hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

不適切な発言の後悔

回答数回答 1
有り難し有り難し 7

長引くコロナ禍の影響か、よく思考がネガティブになり、定期的に過去の過ちを思い出しては後悔することが続いていますが、その中の1つについて書かせていただきます。

私には学生時代からよく悩み事の相談を気兼ねなく聞いてくれる異性の友人がいるのですが、LINEでの会話で私がデリカシーを欠いた大変不躾で失礼なことを聞いてしまい、相手に不快な思いをさせてしまったことがあります。
すぐに謝罪のメッセージを送り、本人からは許してもらえましたが、今でも彼女と連絡を取るたびにその時の罪悪感が頭をよぎり、後ろめたい気持ちになってしまったり、男として恥ずかしさで死にたくなります。

私は許されていいのでしょうか…

2022年2月23日 22:30

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

許されていいかどうかは相手が決める

人間関係は単純です。
相手に与えるメリットがデメリットを下回れば切られます。
しかし、そのメリットとなるものに“心”とか“感情”が入るからややこしく見えるだけなのです。

思い出などが最たる例です。
相手を友人として抱えておくことで罪悪感がまぎれる、などという例もあります。
友情・愛情・共感・親近感・優越感・保護欲・性欲・支配欲
数えきれない感情と、『今まで付き合ってきたから切るのがめんどくさい』などというデメリットの例まであるので複雑怪奇に見えるのです。

でも、結果だけを見れば単純です。
“あなたとまだ友人である”この事実だけで、相手はあなたを許しているのです。
あなたは失った信用を取り戻すために行動するのであって、自分が楽になりたいなどと甘えていてはいけませんよ。

2022年2月23日 22:57
{{count}}
有り難し
おきもち

けいじょう
日蓮宗の僧侶、啓誠(けいじょう)と申します。 修行に失敗し、一度は腐...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ありがとうございます。🙏

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ