザーも2個持つとか杖も持っているので杖として使っていざという時には持ちかえて、こちらは戦う姿勢がある事を見せるのも良いかもしれませんね。

中村建岳様
何度も失礼します。
今日は杖を持ち外出しました。何故か安心しました。
これから久しぶりに素振りをしようと思います。マンションなので声は出せませんが。
剣道をこんな理由で使おうとしていて剣道家の皆さんや剣道に汗を流して練習している剣士達には申し訳ない気持ちで一杯ですが、「おかしな人」がもしも凶器を持っていた場合を考えるとこちらも防御しなければなりません。警察がくる前に私が刺されたらこちらの負けですから。
木刀や竹刀ではないのでそんなに威力はないです。

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